技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

現場で役立つ精密塗布トラブル対策

現場で役立つ精密塗布トラブル対策

~ダイ・グラビアコートの基礎から問題点とその解決策まで~
東京都 開催 会場 開催
  • 異物、塗布スジ、塗布ムラ、膜厚分布の不均一化、ゴミ、泡・・・etc
  • ダイコートとグラビアコートの現場課題とその対策方法などについて役立つ内容を伝授

概要

本セミナーでは、ダイ・グラビアコートの基礎から問題点とその解決策まで解説いたします。

開催日

  • 2014年10月22日(水) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 精密塗工に関連する技術者
  • ダイコート、グラビアコートに関連する技術者

修得知識

  • ダイ・グラビアコートの基礎
  • 各コーター実用化時の現場で発生する問題点と解決策
    • 異物
    • 塗布スジ
    • 塗布ムラ
    • 膜厚分布の不均一化
    • ゴミ

プログラム

精密塗布技術を機能性フイルムの実用化等に応用展開する場合の技術的な課題やポイント、さらに、開発段階で考慮すべき課題 (処方設計・塗布技術・送液技術) などについて言及したい。 また、機能性フイルムの実用化時に多く利用されている、塗布の多層化の課題・問題点にも言及する。 具体的には、機能性フイルム等の実用化時に多く利用されているダイコートとグラビアコートの現場課題 (異物、塗布スジ、塗布ムラ、膜厚分布の不均一化、ゴミ、泡,・・・) を中心に、その対策方法などについて、現場技術者に役立つ内容にまとめた。
  1. 精密塗布技術の位置付け
    1. 塗布技術の位置付け (処方設計・塗布技術・送液技術)
    2. よく利用されている塗工方式 (ダイ、マイクログラビア・・・等)
    3. 各コーターの特徴、塗布量Control方法
    4. 設備技術の対応
      1. 先端形状の加工仕上げ精度の向上
      2. 先端への超硬合金、HIP技術の導入
  2. 機能性フイルムの塗布多層化時の考慮すべき課題
    1. 同時多層塗布と逐次多層塗布の比較
    2. 逐次多層塗布の課題
  3. 各コーター実用化時の現場で発生する問題点とその解決策
    1. ダイコート で発生する問題点とその解決策
      1. 塗布スジ対応の発生原因と対応
        1. ダイ先端部への泡のトラップ
        2. ダイ先端部へのブツ (異物) のトラップ
        3. ベースに付着しているゴミ (異物) のトラップ
        4. ダイ先端部またはスリット部での塗液の乾き
        5. ダイ先端エッジ部でのベース削れ
      2. 塗布ムラ (横段ムラ、塗布ムラ、乾燥ムラ)
      3. 巾方向の膜厚分布の均一化対応
      4. 機能性フイルムのクリーン化技術 (異物、ゴミ対策)
    2. Micro Gravure Coatで発生する現場の問題点とその解決策
      1. 塗布量管理?
      2. 液濃度の変化?
      3. ブレード管理?
      4. スジ故障
      5. ムラ故障
      6. 厚さの不均一対応
      7. シワ
      8. Scratchの問題
      9. Rainbow ムラ
    • 質疑応答

講師

  • 金子 四郎
    有限会社 金子技術事務所
    代表取締役

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5階 第4講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/6 トライボロジー (摩擦、摩耗、潤滑) の基礎と耐摩耗対策、摩擦制御法 オンライン
2024/5/7 ペロブスカイト太陽電池における塗工・乾燥のスケールアップ オンライン
2024/5/7 異種材料接着に向けた金属の表面処理技術と接着性の改善 オンライン
2024/5/8 高分子の接着性改善と表面処理、界面の構造評価技術 オンライン
2024/5/9 溶融製膜/溶液製膜によるフィルム成形技術の基礎と実際 オンライン
2024/5/10 スプレードライヤ (噴霧乾燥) の基礎と実践および応用技術 東京都 会場・オンライン
2024/5/13 微粒子の分散安定化の基礎と実際 オンライン
2024/5/14 スプレードライ (噴霧乾燥) の基本原理、運転管理と実用総合知識 オンライン
2024/5/16 半導体めっきの基礎とめっき技術の最新技術動向 オンライン
2024/5/17 化粧品粉体の基礎と表面処理 オンライン
2024/5/17 Excelとシミュレータによる化学プロセス計算入門 オンライン
2024/5/21 ぬれ性のメカニズムと制御・測定技術 オンライン
2024/5/21 ラミネート技術の基礎・トラブル対策とヒートシール技術のポイント オンライン
2024/5/21 プラズマによる表面改質技術の基礎と応用 オンライン
2024/5/22 防汚コーティング技術の総合知識 オンライン
2024/5/22 プラズマCVD (化学気相堆積) 装置による高品質薄膜の成膜技術、および量産化対応 オンライン
2024/5/23 乾燥操作の基礎と乾燥機の性能評価・設計およびトラブル対策 オンライン
2024/5/24 基材表面への防曇性付与と持続性の向上 オンライン
2024/5/24 塗膜の濡れ・付着・密着コントロールとトラブル対策 オンライン
2024/5/28 液膜の塗布・乾燥プロセスの物理現象と膜厚ムラの形成メカニズム、回避・抑制指針 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/4/1 反射防止フィルム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/4/1 反射防止フィルム 技術開発実態分析調査報告書
2023/11/30 造粒プロセスの最適化と設計・操作事例集
2023/8/31 “ぬれ性“の制御と表面処理・改質技術
2023/5/31 塗布・乾燥のトラブル対策
2022/5/31 分離工学の各単位操作における理論と計算・装置設計法
2022/5/20 コーティング技術の基礎と実践的トラブル対応
2021/3/26 超撥水・超撥油・滑液性表面の技術 (第2巻) (製本版 + ebook版)
2021/3/26 超撥水・超撥油・滑液性表面の技術 (第2巻)
2020/5/29 凍結乾燥工程のバリデーションとスケールアップおよびトラブル対策事例
2020/1/30 凍結乾燥の最適な条件設定による品質の安定化 - ラボ機と生産機の性能の違いを反映させたスケールアップ -
2019/12/20 高分子の表面処理・改質と接着性向上
2018/12/27 押出成形の条件設定とトラブル対策
2018/8/31 防汚・防水・防曇性向上のための材料とコーティング、評価・応用
2018/3/29 超親水・親油性表面の技術
2017/9/25 乾燥技術の基礎とトラブル対策
2015/10/1 すぐ分かるラミネート加工技術と実際およびトラブル・シューティング
2015/7/30 ダイ塗布の流動理論と塗布欠陥メカニズムへの応用および対策
2014/8/25 ぬれ性のメカニズムと測定・制御技術
2014/4/5 真空蒸着技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)