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BOM/BOPの考え方と作り方

実践で役立つBOM/BOP入門

BOM/BOPの考え方と作り方

~強い生産管理の原理原則~
オンライン 開催 演習付き
  • ライブ配信セミナーには、特典としてアーカイブ配信が付きます。
  • アーカイブ配信の視聴期間は2025年9月12日〜18日を予定しております。
  • ライブ配信を受講しない場合は、「アーカイブ配信」をご選択ください。

概要

なぜ欠品はなくならないのか? なぜ在庫は減らないのか?
その原因は、生産管理の根幹であるBOM (部品表) とBOP (工程表) の設計思想にあります。
本セミナーでは、BOM/BOPの本質的な意味と構築方法を体系的に解説いたします。

開催日

  • 2025年9月5日(金) 10時00分16時30分

受講対象者

  • 生産活動及び生産管理業務に携わる方
  • 生産技術に携わる方
  • 製品の開発設計に携わる方
  • 上記の管理監督者の方

修得知識

  • 生産管理システムの実務
  • BOM/BOPの原理原則
  • BOM/BOPを作成の考え方・ロジック
  • 生産管理の在り方

プログラム

 製造企業は、製品を作って、売ることによってこの利益を得ています。このとき、会社では、生産性を高めることによって製品コストの低減を図り、顧客への品切れをなくタイムリーに製品を提供する、それらの活動の中で、過剰な在庫を保有しないことが求められます。
 近年のデジタル情報技術の進展は、ITシステム・ベンダーが中心になって、レガシーシステムから新しい生産管理システムの導入へと提案しています。その一方、生産活動の現場も、NCやMC化などの技術進展によって、設備機械の性能向上が見込めるようになっています。ただ、この生産管理システムと生産活動が、有機的につながらないと成果を得ることができません。
 これが、生産管理の役割です。生産管理は、製品を作るうえで、自社の保有する設備機械や作業方法などの資源を用いて、品質を確保でき、納期通りに、最小のコストで作る方法を決めることです。このアウトプットが、BOM/BOPであり、生産管理の中核になります。
 本セミナーでは、生産管理実務のあるべき姿、原理原則を紹介し、中核となるBOM/BOPに必要な考え方やロジックなどを解説します。そのうえで効率よく、効果的な「生産管理」のあり方を考えます。

  1. 生産管理は会社の 基幹システムである
    1. 経営管理と生産管理の狙い
    2. 経営管理と生産管理を数値で見る
    3. 生産管理と基礎になるBOM/BOP
    4. システムには投資効果 (ROI) による評価も必要だ
  2. 生産はMRP方式と 製番方式に大別できる
    1. MRP生産方式とは
    2. 製番生産方式とは
    3. MRP生産方式と製番生産方式の考え方の根本的な違い
  3. 生産管理に必要なBOM/BOPの 機能・要件とは
    1. まず生産の用語と意味を正しく理解すること
    2. BOM/BOPを正しく定義する
      • 意味と機能のズレが問題を生む
    3. M-BOM (製造部品表) は生産活動の中核である
      • 目的別BOMに惑わされない!
  4. 現場で役に立つ生産管理システムのためのBOM/BOP
    1. M-BOM (製造部品表) を作ってみよう (事例)
    2. なぜ、欲しいときに部品がないのか?
      • BOM/BOPと所要量計算
      • 作業スケジュールのロジック
    3. BOP (工程表) を使って、作業スケジュールを作ってみよう (事例)
    4. なぜ、作業スケジュール通りに生産できないのか?
      • BOP (工程表) と所要時間、作業時間のとらえ方
    5. 生産計画に変更が生じたら何をする!頻繁な変更は?
  5. 現場で役に立つ生産管理システムのためには何が必要か
    1. 生産計画の期間をどのように決めるのか
      • 生産計画
      • BOP (工程表)
      • リードタイムのとらえ方
    2. 生産管理システムに必要な情報の精度とは
    3. BOPとワークセンター (作業区) の整合性について
    4. 利益管理とBOM/BOP
  6. まとめ
  7. 質疑応答

講師

  • 間舘 正義
    日本コストプランニング株式会社
    代表取締役

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)

複数名同時申込割引について

複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。

  • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
  • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
  • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)

テキスト送付に係る配送料

ライブ配信・アーカイブ配信受講の場合、別途テキストの送付先1件につき、配送料 1,100円(税別) / 1,210円(税込) を頂戴します。

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

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  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • セミナー資料は、郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2025年9月12日〜18日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は別途、送付いたします。

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