技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

GX (グリーントランスフォーメーション) 時代における水電解・グリーン水素製造の国内外の動向・課題および将来展望

GX (グリーントランスフォーメーション) 時代における水電解・グリーン水素製造の国内外の動向・課題および将来展望

オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2025年12月9日〜16日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2025年12月12日まで承ります。

概要

本セミナーでは、近年動きの著しい水電解技術・市場の世界動向から普及に向けた課題と展望について解説いたします。

開催日

  • 2025年12月8日(月) 10時00分12時00分

修得知識

  • 水電解技術やグリーン水素製造に関する最近の社会動向・技術動向

プログラム

 2020年代、世界は劇的なエネルギー情勢の変化に直面することとなった。カーボンニュートラルに向けた取り組みの世界的加速に加え、ロシアのウクライナ侵攻に伴うエネルギー・経済安全保障の重要性の高まりといった潮流は、エネルギーシステムに抜本的変革を迫っている。将来のエネルギーシステムは互いに絡み合う複雑な課題を克服する必要があるが、その中で水電解・グリーン水素がCN時代のキーとして脚光を浴びている。他方、これらの本格普及には技術面・制度面双方で課題が残されており、我が国としても将来と足元を結ぶ実効性の高い戦略が求められている。
 本講演では2024年の前回講演以降の様々な動きを反映した水電解技術・市場の最新動向を概観し、普及に向けた課題と展望を紹介する。ただし前回講演で提示した論点は依然普遍的内容を含むと考えている。講演ではこうした「変わるもの」と「変わらぬもの」双方に目を向けた内容とする。

  1. グリーントランスフォーメーション (GX) 時代の水素
    1. なぜ水素なのか?
      • GX時代の水素の役割
    2. グローバルでの水素需給見通し
    3. 諸外国の水素戦略
      • 動き出した支援制度
    4. 日本の水素戦略のいま
  2. 潜在市場での先陣争い
    • 諸外国の水電解産業戦略
    1. 国内外のグリーン水素プロジェクト動向
      • 過熱を経て進む峻別
    2. 国内外の水電解装置の生産動向
    3. 国内外主要プレーヤーの水電解装置の開発動向
  3. 資源リスクと次世代技術
    • 諸外国のR&D戦略
    1. 水電解普及への課題と国内外の水電解R&D戦略
    2. 水電解装置の技術課題と国内外主要プレーヤーの開発動向
  4. まとめ
    • 日本への示唆
    1. 国内における将来の水素利用の姿
      • Power to Gasの価値
    2. 国内における水電解技術開発の方向性
    3. 機会と課題
      • まとめに代えて
    • 質疑応答

講師

  • 仮屋 夏樹
    みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社 サイエンスソリューション部
    上席シニアコンサルタント

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 35,000円 (税別) / 38,500円 (税込)
複数名
: 17,500円 (税別) / 19,250円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 32,000円(税別) / 35,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 17,500円(税別) / 19,250円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 32,000円(税別) / 35,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 35,000円(税別) / 38,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 52,500円(税別) / 57,750円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 35,000円(税別) / 38,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 70,000円(税別) / 77,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 105,000円(税別) / 115,500円(税込)

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

  • 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルを配布予定です。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2025年12月9日〜16日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/11/17 バイオエタノール、バイオディーゼルの原料・製造技術と今後の展望 オンライン
2025/11/18 定置用蓄電池の市場・政策動向とビジネスチャンス 東京都 会場・オンライン
2025/11/19 産業分野の排熱回収技術とバイナリー発電の原理、特徴、適用例 オンライン
2025/11/19 バイオエタノール、バイオディーゼルの原料・製造技術と今後の展望 オンライン
2025/11/20 廃プラスチックのリサイクル関連技術における最新動向 オンライン
2025/11/20 産業分野の排熱回収技術とバイナリー発電の原理、特徴、適用例 オンライン
2025/11/21 水素・アンモニア・メタノールの低コスト化に向けた技術革新と用途展開の最新動向について オンライン
2025/11/21 廃プラスチックのリサイクル関連技術における最新動向 オンライン
2025/11/21 2050年 再生可能エネルギー9割の未来 その科学的根拠と国際議論の最新動向 オンライン
2025/11/27 低濃度CO2の回収・資源化技術の最新動向と今後の展望 オンライン
2025/11/27 電力需給逼迫と電力価格、蓄電池を取り巻く日本企業の事業戦略 オンライン
2025/11/28 燃料電池・水電解の電極触媒およびセルの構造観察・分析法 オンライン
2025/11/28 ペロブスカイト太陽電池の高効率化・高耐久性化と今後の展望 オンライン
2025/11/28 低濃度CO2の回収・資源化技術の最新動向と今後の展望 オンライン
2025/12/1 燃料電池・水電解の電極触媒およびセルの構造観察・分析法 オンライン
2025/12/3 スズ系ペロブスカイト太陽電池の材料、プロセス技術 オンライン
2025/12/4 グリーン水素製造技術を見据えた水電解の役割 オンライン
2025/12/5 めっき膜中の水素の挙動とその影響の解析 東京都 会場
2025/12/9 GX (グリーントランスフォーメーション) 時代における水電解・グリーン水素製造の国内外の動向・課題および将来展望 オンライン
2025/12/15 グリーン水素製造技術を見据えた水電解の役割 オンライン

関連する出版物

発行年月
2025/5/30 熱、排熱利用に向けた材料・熱変換技術の開発と活用事例
2024/2/25 2024年版 水素エネルギー市場の実態と将来展望
2024/1/26 2024年版 太陽光発電市場・技術の実態と将来展望
2023/11/24 2024年版 脱炭素エネルギー市場・技術と将来展望
2023/9/8 2024年版 スマートエネルギー市場の実態と将来展望
2023/7/7 2023年版 次世代住宅市場・技術の実態と将来展望
2023/5/31 アンモニアの低温・低圧合成と新しい利用技術
2023/4/7 2023年版 脱炭素社会の市場予測・技術と将来展望
2023/2/17 2023年版 水素エネルギーの市場予測と将来展望
2023/1/20 2023年版 太陽光発電市場・技術の実態と将来展望
2022/12/28 カーボンニュートラルに向けた水素製造・P2Gと関連技術の最新動向
2022/11/21 海洋エネルギーの活用技術 (CD-ROM版)
2022/11/21 海洋エネルギーの活用技術
2022/9/30 水素の製造とその輸送、貯蔵、利用技術
2022/7/15 2022年版 スマートエネルギー市場の実態と将来展望
2022/5/20 2022年版 スマートコミュニティ市場の実態と将来展望
2022/4/15 2022年版 スマートモビリティ市場の実態と将来展望
2022/1/21 2022年版 太陽光発電市場・技術の実態と将来展望
2021/12/16 カーボンニュートラルに向けた中低温産業排熱の最新利用技術と実践例
2021/11/19 世界のカーボンニュートラル燃料 最新業界レポート