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どんどん必要になる「グリーン調達」

どんどん必要になる「グリーン調達」

~環境に配慮したモノづくり~
オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2026年3月10日〜24日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2026年3月10日まで承ります。

概要

本セミナーでは、グリーン調達の基礎から解説し、規制の種類や判断の仕方、情報管理・伝達 (chemSHERPA ・SDS・IMDS) 、体制のつくり方、実際の進め方、注意点など、実施するための一通りを網羅的に解説いたします。

開催日

  • 2026年3月9日(月) 10時30分16時30分

修得知識

  • 会社の継続に関する環境理解
  • グリーン調達がおよぼす社内外への影響
  • 情報整理の重要性
  • 情報入手方法のポイント

プログラム

 私たちは業種を問わず、自然環境の保護や持続可能な社会の実現に向けた取り組みが求められています。特に、気候変動への対応、資源の持続可能な管理、エネルギー消費の削減は、企業にとって重要な課題です。こうした課題に応える手段のひとつが「グリーン調達」です。
 グリーン調達とは、製品やサービスの調達・製造過程で環境に配慮した選択を行う活動であり、メーカー、ベンダー、サプライヤーが連携し、サプライチェーン全体で責任を共有することが求められます。企業がこの取り組みを進めることで、環境保護への貢献だけでなく、持続可能な成長や競争力の強化にもつながります。さらに、環境配慮型製品は消費者からの支持を得やすく、企業イメージやブランド価値の向上にも寄与します。資源の効率的な利用やエネルギーコストの削減といった経済的メリットも見逃せません。
 グリーン調達は国際機関でも推奨されており、グローバル市場で持続可能なビジネスモデルを構築するうえで欠かせない要素です。今後ますますその重要性は高まっていくでしょう。
 本セミナーでは、グリーン調達の必要性や考慮すべきポイントを導入として解説し、情報や規制の入手方法について、ワークショップ形式で実際に体験していただきます。皆さんの活動を開始、継続するための一助となれば幸いです。

  1. グリーン調達の基本原則
    1. グリーン調達とはなにをしめす?
    2. グリーン調達が必要な理由 (ワケ)
    3. 全世界での規制の種類と判断の仕方
    4. グリーン調達は組織活動
  2. 規制、体制、運用
    1. ChemSHERPA成分表
      • 規制内容が一目でわかる
    2. SDS
      • 日本国内の安全証明
    3. IMDS
      • 世界で利用される材料データベース
    4. 調査の仕方・考え方
      • OKなのかNGなのか
  3. 実際に進めてみよう
    1. 最初に流れを考える
      • グリーン調達のフローを確定
    2. 協力体制をつくる
      • 社内のコミュニケーション
      • 社外のコミュニケーション
    3. 求められている内容を把握
      • どんな内容か
      • どんな資料か
    4. 外部DBは注意が必要
      • IMDSなど社外データを扱う場合
    5. サプライチェーン
      • ベンダーとして、メーカーとして“自分たちは何をすべきか”
    6. 互いに行うこと
      • 社員教育を繰り返す・法令遵守
    7. 継続して行うためには
      • エビデンスを残す「何が目的か」「何を必要か」
    8. ここまでの内容理解や状況アンケート (Microsoft Form) の実施とフィードバック
  4. グリーン調達作業を体験しよう (ワークショップ形式)
    1. 化学物質の調査例 (1)
      • Excelを使用した整理と検索
    2. 化学物質の調査例 (2)
      • kintone (独自) を利用したデータベース
    3. 証明書の調べ方
      • SDS・公開されている情報
    4. 規制対象物質の調べ方
      • SVHC・対象のリストを入手
  5. まとめ
    • 質疑応答

講師

  • 平池 学
    神上コーポレーション株式会社
    顧問 構造アナリスト

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 22,000円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 30,000円(税別) / 33,000円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 20,000円(税別) / 22,000円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,000円(税別) / 33,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

  • 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • セミナー資料は、郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2026年3月10日〜24日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は別途、送付いたします。

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