技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

リチウムイオン電池 製品・材料・用途別トレンド 2013

リチウムイオン電池 製品・材料・用途別トレンド 2013

リチウムイオン電池 製品・材料・用途別トレンド 2013の画像

ご案内

刊行のねらい

 近年,リチウムイオン電池の世界市場は拡大しているが,新規参入と技術水準の向上等など競争は激化している。車載用はEV市場の立ち上がりが遅れ,期待に反して関連企業の業績の低迷に直面したが,2013年には成長軌道に入るとみられる。また,電力需給の逼迫とともに蓄電池需要が広がりを見せ,中・大型蓄電市場が再評価されている。LiB関連では,ワイヤレス給電技術の国際標準化作業などが進行し,EV向けの急速充電器は,規格の世界標準争いが起きている。またスマートハウス関連市場が,2020年に世界で12兆円が創出されると予想されるなど期待が大きい。 本レポートは,急激な成長が見込まれる,中・大型LiBの,製品,構成材料,用途別の市場,参入企業の事業を調査しまとめたものである。リチウムイオン電池に係わる多くの方々のお役にたてると確信する。

本レポートの特徴

  • リチウムイオン電池の業界の動向
  • 主要4部材,LiB構成材料の市場およびメーカー動向
  • 車載向けLiBおよびワイヤレス給電の開発動向
  • 定置用,住宅用蓄電池の開発動向

目次

第1章 リチウムイオン二次電池業界の動向

  • 1 概要
  • 2 リチウムの生産方法
    • 2.1 鉱物採取からかん水方式へ
    • 2.2 リチウム産出の主要国
  • 3 リチウムイオン二次電池の市場
  • 4 形状と市場動向
  • 5 主要4部材世界市場規模
  • 6 生産数量と販売数量
  • 7 世界シェア
  • 8 韓国
  • 9 中国
  • 10 米国
  • 11 今後の電池コスト予測
  • 12 ボーイング787のバッテリー発火問題とその余波
  • 13 メーカー動向
    • 13.1 パナソニックグループ(三洋電機)
    • 13.2 ソニー
    • 13.3 ジーエス・ユアサコーポレーション
    • 13.4 NEC
    • 13.5 日立製作所
    • 13.6 東芝
    • 13.7 エナックス
    • 13.8 エリーパワー
    • 13.9 サムスンSDI
    • 13.10 LG化学
    • 13.11 BYD
    • 13.12 BAK
    • 13.13 コンチネンタル
    • 13.14 主なリチウムイオン二次電池メーカーの動向一覧

第2章 構成材料の市場動向

  • 1 主要4部材の市場
  • 2 正極材料
    • 2.1 概要
    • 2.2 市場動向
    • 2.3 正極活物質
    • 2.4 今後の競争環境
    • 2.5 正極材の動向
    • 2.6 メーカー動向
      • 2.6.1 主なコバルト系メーカー
      • 2.6.2 主なマンガン系メーカー
      • 2.6.3 主なニッケル系メーカー
      • 2.6.4 三元系の主なメーカー
      • 2.6.5 リン酸鉄系の主なメーカー
      • 2.6.6 その他のメーカー
  • 3 負極材料
    • 3.1 概要
      • 3.1.1 炭素系材料
      • 3.1.2 新材料
    • 3.2 市場動向
    • 3.3 メーカー動向
      • 3.3.1 炭素系材料メーカー
      • 3.3.2 新材料系メーカー
      • 3.3.3 海外メーカー
    • 3.4 負極活物質
  • 4 電解液・電解質
    • 4.1 概要
    • 4.2 電解液溶質材料
    • 4.3 市場動向
    • 4.4 メーカー動向
      • 4.4.1 六フッ化リン酸リチウム(LiPF6)を電解質に用いるメーカー
      • 4.4.2 六フッ化リン酸リチウム(LiPF6)メーカー
      • 4.4.3 電解液メーカー
    • 4.5 全固体電池の特徴
    • 4.6 電解液・電解質の見通し
  • 5 セパレータ
    • 5.1 概要
    • 5.2 市場動向
    • 5.3 セパレータの構造
    • 5.4 メーカー動向
      • 5.4.1 既存メーカーの動向
      • 5.4.2 新規参入(予定を含む)メーカー
      • 5.4.3 セパレータ今後の展望
  • 6 リチウムイオン二次電池製造装置の動向

第3章 ポストリチウムイオン二次電池の動向

  • 1 概要
  • 2 既存リチウムイオン二次電池の改良
  • 3 容量が2倍の革新電池
  • 4 容量が3倍以上の革新電池
    • 4.1 金属空気電池
    • 4.2 全固体電池
    • 4.3 多価イオン電池
    • 4.4 ナトリウムイオン電池
    • 4.5 シリコン+硫黄

第4章 用途別市場動向産業用

  • 1 概要
  • 2 車載用途
  • 3 業界動向
  • 4 自動車メーカーの動向
    • 4.1 トヨタ自動車
    • 4.2 本田技研工業
    • 4.3 日産自動車
    • 4.4 三菱自動車工業
    • 4.5 富士重工業
    • 4.6 ダイハツ工業
    • 4.7 ゼネラル・モーターズ(GM)
    • 4.8 フォード・モーター・カンパニー
    • 4.9 クライスラー
    • 4.10 ダイムラー
    • 4.11 フォルクスワーゲン
    • 4.12 PSA・プジョーシトロエン
    • 4.13 いすゞ自動車
    • 4.14 マツダ
    • 4.15 スズキ
    • 4.16 主な自動車メーカーの動向一覧

