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国内外のリアルワールドデータ活用ノウハウと薬事審査事例および将来の次世代データの活用

国内外のリアルワールドデータ活用ノウハウと薬事審査事例および将来の次世代データの活用

~リアルワールドデータの医薬品開発への活用最前線セミナー~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、現時点で活用可能なRWDの種類や特性、製薬会社が活用できうるアプローチについて概説し、その事例および将来予測について考察いたします。

開催日

  • 2024年2月8日(木) 10時30分 15時00分

修得知識

  • 製薬会社によるRWD活用のトレンド
  • 日本におけるリアルワールドデータ (RWD) の種類とその特性
  • 患者レジストリや、医療ビッグデータのRWDを臨床開発応用のコンセプトと活用事例 (日本、米国)
  • 将来、RWDはどこまで活用可能になるのか (デジタルツインを含めた、今後の方向性と展望) の背景

プログラム

 米国ではリアルワールドデータ (RWD) の臨床開発への活用事例が蓄積しつつあり、日本でも規制整備が進んでいる。一方で、RWDの取り扱い (特に後ろ向きデータの二次利用) に際しては、通常の臨床試験とは異なるノウハウやアプローチが必要となり、一定の専門性が必要となっている。また、マーケティングやメディカル・アフェアーズ、安全性情報分野ではRWDの活用進められているが、臨床開発の特に承認申請への活用の場合はGCPの高いハードルを超える必要があり、全てのケースに用いられるアプローチではない。ただし活用事例は少しずつ増えていることから、各社で必要な基礎知識を得て、RWDの活用機会を逸しないための準備を進めていくことが必要であろう。
 本セミナーでは、RWDの種類やその特性を概説しつつ、新薬開発への活用可能性と信頼性を確保するアプローチを、実例や注意点とともに解説する。また、将来のRWDがどこまで発展し、開発への応用がどう進んでいくか、将来展望にも触れる予定である。

  1. 製薬会社が活用できるリアルワールドデータ (RWD) とは
    • 活用可能なRWDの種類
    • 製薬企業によるRWD活用のトレンド
    • RWDの特性:ランダム化比較試験との違い
  2. リアルワールドデータの特徴と使用事例
    • 医療ビッグデータ (電子カルテ、レセプト等) と患者レジストリのデータ特性
    • 国内外のRWDに関する規制動向と使用事例
      • 固形がん、血液がんのUse Cases
      • 中枢神経疾患のUse Cases
      • 希少疾患におけるUse Cases
    • 日本、米国におけるRWDの承認申請への活用事例
    • RWDを開発に応用する際の強みと限界
  3. 今後の展望と課題
    • 欧米と日本での、RWDの将来への適用範囲拡大の方向性
    • 医療ビッグデータの質はどこまで高められるか (限界と期待)
    • 製薬企業がレジストリへアクセスする際の、ポイントと現状の課題
    • 実装段階にある、リアルワールドデータ×AIによるデジタルツイン

主催

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お問い合わせ

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(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
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  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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