技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

遺伝子治療薬の国内外規制と治験の進め方

多くの欧米ビッグファーマが開発に殺到中

遺伝子治療薬の国内外規制と治験の進め方

~医薬品の経済価値を、臨床試験でいかに評価するか?その評価項目とは~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、遺伝子治療の開発 (治験) を中心に我が国にける革新的医薬品開発の在り方について詳解いたします。

開催日

  • 2015年7月29日(水) 12時30分16時45分

修得知識

  • 遺伝子治療薬開発のボトルネックである規制と治験の問題への対応方法
  • ウィルスベクターに対するリスク(発がん性リスク、免疫原生リスクなど)への懸念
  • 開発に逃げ腰な多くの日本製薬企業に先駆け、開発を進めるポイント

プログラム

第1部. 遺伝子治療薬・細胞治療薬開発に関する国内外の最新規制動向

(2015年7月29日 12:30〜14:30)

遺伝子治療や細胞治療製品の先端医療製品の開発が急速に進展しており、多種多様な製品が開発されつつある。一方でこのような先端医療製品の開発では品質や安全性の評価が求められたり、また有効性の比較評価の困難さも使役され始めている。こういった先端医療製品の国内外の最新の規制動向やその背景にある考え方について解説したい。

  1. 先進医療としての遺伝子治療・細胞治療製品の開発状況
  2. 各国の規制における違いとガイドライン (遺伝子治療)
  3. 遺伝子治療の国際調和
  4. 各国の規制における違いガイドライン (細胞治療)
  5. 遺伝子治療の光と影
  6. 新たな遺伝子治療製品の開発とその評価
  7. 我が国の遺伝子治療の開発とその規制
  8. 再生医療等製品と遺伝子治療
  9. 遺伝子治療臨床研究指針の改定
  10. 遺伝子治療製品の品質と安全性評価
  11. 遺伝子治療製品をどのように評価していくか
    • 質疑応答

第2部. 我が国における遺伝子治療薬の治験実施とその課題

(2015年7月29日 14:45〜16:45)

iPS細胞などのヒト幹細胞を用いた先進医療技術が難治性疾患に対する新たな治療法と して脚光を浴びている。これを受け、我が国においても再生医療安全性確保法が制定 され、また、薬事法も改正されて新たに「再生医療等製品の条件付き及び期限付き承 認制度」が導入された。ただ、今後、実際に革新的医薬品がどのようなかたちで開発 されていくかは不明瞭のままであり、特に、遺伝子治療薬においては通常の医薬品開 発では見られない複数の課題も存在する。

  • 遺伝子治療の原理
  • 遺伝子治療の歴史
  • 遺伝子治療の有効性と問題点
  • 欧米における遺伝子治療の現状
  • 欧米における遺伝子治療 (治験) と取り組み
  • 遺伝子治療の将来的展望
  • 我が国の遺伝子治療の現状
  • 我が国の遺伝子治療の審査体制
  • 臨床研究と治験の違い
  • 審査における遺伝子治療の特異性
  • ウイルスベクターの品質と特性解析
  • カルタヘナ対応
  • 我が国における遺伝子治療の展開と課題
  • 質疑応答

講師

  • 山口 照英
    日本薬科大学
    客員教授
  • 小野寺 雅史
    国立研究法人 国立成育医療研究センター 研究所 成育遺伝研究部 
    部長

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,500円 (税別) / 51,300円 (税込)
複数名
: 42,500円 (税別) / 45,900円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 42,500円(税別) / 45,900円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 47,500円(税別) / 51,300円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 85,000円(税別) / 91,800円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 127,500円(税別) / 137,700円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/9/16 CMC試験における信頼性の基準適用のポイントとQC/QA対応 オンライン
2025/9/16 コンピュータ化システムバリデーション (CSV) 初級講座 オンライン
2025/9/16 GVPの基本的重要事項の的確な理解と業務遂行能力の習得 オンライン
2025/9/16 バイオ/抗体医薬品における品質管理の基礎とトラブル対応 オンライン
2025/9/16 再生医療等製品の不純物等を含むCMC薬事文書、CTD-Q作成のポイントと製造・品質試験の実際 (2日コース) オンライン
2025/9/16 医薬品包装工程のバリデーション (PV) の重要性と工程トラブル改善事例 東京都 会場・オンライン
2025/9/17 洗浄バリデーションにおけるリスク評価と残留許容値設定/運用 オンライン
2025/9/17 医薬品ライセンスを想定した開発早期段階での事業性評価と契約におけるリスク回避策 オンライン
2025/9/17 GDPに対応する温度・文書管理・バリデーションと輸送業者の管理 オンライン
2025/9/17 バイオ/抗体医薬品における品質管理の基礎とトラブル対応 オンライン
2025/9/17 PIC/S GMP Annex 1 汚染管理戦略につながる無菌医薬品製造設備の設計・エンジニアリング オンライン
2025/9/17 医薬品や化粧品における経皮吸収の基礎と評価手法 オンライン
2025/9/18 GMP管理ではない (non-GMP) 原材料供給業者の製造・品質管理の要求事項/監査 (書面・実地) のポイントと監査時のチェックリスト・着眼点 オンライン
2025/9/18 GMPに基づいた衛生管理とその徹底 オンライン
2025/9/18 生成AIを使用した戦略的な内部監査・供給者監査の実施方法 オンライン
2025/9/18 医薬品・バイオ技術のライセンスイン・アウトの実務ポイント オンライン
2025/9/18 医薬品や化粧品における経皮吸収の基礎と評価手法 オンライン
2025/9/18 Microphysiological Systems (MPS) の基礎と応用、開発動向 オンライン
2025/9/18 痛覚変調性疼痛とマーケティング戦略 オンライン
2025/9/19 無菌医薬品製造における汚染管理戦略 (CCS) の立案と実践 オンライン

関連する出版物

発行年月
2025/6/11 タンパク質分解医薬の実用化に向けた基盤技術と評価
2025/4/14 製薬業界55社〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/4/14 製薬業界55社〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/2/20 医薬品製造を目的としたプロセス化学と薬事規制及び製薬企業の動向
2025/1/27 世界の中分子医薬・抗体医薬、およびCDMO最新業界レポート
2024/11/29 ファインケミカル、医薬品の連続生産プロセス
2024/9/30 タンパク質、細胞の吸着制御技術
2024/9/30 最新GMPおよび関連ICHガイドライン対応実務
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応 (製本版 + ebook版)
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略 (製本版 + ebook版)
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略
2023/11/30 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション - (製本版 + ebook版)
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション -
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応 (製本版 + ebook版)
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応
2023/2/28 mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用