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細胞培養の基礎・品質管理と品質に係る検査・試験の留意点

バイオ医薬品、再生医療等製品製造管理業務で知っておくべき

細胞培養の基礎・品質管理と品質に係る検査・試験の留意点

~細胞培養・管理のトラブル対処法 / 菌・真菌を対象とした無菌検査、細胞のマイコプラズマ汚染検査、細胞認証試験、細胞のウイルス検査の方法~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、細胞培養の基礎から解説し、細胞培養における品質管理、細胞培養・管理のトラブルとその対処法、細胞の応用と産業活用について詳解いたします。

配信期間

  • 2026年1月19日(月) 13時00分2026年1月30日(金) 16時30分

お申し込みの締切日

  • 2026年1月19日(月) 13時00分

受講対象者

  • 細胞培養に関連する技術者、開発者、担当者
    • 医薬品
    • 再生医療
    • 医療器具 など

修得知識

  • 細胞培養の基礎知識
  • 細胞培養における品質管理技術
  • 細胞培養・管理のトラブル対処法

プログラム

 バイオ医薬品・再生医療等製品の製造管理に不可欠な細胞培養の基礎から、品質管理・試験の留意点等を細胞バンクで培ったノウハウとともに紹介します。細胞培養の基本操作、品質試験の実施、品質確保のポイントなどを習得することで製造現場における細胞培養実務に活用し、高品質な細胞による製品製造を目指します。細胞培養の初心者から製造担当者、品質管理担当者、開発担当者など、幅広い層に役立つセミナーです。

  1. 初心者でもわかる細胞培養の準備と基礎
    1. 細胞培養の歴史
    2. 細胞培養における問題点と細胞バンク
    3. 細胞培養施設の設計・準備・管理
    4. リスクグループとバイオセーフティーレベル (BSL)
    5. 無菌操作の確保、クリーンルームの条件
    6. 細胞培養施設の設計とポイント
    7. 細胞培養に必要な機器の準備・管理
    8. 細胞培養設備に必要な機器
      • 安全キャビネット
      • CO2インキュベーター
      • 遠心機
      • 冷凍冷蔵庫
      • オートクレイブ
      • その他あると良いもの
    9. 細胞培養に使用する関連機器の管理・メンテナンス
    10. 細胞培養手技の再チェック
    11. 細胞培養士認定制度
    12. 参考書・お役立ちサイト
  2. 確実に知っておきたい細胞の品質管理
    1. 細胞品質管理の重要性
    2. 細胞の品質管理とは
    3. マイコプラズマとは、汚染による影響
    4. 細胞同士のクロスコンタミネーションとは、その影響
    5. 目に見えない汚染に対する対策
    6. 細菌・真菌を対象とした無菌検査の方法
    7. 細胞のマイコプラズマ汚染検査の方法と注意点
    8. 直接培養法
    9. 指標細胞を用いたDNA蛍光染色法
    10. ポリメラーゼ連鎖反応 (PCR) を用いた検出法
    11. 生物発光法
    12. 新しい検査法
    13. それぞれの長所・短所、注意点
    14. 検査方法陽性対象・陰性対照の選択
    15. マイコプラズマ汚染が発覚した時の対策
    16. 使用細胞の認証方法 (細胞認証試験の方法)
    17. 認証方法の流れとデータベース構築
    18. HeLa細胞について
    19. 国内外における取組み
    20. クロスコンタミを防止する9か条
    21. 細胞汚染の原因と汚染を防ぐための対策 (まとめ)
    22. シーンに応じた汚染原因と対策
    23. トラブルに繋がる!よく耳にするこんな細胞管理
    24. 早期発見の重要性
    25. 細胞のウイルス検査の方法
    26. ウイルスの基礎、細胞が感染した時の影響
    27. いつどこでウイルスに感染するのか
    28. JCRB細胞バンクにおけるウイルス検査・体制
    29. 各種ウイルス試験の概要
    30. ウイルスに関する国内外の基準・ガイドライン
    31. 細胞品質管理記録
    32. 再生・細胞治療における品質管理の考え方
    33. 細胞研究のための標準化
    • 質疑応答 (ぜひ音声にてご質問ください)

講師

  • 小原 有弘
    国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 培養資源研究室
    研究リーダー

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 34,400円 (税別) / 37,840円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 34,400円(税別) / 37,840円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

アーカイブ配信セミナー

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • 視聴期間は2026年1月19日〜1月30日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/11/4 医薬品製造・試験記録におけるデータインテグリティ入門講座 オンライン
2025/11/4 改正GMP省令、PIC/S DIガイドをふまえたGMP文書・記録の再点検およびデータ改竄、捏造、隠蔽防止のための工夫 オンライン
2025/11/4 再生医療等製品における治験薬製造の進め方とトラブル対応 オンライン
2025/11/4 分析法バリデーションの基本事項と重要ポイント オンライン
2025/11/4 バイオ医薬品における分析法バリデーション 基礎講座 オンライン
2025/11/4 動物用医薬品開発における薬事規制対応とヒト用医薬品における有効成分の汎用事例 オンライン
2025/11/4 CSV/DI対応を踏まえた医薬品GMP分野におけるITシステム (MES/LIMS/CDS等) 構築の要点 オンライン
2025/11/5 具体的データ事例を用いた安定性試験の統計解析と規格設定 オンライン
2025/11/5 ヒト正常口腔粘膜三次元インビトロモデルを利用した医学生物学的研究への応用 オンライン
2025/11/5 初心者のための細胞培養入門講座 オンライン
2025/11/5 GMPにおける適正なキャリブレーションシステムの構築と計測器校正担当者への効果的な教育法 オンライン
2025/11/6 GMPコンプライアンス教育手法とその実効性評価の事例 オンライン
2025/11/6 米国の医薬品法規制の全体像および第二次トランプ政権の医薬政策の実務への影響 オンライン
2025/11/7 バイオ医薬品製造におけるバリデーション 入門講座 オンライン
2025/11/7 CTD-Q入門 / 外国作成CTD日本申請利用コース (2日間) オンライン
2025/11/7 米国の医薬品法規制の全体像および第二次トランプ政権の医薬政策の実務への影響 オンライン
2025/11/7 CTD-Qのまとめ方 (入門講座) オンライン
2025/11/10 売上予測 (開発初期段階/導入・導出) コース (全2コース) オンライン
2025/11/10 医薬品開発時の導入・導出における売上予測・事業性評価の実際 オンライン
2025/11/10 医薬品における3極CTDの記載レベル差と外国で作成されたCTDの日本申請への利用の留意点 オンライン

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