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物質収支から学ぶ反応工学・反応器設計の超基礎

物質収支から学ぶ反応工学・反応器設計の超基礎

~フロー式反応器、バッチ式反応器の相違点/類似点~
オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2024年12月16日〜26日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2024年12月16日まで承ります。

概要

本セミナーは、化学工学全体のベースとなる「物質収支」の考え方について基礎から詳しく解説し、バッチ式反応器とフロー式反応器の設計方法の基礎について解説いたします。
また、反応器の多段化アプローチやリサイクル反応器の設計方法の考え方についても詳解いたします。

開催日

  • 2024年12月5日(木) 10時30分 16時30分

修得知識

  • フロー式反応器とバッチ式反応器の設計方法
  • 反応器を設計する上でベースとなる「物質収支」の考え方
  • 液相および気相の均一反応系を対象とする反応工学の基礎

プログラム

 化学製品の生産プロセスや創薬分野におけるフロー合成の社会実装を目指す上でクリアすべき最初の一歩は、製造コストに見合った収量や純度の目的生成物を得られるかどうかにある。この点を踏まえると、収量や純度の目標値の壁を超えられる反応器の大きさや種類、そして反応物の供給量や供給濃度をプラント建設前に予測する方法論としての「反応器設計」の考え方が極めて重要である。
 本セミナーは、液相反応および気相反応における反応器の種類がバッチ式 (回分式) とフロー式 (連続式または流通式) の2種類に大別される事実に着目する。セミナーの序盤では、反応器設計にとどまらず化学工学全体のベースとなる「物質収支」の考え方を詳しく述べる。続いて、バッチ式反応器とフロー式反応器の設計方法の基礎を紹介する。後半では、反応器の多段化アプローチやリサイクル反応器の設計方法の初歩的な考え方についても詳しく言及する。セミナー全体を通じて、均一反応系における反応器設計の基礎をコンパクトにカバーする。

  1. 反応工学、反応器設計とは?
    1. 反応器設計の意義
    2. 均一系における反応速度とは?
    3. バッチ式反応器とフロー式反応器の類似点と相違点
  2. 化学反応の量論関係
    1. 反応率・転化率とは?
    2. 反応器体積が一定の「定容系」の場合
    3. 反応器体積が可変の「非定容系」の場合
  3. 物質収支とは?
    1. 化学工学のベースとなる「物質収支」の基本的な考え方
  4. 反応器設計の基礎
    1. バッチ式反応器の設計方法
    2. 空間時間とは?
    3. フロー式反応器の設計方法1 – CSTRの場合 –
    4. フロー式反応器の設計方法2 – PFRの場合 –
    5. 設計方程式のアナロジー (類似性)
  5. フロー式反応器の多段化アプローチ
    1. 空間時間の視覚化
    2. CSTRとPFRの使い分け
    3. 多段化することのメリット
  6. リサイクル型フロー式反応器の基礎
    1. 自触媒反応とは?
    2. リサイクル型PFRの設計方法
    • 質疑応答

講師

  • 南雲 亮
    名古屋工業大学 大学院 工学研究科 工学専攻 生命・物質化学プログラム/カーボンニュートラルプログラム
    准教授

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

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  • 視聴期間は2024年12月16日〜26日を予定しております。
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  • セミナー資料は別途、送付いたします。
本セミナーは終了いたしました。