第5章 車載向けリチウムイオン二次電池

  • 1 業界・市場動向
  • 2 車載用リチウムイオン二次電池市場
  • 3 コスト,予測
  • 4 中国
  • 5 米国
  • 6 電気自動車のデメリット

第6章 ワイヤレス給電

  • 1 概要
  • 2 業界動向
  • 3 国際標準
  • 4 Qi規格
  • 5 コンボか,チャデモか
  • 6 業界動向
  • 7 ワイヤレス給電市場
  • 8 V2H
  • 9 充電スタンド
    • 9.1 概要
    • 9.2 業界動向
    • 9.3 主な充電インフラメーカーと充電インフラサービス事業

第7章 定置用リチウムイオン二次電池の市場展望

  • 1 概要
  • 2 業界動向
  • 3 企業動向
  • 4 大型エネルギー用途
  • 5 蓄電システムの種類
  • 6 企業動向

第8章 住宅用途,市場

  • 1 概要
  • 2 市場・業界動向
  • 3 HEMS
  • 4 企業動向
  • 5 商社

出版社

お支払い方法、返品の可否は、必ず注文前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本出版物に関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(出版社への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

体裁・ページ数

A4判 並製本 225ページ

ISBNコード

ISBN978-4-7813-0804-3

発行年月

2013年4月

販売元

tech-seminar.jp

価格

75,000円 (税別) / 82,500円 (税込)

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/12/4 リチウムイオン電池の電極構成、特性と新型電池の材料技術、今後の展開 オンライン
2024/12/4 リチウムイオン電池のBMS設計と高精度残量推定手法・劣化予測手法 オンライン
2024/12/5 燃料電池、水素、アンモニアの最新動向と今後のビジネスチャンス オンライン
2024/12/6 全固体電池における技術・研究開発の現状と今後の動向 オンライン
2024/12/7 自動車用パワーエレクトロニクスの基礎と技術動向 東京都 会場
2024/12/9 EVの熱マネジメントシステムと冷却・加熱技術 オンライン
2024/12/10 リチウムイオン電池のウェットプロセスとドライプロセス オンライン
2024/12/11 水素吸蔵材料の基礎と様々な水素貯蔵材料とその応用 オンライン
2024/12/11 導電性カーボンブラックの配合・分散技術と電池特性への影響 オンライン
2024/12/12 水電解によるグリーン水素製造への展望 オンライン
2024/12/13 カーボンニュートラル (CN) 社会における水素の現状と将来および技術動向 オンライン
2024/12/13 リチウムイオン電池セパレータのコーティングによる機能付与 オンライン
2024/12/17 水素吸蔵材料の基礎と様々な水素貯蔵材料とその応用 オンライン
2024/12/18 導電性カーボンブラックの配合・分散技術と電池特性への影響 オンライン
2024/12/18 核融合炉の研究開発動向と関連材料の要求特性・課題・開発動向 オンライン
2024/12/19 全固体電池および固体電解質の研究動向と今後の課題・展望 オンライン
2024/12/20 バッテリマネジメントとバッテリパック設計の要点 オンライン
2024/12/20 導電性カーボンブラックの特性、選定、分散技術 オンライン
2024/12/23 固体酸化物形燃料電池の材料技術、セル作製と可逆動作セルの開発 オンライン
2025/1/9 燃料電池、水素・アンモニアエネルギーの最新動向と今後日本企業がとるべき事業戦略 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/6/24 EV用リチウムイオン電池のリユース&リサイクル
2024/6/19 半導体・磁性体・電池の固/固界面制御と接合・積層技術
2024/2/25 2024年版 水素エネルギー市場の実態と将来展望
2024/1/26 2024年版 太陽光発電市場・技術の実態と将来展望
2023/11/30 EV用電池の安全性向上、高容量化と劣化抑制技術
2023/11/29 リチウムイオン電池の拡大、材料とプロセスの変遷 2023
2023/11/29 リチウムイオン電池の拡大、材料とプロセスの変遷 2023 [書籍 + PDF版]
2023/11/24 2024年版 脱炭素エネルギー市場・技術と将来展望
2023/11/15 EV用モータの資源対策
2023/11/14 x/zEV用電池の拡大 (目標、現状とグローバルな態勢) [書籍 + PDF版]
2023/11/14 x/zEV用電池の拡大 (目標、現状とグローバルな態勢)
2023/9/8 2024年版 スマートエネルギー市場の実態と将来展望
2023/7/6 x/zEVへの転換2023 (各国の現状、目標と課題)
2023/7/6 x/zEVへの転換2023 (各国の現状、目標と課題) [書籍 + PDF版]
2023/6/14 車載用リチウムイオン電池リサイクル : 技術・ビジネス・法制度
2023/6/9 2023年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望
2023/5/31 アンモニアの低温・低圧合成と新しい利用技術
2023/5/19 世界の充電インフラ 最新業界レポート
2023/4/6 電池の回収・リユース・リサイクルの動向およびそのための評価・診断・認証
2023/3/10 2023年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望