技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

タンパク質の凝集/抑制およびバイオ医薬品への応用

タンパク質の凝集/抑制およびバイオ医薬品への応用

~製剤安定化における具体的な条件設定・データのとり方~
オンライン 開催

視聴期間は2024年9月20日〜26日を予定しております。
お申し込みは2024年9月24日まで承ります。

概要

バイオ医薬品の開発において、凝集体の評価は不可欠です。また、バイオ医薬品の凝集を防ぎ、長期間安定に保つための処方 (液剤の場合には溶媒組成) の開発は重要です。
本セミナーでは、バイオ医薬品の凝集メカニズムや凝集体分析、物理化学的パラメータに基づいた抗体医薬品の凝集傾向の予測技術について解説いたします。

配信期間

  • 2024年9月24日(火) 13時00分2024年9月26日(木) 16時00分

お申し込みの締切日

  • 2024年9月24日(火) 13時00分

修得知識

  • バイオ医薬品の凝集体発生メカニズムの基礎
  • バイオ医薬品の凝集体分析の方法と分析事例
  • バイオ医薬品の安定性
  • 物理化学的パラメータに基づいたバイオ医薬品の凝集傾向予測

プログラム

 抗体医薬品を含むバイオ医薬品は、バイオテクノロジーを活用してつくられる医薬品のことである。タンパク質を有効成分とすることから、免疫原性を引き起こす可能性のある凝集体の管理が不可欠である。
 本講演では、抗体医薬品の凝集メカニズムや凝集体分析の基礎を説明する。また、医薬品の容器を含め、安定な処方条件を見出すための、物理化学的パラメータを利用した処方開発についても紹介する。

  1. バイオ医薬品の基礎
  2. タンパク質の安定性
    1. タンパク質の性質
    2. 凝集体形成のメカニズム
  3. バイオ医薬品の凝集を引き起こす原因
    1. 化学ストレス
    2. 熱ストレス
    3. メカニカルストレス
    4. 界面ストレス
  4. 凝集体による免疫原性のリスク
  5. 凝集体の分析
    1. ナノ粒子 (<100 nm)
    2. ナノ粒子の分析事例
    3. サブマイクロン粒子 (100 nm〜1 μm)
    4. サブマイクロン粒子の分析事例
    5. ミクロン粒子 (1 μm〜)
    6. ミクロン粒子の分析事例
  6. 溶媒組成、添加剤の効果
    1. 溶媒
    2. アミノ酸
    3. 界面活性剤
  7. 物理化学的パラメータ
    1. コロイド安定性
    2. 構造安定性
    3. 物理化学的パラメータを利用した処方開発
  8. バイオ医薬品の保管容器
  9. バイオ医薬品の凝集抑制に向けて

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2024年9月20日〜26日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は別途、送付いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/8/20 体外診断用医薬品の臨床性能試験の進め方と薬事申請対応のポイント 東京都 会場
2025/8/20 バイオ医薬品用原薬製造工場の施設・設備設計のポイント オンライン
2025/8/20 効率的な医薬品開発を実施したい方のためのCMC安定性試験レギュレーション解説 オンライン
2025/8/20 開発・薬事担当者のためのeCTD v4.0適応にむけた重要ポイントと見直し事項 オンライン
2025/8/20 敗血症の病態・診断・治療の現状と求める診断・治療薬像 オンライン
2025/8/21 安定性試験のための統計解析 オンライン
2025/8/21 薬事申請をふまえたICH Q5A (R2) ウイルス安全性評価 / 次世代シーケンシング (NGS) 導入の考え方とVirus Filtrationのポイント オンライン
2025/8/21 開発段階に応じた治験薬GMP管理を何をいつ準備し、どのような管理をするかの効果的運用方法 オンライン
2025/8/21 GMPをふまえた安定性試験データの統計解析とOOT対応のための統計的留意点 オンライン
2025/8/21 変形性関節症の病態/治療・診断技術の現状と臨床現場が望む新薬像 オンライン
2025/8/21 骨粗鬆症治療の現状とunmet needs, 求める薬剤のプロファイル オンライン
2025/8/21 コンピュータ化システムバリデーションの効率的な実施法 オンライン
2025/8/21 効率的な医薬品開発を実施したい方のためのCMC安定性試験レギュレーション解説 オンライン
2025/8/22 省力化・効率化で実践するCSVへのヒント オンライン
2025/8/22 医薬分野における英文契約書の読み方入門講座 オンライン
2025/8/22 GCP監査実施におけるQMSの考え方と構築 オンライン
2025/8/22 医薬品製造・試験におけるAI技術活用 (人工知能) とデータインテグリティ オンライン
2025/8/22 骨粗鬆症治療の現状とunmet needs, 求める薬剤のプロファイル オンライン
2025/8/22 医薬品ライセンス契約における法務デュー・デリジェンスの基礎 オンライン
2025/8/22 動物用医薬品開発における薬事規制対応とヒト用医薬品における有効成分の汎用事例 オンライン