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化学業界におけるGX・SXへの対応、可視化、企業事例

化学業界におけるGX・SXへの対応、可視化、企業事例

オンライン 開催

開催日

  • 2024年1月19日(金) 10時30分 16時30分

プログラム

第1部 カーボンニュートラルからネイチャーポジティブへ

- サステナビリティ経営の新機軸 –

(2024年1月19日 10:30〜12:00)

 2030年までの新たな世界目標である「昆明・モントリオール生物多様性枠組」が採択されたことを踏まえ、「ネイチャーポジティブ」という国際合意が日本社会や日本企業へ与える影響について解説する。

  1. なぜ今サステナビリティが問われるのか?
  2. 気候変動と生物多様性の国際的潮流
    1. ネイチャーポジティブとは?
    2. 国際的枠組の変遷・GBFと日本の国家戦略
    3. 投資家・ESG投資の動向
    4. ネイチャーポジティブの特徴
  3. 日本企業に求められるスピード感
    1. 国際イニシアチブの動向
    2. 企業活動上のリスク
  4. ネイチャーポジティブに関する先進事例
    1. 食品メーカー
    2. スポーツ用品メーカー
    3. ファッションコングロマリット
    4. 消費者からの評価 (NRIアンケート)
  5. ネイチャーポジティブを経営見直しの契機に
    1. 日本企業が取り組むべき課題
    2. 具体的課題1: サプライチェーン全体の継続的な改革
    3. 具体的課題2: 顧客体験価値の向上による市場創造
    4. 具体的課題3: 投資家とのエンゲージメントの高度化
    • 質疑応答

第2部 化学業界における環境負荷低減活動の動きおよび「GX」の取組み紹介

〜株式会社トクヤマの事例紹介〜

(2024年1月19日 13:00〜14:00)

廃石膏ボードを石膏ボード用原料として100%再利用できるリサイクル技術の開発や事業化、 セメント産業における廃棄物活用による環境負荷低減の取組みについて説明する。 また、トクヤマのGXの取組みの概要を紹介する。
  1. CFPの全体像と算定のキーポイント
    1. CFPとは何か?
    2. CFPを取り巻く国内外の動向
    3. CFP算定の全体像
    4. 算定を進めるにあたってキーポイント
  2. 算定担当者が直面する課題をどう乗り越えるか
    1. CFP算定担当者が直面する課題
    2. CFP算定でよくある疑問
      1. リサイクル品の考え方
      2. 規制間の違い
    3. 「Zeroboard」のCFP算定機能ご紹介
    • 質疑応答

第3部 化学産業および化学周辺業界におけるサプライチェーンの脱炭素化に向けた動き

〜長瀬産業株式会社の事例紹介〜

(2024年1月19日 14:15〜15:15)

  1. 外部環境の分析
  2. サステナビリティ推進体制の構築
  3. CO2排出量の可視化と削減
    1. カーボンニュートラル宣言
    2. サプライチェーンの可視化戦略
    3. サプライチェーンの削減戦略
    • 質疑応答

第4部 積水化学グループにおける戦略としてのESG経営

〜GX・SXをチャンスとするための戦略〜

(2024年1月19日 15:30〜16:30)

  1. 積水化学グループのESG経営
  2. 積水化学グループにおけるグリーントランスフォーメーション (GX) 戦略
  3. GXおよびSXをチャンスとするための企業・製品価値の可視化
    1. 統合指標
    2. CO2排出の削減貢献
    3. ネイチャー側面のLEAP分析
  4. 今後の展望
    • インパクト加重会計など
    • 質疑応答

講師

  • 榊原 渉
    株式会社 野村総合研究所 サステナビリティ事業コンサルティング部
    部長
  • 新見 龍男
    株式会社トクヤマ セメント開発グループ
    上級主任
  • 杉田 裕武
    長瀬産業 株式会社 経営企画本部 サステナビリティ推進室
    課長
  • 三浦 仁美
    積水化学工業 株式会社 ESG経営推進部
    担当部長

主催

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  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
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本セミナーは終了いたしました。

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