技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

繊維強化高分子材料 (FRP) の性能向上と自己修復性付与による信頼性確保

繊維強化高分子材料 (FRP) の性能向上と自己修復性付与による信頼性確保

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、繊維強化高分子材料(FRP)の微視構造設計法と特性評価法、自己修復性付与技術について解説いたします。

開催日

  • 2013年8月26日(月) 13時00分16時30分

受講対象者

  • 高分子系複合材料の設計開発・加工に携わる研究者、技術者
  • 高分子系複合材料の応用製品に関連する技術者
    • 自動車・自動車部品
    • 民間航空機
    • 軍用機
    • ヘリコプター
    • 航空宇宙機器・ロケット
    • 船舶
    • 鉄道
    • スポーツ用品
    • ノートパソコン
    • 住宅・土木・建築材料
    • 医療機器
    • 風力発電のブレード など

修得知識

  • 繊維強化高分子材料の基礎的特性と応用分野
  • 繊維強化高分子材料の損傷・破壊機構と微視構造との関連性
  • 自己修復機能を有する繊維強化高分子材料の国内外の開発状況と問題点

プログラム

 近年、軽くて強い繊維強化高分子材料 (FRP) の用途は、航空宇宙、自動車、船舶等幅広い分野に拡大しており、FRPの安全性、信頼性の確保に対する社会的要求が非常に高まっている。
 本セミナーでは、FRPの性能向上のための微視構造設計法と特性評価法を述べるとともに、FRPの信頼性確保を目指した自己修復性付与に関する国内外の研究事例について紹介する。

  1. 繊維強化高分子材料の分類・特性と応用分野
    1. 繊維強化高分子材料の特徴
    2. 強化材・マトリックス (母材) の種類による分類
    3. 損傷・破壊機構の分類と特性への影響
    4. 応用分野と要求特性
  2. 織物ガラス/エポキシ積層材料の損傷・破壊特性評価
    1. 微視構造を考慮した弾性特性の推定法
    2. 損傷発生・進展のクライテリオン
    3. 破壊力学パラメータの評価方法
    4. 損傷進展シミュレーションと実験との比較
  3. ナノ材料を強化材とした繊維強化高分子材料の弾性特性予測と損傷特性評価
    1. カーボンナノチューブとカーボンナノコイル
    2. 解析モデル (ユニットセルモデル) の構築法
    3. 弾性特性の推定法
    4. 損傷進展シミュレーションと破壊強度の予測
  4. 高熱伝導性高分子材料の微視構造設計と特性評価
    1. 国内外における伝熱ネットワーク構造形成技術
    2. フィラーのハイブリッド化による高熱伝導化技術
    3. コンピュータ解析を活用した高熱伝導性高分子材料の開発
  5. 高分子材料の信頼性確保のための自己修復性付与
    1. 自己修復機構の分類と修復率評価方法
    2. 繊維強化高分子材料への適用時の問題点
  6. 繊維強化高分子材料の信頼性確保のための自己修復性付与
    1. 中空繊維に液体の修復剤を閉じ込める手法
    2. マイクロカプセルに液体の修復剤を閉じ込める手法
    3. 毛細血管 (microvascular) ネットワークを用いる手法
    4. マトリックスに固体の修復剤を分散させる手法
    5. 形状記憶合金を用いる手法
    6. Diels-Alder反応を利用する手法
  7. 界面剥離自己修復性を有する繊維強化高分子材料の開発
    1. マイクロカプセルを用いた界面剥離自己修復性付与の手法
    2. 平滑材引張試験による強度回復効果の検証
    3. マイクロカプセル剥離シミュレーションと微視構造最適化
    4. 縁き裂材引張試験による強度回復効果の検証
    5. 損傷進展シミュレーションと自己修復機能発現メカニズム解明
    • 質疑応答

講師

  • 真田 和昭
    富山県立大学 工学部 機械システム工学科
    教授

会場

連合会館

連合会館 4階 401会議室

東京都 千代田区 神田駿河台三丁目2-11
連合会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 39,900円 (税込)
複数名
: 31,000円 (税別) / 32,550円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/2/26 繊維リサイクルの最新動向と混紡繊維・ポリアミド素材の革新的リサイクル技術 オンライン
2026/2/26 ポジ型およびネガ型レジスト材料の合成と評価方法および分子設計方法 オンライン
2026/2/26 エポキシ樹脂入門 オンライン
2026/2/26 AIによる二軸押出機の予兆検知・異常兆候把握とデータ活用 オンライン
2026/2/27 生体親和性材料の界面設計・評価・スクリーニング オンライン
2026/2/27 高分子材料の物性分析、分子構造解析技術の基礎と材料開発、物性改善への応用 オンライン
2026/2/27 フィルム延伸の基礎と過程現象の解明・構造形成、物性発現・評価方法 オンライン
2026/2/27 ポリウレタンの基礎、分析技術と力学物性制御および高機能化・高性能化 オンライン
2026/3/2 PFAS規制の最新動向および代替技術の開発動向 オンライン
2026/3/3 プラスチック用添加剤の作用機構と使い方 オンライン
2026/3/4 プラスチック射出成形の基礎とトラブル対策 オンライン
2026/3/4 プラスチック材料の高次構造・力学物性の制御・解析手法 オンライン
2026/3/5 ポリマーの生分解性評価と生分解性ポリマーの高性能化・高機能化 オンライン
2026/3/5 素材事業の中期R&D、新規事業テーマ探索の進め方 オンライン
2026/3/6 高分子劣化のメカニズムと添加剤による対策や材料分析技術 オンライン
2026/3/6 プラスチック射出成形の基礎とトラブル対策 オンライン
2026/3/6 高剪断成形加工技術の原理・新材料創製・量産化 オンライン
2026/3/6 伸長流動の基礎、メカニズムと混練技術への応用 オンライン
2026/3/9 高分子劣化のメカニズムと添加剤による対策や材料分析技術 オンライン
2026/3/9 プラスチック・ゴムの表面処理技術と接着性向上のための実務ポイント オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/7/31 ポリウレタンの材料設計、環境負荷低減と応用事例
2024/7/29 サステナブルなプラスチックの技術と展望
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/7/17 世界のリサイクルPET 最新業界レポート
2024/6/28 ハイドロゲルの特性と作製および医療材料への応用
2024/5/30 PETボトルの最新リサイクル技術動向
2024/2/29 プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術
2023/10/31 エポキシ樹脂の配合設計と高機能化
2023/7/31 熱可塑性エラストマーの特性と選定技術
2023/7/14 リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組
2023/3/31 バイオマス材料の開発と応用
2023/1/31 液晶ポリマー (LCP) の物性と成形技術および高性能化
2023/1/6 バイオプラスチックの高機能化
2022/10/5 世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート
2022/8/31 ポリイミドの高機能設計と応用技術
2022/6/28 GFRP & CFRPのリサイクル技術の動向・課題と回収材の用途開発
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発
2022/5/31 樹脂/フィラー複合材料の界面制御と評価
2022/5/30 世界のバイオプラスチック・微生物ポリマー 最新業界レポート