技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

インピーダンス測定の基礎とリチウムイオン電池解析への活用

インピーダンス測定の基礎とリチウムイオン電池解析への活用

~電気化学インピーダンス法の基礎、スペクトルの取り扱い、電極構造・電極反応の評価~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、交流信号解析の基礎から解説し、電気化学インピーダンス法のリチウムイオン二次電池の解析への応用について詳解いたします。

開催日

  • 2014年6月20日(金) 12時30分 16時30分

修得知識

  • 交流信号解析の基礎
  • 電気化学インピーダンス法の基礎
  • 電気化学インピーダンススペクトルの取り扱い
  • 電気化学インピーダンス法のリチウムイオン二次電池への応用

プログラム

 電気化学インピーダンス法は、交流電位もしくは交流電流信号を用いることで、電極構造や電極反応を詳細に評価することができる手法です。電気化学インピーダンスでは、インピーダンスの時定数を分離することができるため、電極構造や電極特性を非破壊にて調べることができます。このため、電池・センサ・腐食防食など様々な分野で応用されています。
 本セミナーでは、交流信号解析の基礎から、リチウムイオン二次電池の解析への活用までを扱います。「電気化学インピーダンスを使うと電池材料特性の何がわかるのか?」という視点から基礎および最近の研究の状況や話題を解説いたします。ぜひご参加ください。

  1. 電気化学インピーダンス法の基礎
    1. 電気化学インピーダンス法の定義
    2. 電気化学インピーダンス法を理解するための数学 (複素平面)
    3. 電気化学反応と電気化学インピーダンスの関係
    4. 測定に用いられる電極、電気化学セル
    5. 測定装置 (ポテンシオスタット、FRA)
  2. 電気化学インピーダンススペクトルの取り扱い
    1. 回路素子 (抵抗・コンデンサ・コイル) を用いた電気化学インピーダンススペクトルの解釈
    2. 抵抗のインピーダンススペクトル
    3. コンデンサのインピーダンススペクトル
    4. コイルのインピーダンススペクトル
    5. インピーダンスの合成
    6. CPEを含む等価回路
    7. 拡散のインピーダンス
    8. 等価回路の組み方
  3. リチウムイオン二次電池への応用
    1. リチウムイオン二次電池へ電気化学インピーダンス法を適用すると何がわかるのか
    2. リチウムイオン二次電池の典型的なスペクトル
    3. 等価回路による解釈の例
    4. 最新の研究動向
    5. 参照極を導入した正・負極分離解析
    • 質疑応答・名刺交換

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 会議室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/11/26 リチウムイオン電池のリサイクル・リユース技術と市場の動向 オンライン
2024/11/26 グリーン水素製造のための光触媒を用いた「人工光合成」の基礎と応用、課題、最新動向 オンライン
2024/11/26 欧州のサーキュラーエコノミー政策と自動車産業 オンライン
2024/11/26 水素貯蔵・輸送材料および技術の課題・動向と水素エネルギー社会実現への展望 オンライン
2024/11/27 リチウムイオン電池の電極構成、特性と新型電池の材料技術、今後の展開 オンライン
2024/11/28 リチウムイオン電池のBMS設計と高精度残量推定手法・劣化予測手法 オンライン
2024/11/28 水電解によるグリーン水素製造への展望 オンライン
2024/12/3 カルノーバッテリー技術とPower to Heat技術に関連する高温蓄熱技術の最新動向 オンライン
2024/12/4 リチウムイオン電池のBMS設計と高精度残量推定手法・劣化予測手法 オンライン
2024/12/4 リチウムイオン電池の電極構成、特性と新型電池の材料技術、今後の展開 オンライン
2024/12/5 燃料電池、水素、アンモニアの最新動向と今後のビジネスチャンス オンライン
2024/12/6 全固体電池における技術・研究開発の現状と今後の動向 オンライン
2024/12/10 リチウムイオン電池のウェットプロセスとドライプロセス オンライン
2024/12/11 水素吸蔵材料の基礎と様々な水素貯蔵材料とその応用 オンライン
2024/12/11 導電性カーボンブラックの配合・分散技術と電池特性への影響 オンライン
2024/12/12 水電解によるグリーン水素製造への展望 オンライン
2024/12/13 カーボンニュートラル (CN) 社会における水素の現状と将来および技術動向 オンライン
2024/12/13 リチウムイオン電池セパレータのコーティングによる機能付与 オンライン
2024/12/17 水素吸蔵材料の基礎と様々な水素貯蔵材料とその応用 オンライン
2024/12/18 導電性カーボンブラックの配合・分散技術と電池特性への影響 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/6/24 EV用リチウムイオン電池のリユース&リサイクル
2024/6/19 半導体・磁性体・電池の固/固界面制御と接合・積層技術
2024/2/25 2024年版 水素エネルギー市場の実態と将来展望
2024/1/26 2024年版 太陽光発電市場・技術の実態と将来展望
2023/11/30 EV用電池の安全性向上、高容量化と劣化抑制技術
2023/11/29 リチウムイオン電池の拡大、材料とプロセスの変遷 2023
2023/11/29 リチウムイオン電池の拡大、材料とプロセスの変遷 2023 [書籍 + PDF版]
2023/11/24 2024年版 脱炭素エネルギー市場・技術と将来展望
2023/9/8 2024年版 スマートエネルギー市場の実態と将来展望
2023/6/14 車載用リチウムイオン電池リサイクル : 技術・ビジネス・法制度
2023/6/9 2023年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望
2023/5/31 アンモニアの低温・低圧合成と新しい利用技術
2023/4/6 電池の回収・リユース・リサイクルの動向およびそのための評価・診断・認証
2023/3/10 2023年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望
2023/2/28 リチウムイオン電池の長期安定利用に向けたマネジメント技術
2023/2/17 2023年版 水素エネルギーの市場予測と将来展望
2023/1/20 2023年版 太陽光発電市場・技術の実態と将来展望
2022/11/21 海洋エネルギーの活用技術
2022/11/21 海洋エネルギーの活用技術 (CD-ROM版)
2022/11/11 2023年版 スマートグリッド市場の実態と将来展望