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エクソソーム・細胞外小胞 (EV) における薬物・細胞の送達技術・実用化と製造・品質管理

エクソソーム・細胞外小胞 (EV) における薬物・細胞の送達技術・実用化と製造・品質管理

~EVの実用化にあたり考慮すべき事/ガイドラインや法規制情報/非臨床研究、製造・品質管理法~
オンライン 開催
  • 第1部: エクソソーム・細胞外小胞 (EV) による薬物の送達技術・最新動向と実用化に向けた課題
  • 第2部: エクソソーム・細胞外小胞 (EV) 製剤の製造・品質管理の課題

視聴期間は2025年7月9日〜23日を予定しております。
お申し込みは2025年7月9日まで承ります。

概要

本セミナーでは、細胞外小胞研究の現状を俯瞰し、薬物送達技術への応用に向けた課題や今後の方向性を解説いたします。
細胞外小胞の細胞内取り込みに関する最新知見、最新研究と今後の課題、EVに期待される有効性と安全性、ガイドラインや法規制の情報と、実際に非臨床研究、製造・品質管理法の研究を取り組んだ中で得られた経験を紹介いたします。。

配信期間

  • 2025年7月9日(水) 13時00分2025年7月23日(水) 16時30分

お申し込みの締切日

  • 2025年7月9日(水) 13時00分

修得知識

  • 細胞外小胞研究の現状
  • 最近までの研究の課題や限界
  • 薬物送達技術への応用の可能性に関する知見
  • エクソソーム・細胞外小胞 (EV) に関する基礎知識
  • 期待される有効性と安全性
  • 議論されているEVの用途や研究の出口
  • ガイドラインや法規制の情報
  • 実際に非臨床研究、製造・品質管理法の研究を取り組んだ中で得られた経験に基づくEV研究の面白さと難しさ

プログラム

第1部 エクソソーム・細胞外小胞 (EV) による薬物の送達技術・最新動向と実用化に向けた課題

(2025年7月9日 13:00〜14:45)

 エクソソームをはじめとする細胞外小胞は、細胞間情報伝達に寄与していると考えられており、その性質を利用して薬物送達技術へと応用する研究が盛んに行われている。本セミナーでは、細胞外小胞研究の現状を俯瞰し、薬物送達技術への応用に向けた課題や今後の方向性について議論する。

  1. 細胞外小胞研究の概説
    1. 細胞外小胞の基礎
    2. 細胞外小胞の発見及び研究の潮流
    3. 細胞外小胞の生成・分泌メカニズム
    4. 細胞外小胞の応用
    5. 治療応用
    6. 薬物送達システム
    7. 細胞外小胞の応用研究の現状
  2. 細胞外小胞研究の現状の課題
    1. 細胞外小胞研究の限界
    2. 精製法
    3. 分析法
    4. 機能解析
    5. 細胞外小胞研究の落とし穴
    6. 定量法
    7. 機能解析
    8. アッセイ系
  3. 細胞外小胞研究の機能解明の最新知見
    1. 細胞外小胞の細胞内取り込みに関する知見
    2. 細胞内取り込みメカニズム
    3. 内包物放出メカニズム
    4. 細胞外小胞の膜融合
    5. 各種アッセイ系の比較
    6. 現時点でのエビデンスの総括
    7. 細胞外小胞に関する最新研究と今後の課題
    8. 細胞内への内包物送達を定量化するアッセイ系の開発
    9. 細胞内での膜融合を定量化するアッセイ系の開発
    10. 細胞外小胞のタンパク質DDSへの応用
    11. 細胞外小胞のRNA用DDSへの応用
    12. 今後の研究の展望
    • 質疑応答

第2部 エクソソーム・細胞外小胞 (EV) 製剤の製造・品質管理の課題

(2025年7月9日 15:00〜16:30)

 エクソソーム・細胞外小胞 (EV) の実用化に向けた研究開発が、活発化しています。EV研究のソースとして哺乳類細胞のみならず細菌や植物も用いられ、その研究開発の出口としては、医療用から化粧品など多岐にわたります。本講座では、EVの実用化にあたり考慮すべき事を、行政やアカデミアの動向も踏まえて、また、弊社における間葉系幹細胞由来EVに関する取り組みも紹介させて頂きます。

  1. エクソソーム・細胞外小胞 (EV) の概略
    1. EVの特性など
    2. がん領域と再生医療領域のEV
    3. EVのソース
    4. EVの用途
    5. ポジションペーパー等
  2. EVの有効性と安全性
    1. 有効性及び安全性
    2. 作用機序
    3. 臨床研究と業界状況
    4. 関連法規
    5. 再生医療か?バイオ医薬か?
    6. 懸念と行政・学会の動き
  3. EVの製造と品質 (間葉系幹細胞を例に)
    1. 間葉系幹細胞 (MSC)
    2. 参考となるガイドライン等
    3. Quality by Designで考える
    4. 製造工程について
    5. 品質管理について
    6. 天然EVと改変EV
  4. まとめ
    • 質疑応答

講師

  • 曽宮 正晴
    大阪大学 産業科学研究所
    准教授
  • 倉田 隼人
    ロート製薬 株式会社 再生医療研究企画部 細胞機能グループ 薬理評価チーム
    リーダー

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,200円 (税別) / 42,020円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,200円(税別) / 42,020円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

アーカイブ配信セミナー

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • 視聴期間は2025年7月9日〜23日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は印刷・送付いたします。
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  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
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