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次世代動画広告の台頭 2014

世界と日本の最前線

次世代動画広告の台頭 2014

~ソーシャル、メッセージサービス、デバイスの進化とTV・ネットの新たな連携~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2014年3月6日(木) 13時00分 17時00分

プログラム

1. ネットサービス型産業時代の動画広告の行方

(2014年3月6日 13:00〜13:55)

(株) 野村総合研究所 システムコンサルティング事業本部
社会ITコンサルティング部 シニア研究員
山崎 秀夫 (やまざき ひでお) 氏

 ありとあらゆるモノがインターネットに繋がるスマート工業社会が到来し、新しい経済成長が始まるのではないかと期待され始めている。その中で動画広告はどう変化するのか、スマートフォンやスマートウォッチなどのウェアラブルを含む動画広告、デジタルテレビとの二画面広告はどう変化を遂げるのか課題は多い。また、メッセージサービスの台頭で変化を始めたソーシャルメディアと動画広告の関係も見逃せない。
 本講演では、モノのインターネット時代の各産業 (スマート住宅、スマートカー、スマート店舗、スマート航空サービス、スマートスタジアムなど) の変化及びソーシャルメディアの変化の中での動画広告のポイント、テレビCMとの関係も併せ概説する。

  1. モノのインターネットの時代とスマート工業社会の到来
    • あらゆるモノがネットに繋がり、あらゆる産業がネットサービス型産業へと変化
  2. 変化するSNS、メッセージサービスの台頭と動画広告
  3. 代替財 (テレビCMとの競合) か 補完財 (テレビCMとの補完関係) か?
  4. セカンドスクリーン上の動画広告の戦い
    • ツイッターのVine、フェイスブックInstagramの戦略
  5. 英国スカイの戦略
  6. LINEのようなメッセージサービスが動画広告に出た場合に想定される仮説シナリオ
  7. 質疑応答/名刺交換

2. 世界の動画広告市場動向とAOLグループの動画広告事業展開

(2014年3月6日 14:00〜14:55)

AOLオンライン・ジャパン (株) 代表取締役
橋本 久茂 (はしもと ひさしげ) 氏

 AOLは、昨年9月に動画広告サービスのAdap.tvを買収。グループとして月間37億インプレッションの動画広告を配信し、グーグル社の動画広告配信規模を凌駕 (comScore社データ) した。AOLグループは、動画キュレーションサービスの“AOL On Network“、プレミアムAd Networkの“Advertising.com“、プログラマティック動画広告プラットフォームの“Adap.tv“等により先進の動画広告事業を展開している。
 本講演では、AOLグループの事業概要、世界の動画広告市場の動向、動画広告の基礎知識、Adap.tvの日本市場での展開をご紹介する。

  1. AOLグループの概要
  2. 動画広告市場動向
  3. 動画広告の基礎知識
  4. 最新動画広告事例
  5. Adap.tvの動画広告サービスと日本市場での展開
  6. 質疑応答/名刺交換

3. DACの挑戦と今後の展望

(2014年3月6日 15:05〜16:00)

デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム (株) 広告技術研究室 室長
永松 範之 (ながまつ のりゆき) 氏

 日本で動画広告が開始されて10年以上経過し、メディアやデバイス、テクノロジーの変化は動画広告においても数多くの進化をもたらしている。DACでは様々なメディアと連携し、国内外のテクノロジー企業との提携や自社によるテクノロジー開発等によって、動画広告を推進している。
 本講演では、動画広告への理解を深めてもらうとともに、DACにおける新たな動画広告フォーマットの開発やスマートデバイスをはじめとする様々なデバイスでの展開等の最新の取組み状況、動画広告の効果や課題、今後の展望についてお話しする。

  1. 動画広告の変遷と変化
  2. DACの動画広告における取組み
  3. 動画広告のもたらす効果
  4. 動画広告の課題と展望
  5. 質疑応答/名刺交換

4. Yahoo! JAPANが考えるビデオ広告の役割とこれからの世界観

(2014年3月6日 16:05〜17:00)

ヤフー (株) マーケティングソリューションカンパニー
マーケティングイノベーション室 室長
友澤 大輔 (ともさわ だいすけ) 氏

 スマートフォン、タブレットなどデバイスの進化は、テレビの在り方に影響を与え、まさに放送と通信の融合の時代といえる。テレビやインターネットをマーケティングに活用する企業は、テレビCM、インターネット広告、ビデオ広告の効果的な活用に関心を高めている。
 Yahoo! JAPANは無料動画サービスのGyaO!を開始以来、ビデオ広告を提供し続け、その知見を蓄積してきた。また、映画から投稿動画まで映像を紹介するYahoo!映像トピックスを展開する媒体社の立場からも動画視聴に関する傾向をとらえている。
 これらをもとに、映像と音声による豊かな表現が可能であり、情報伝達量が圧倒的に多いビデオ広告がもつ価値や可能性を考察するとともに、今後目指すべく世界観をお話しする。

  1. デバイスの進化、テクノロジーの発展とビデオ広告
  2. Yahoo! JAPANとビデオ広告との関わり
  3. GyaO!のサービスと事例、その洞察
  4. Yahoo! JAPANが考えるビデオ広告の役割と価値
  5. Yahoo! JAPANが目指す世界観
  6. 質疑応答/名刺交換

講師

  • 山崎 秀夫 (メディアコンサルタント)
    (株) Beat Communication
    顧問/メディアコンサルタント
  • 橋本 久茂
    AOLオンライン・ジャパン 株式会社
    代表取締役
  • 永松 範之
    デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム 株式会社 新規テクノロジー事業開発本部 研究開発局
  • 友澤 大輔
    ヤフー 株式会社 マーケティングソリューションカンパニー マーケティングイノベーション室
    室長

会場

SSK セミナールーム
東京都 港区 西新橋2-6-2 ザイマックス西新橋ビル 4F
SSK セミナールームの地図

主催

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