技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

メディカルライターのための英文ライティング

メディカルライターのための英文ライティング

~意味構造から考える新しい英語理解とは~
オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2024年1月23日〜30日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2024年1月26日まで承ります。

概要

本セミナーでは、意味構造を用いた英文メディカルライティングの手法を、コアとフリンジの二元論から説明いたします。

開催日

  • 2024年1月22日(月) 13時00分 16時00分

修得知識

  • 意味構造からアプローチする英文理解の新たな視点を手にすることができる
  • 無用な学校文法的束縛から脱却できる
  • 頻出する動詞の使い分けの方法
  • 冠詞の使い方、複数形の考え方
  • 英文の効果的な構造分析

プログラム

 英文を自在に操るための有用な技術は、文法ではなく言葉の意味構造を理解し利用するところにある。SVOやSOVなどの文法構造は特定の言語タイプ依存であるため、異なる言語の話者が文法学習によって他言語の表現を習得するのは困難である。
 一方、行為者と受益者、場所、時間、道具、目的といった意味の理解は人類共通の認知に基づく概念であるため、異なる言語間の文法の相違に依存せず理解が可能である。表層の文法構造に頼ることをやめ、深層の意味構造から考えることで英文の作成過程ははるかに明確で楽しいものに生まれ変わる。
 本講演では意味構造を用いた英文メディカルライティングの手法を、コアとフリンジの二元論、コアに内包されるイベントストラクチャーと、フリンジに分配される場所、時間、道具、目的などの意味のカテゴリーという観点から説明する。

  1. 言語の構造理解
    1. 言語の構造理解
    2. ルール (文法) が及ぶ範囲
    3. 疑問詞のルール
    4. EVENT STRUCTURE という視点
  2. 医学英語のスタイル
    1. Punctuation の整理方法
    2. TableやFigureの決まり事
    3. 目次と見出しのルール
  3. 英文作成の4ステップ Automatic な英文作成法
    1. Step 1 主語と動詞となる項目を選択する
      • 「誰が何をどうする、何がどうである」
    2. Step 2 動詞の属性を決める。
      • 「Tense/時制, Aspect/進行形と完了形, Modality/助動詞」
    3. Step 3 名詞の属性を決める。
      • 「単数、複数、定冠詞、不定冠詞」 を決める。
      • 単文演習では名詞の属性は確定できない場合がある。
    4. Step 4 フリンジを意味カテゴリーとして付加する。
      • 「いつ、どこで、だれと、何を用いて、どのような理由で etc 」
  4. 基本動詞の攻略法
    1. 似ている動詞はカテゴリーにまとめてその違いを整理する。
    2. 「上がる・増える」グループ increase, escalate, rise, elevate
    3. 「下がる・減る」のグループ decrease, reduce, decline, deplete
    4. 「阻害、抑制する」グループ inhibit, impair, block, suppress
  5. 冠詞のトレーニング
    1. Second language deficit 理論とは?
    2. 日本語に冠詞を付けてみよう!
    3. 英語の名詞には色がついている!
    4. Determiner (限定詞・決定詞) を応用した冠詞の見分け方
  6. 色分けによる英文構造分析法
    1. 赤:コアの抜き出し
    2. 青:フリンジの認識
    3. 緑、茶、紫など:意味のカテゴリーの色分け

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

  • 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルを配布予定です。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2024年1月23日〜30日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/8 CIOMSおよび治験文書 (プロトコール、CSR、CTD等) 英訳のポイントとQCチェック オンライン
2024/5/24 GCP調査に向けたSOPの作成と管理並びにTMFの整備 オンライン
2024/6/4 GCP調査に向けたSOPの作成と管理並びにTMFの整備 オンライン
2024/6/25 治験総括報告書及びCTD 2.5の基本的な作成法と照会事項への対策 オンライン
2024/6/27 日本特有の要求対応をふまえた海外導入品のCMC開発対応とCMC申請資料 (日本申請用) 作成 オンライン
2024/7/9 日本特有の要求対応をふまえた海外導入品のCMC開発対応とCMC申請資料 (日本申請用) 作成 オンライン
2024/7/12 海外当局GMP査察に対するプレゼン、翻訳、バックルーム対応 オンライン
2024/7/22 改正GMP省令で求められているGMP文書・記録の作成・管理のポイント オンライン
2024/7/24 海外当局GMP査察に対するプレゼン、翻訳、バックルーム対応 オンライン
2024/7/24 海外製品導入/導出品のCTD-Q (CMC申請資料) 作成の留意点 オンライン
2024/7/31 改正GMP省令で求められているGMP文書・記録の作成・管理のポイント オンライン
2024/8/2 海外製品導入/導出品のCTD-Q (CMC申請資料) 作成の留意点 オンライン
2024/10/30 バイオ医薬品のCTD (CMC) :妥当性の根拠とまとめ方 (2日間) オンライン
2024/10/30 専門の知識をもたない初級担当者のためのCTD-Qのまとめ方 (入門講座) オンライン