技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

機器分析で得られたデータにおける「統計解析」の考え方と実際

機器分析で得られたデータにおける「統計解析」の考え方と実際

オンライン 開催

視聴期間は2023年11月30日〜12月14日を予定しております。
お申し込みは2023年12月12日まで承ります。

概要

本セミナーでは、分析値の扱い方や誤差の伝播、標準偏差σ、不確かさσ/√n の意味やハイゼンベルグの不確定性原理との関係、モンテカルロ法の歴史を含む定量分析への応用 (定量精度とサンプリング量との関係) 、スペクトルのスムージング、デコンボリューションや、Tsallis (ツァリス) エントロピー等の数値処理に加え、デジタル・シグナル・プロセッサによる計測の落とし穴についても解説いたします。

開催日

  • 2023年12月12日(火) 13時00分 2023年12月14日(木) 17時00分

修得知識

  • 機器分析装置に組み込まれた様々な数値処理メニューをブラックボックスとしてではなく、その意味を理解して使えるようになる
  • 適切なパラメータを用いてスムージング等のデータ処理ができるようになる
  • 統計学を機器分析データに応用する具体例
  • 低濃度でノイズに埋もれたデータから、何らかの意味のあるデータを抽出できるようになる
  • 分析報告書を自信を持って書くことができるようになる

プログラム

 分析値の扱い方や誤差の伝播、標準偏差σ、不確かさσ/√n の意味、モンテカルロ計算による定量精度とサンプリング量との関係、1回だけの測定や異常値の棄却に関する考え方、スペクトルのスムージング、デコンボリューション、Tsallis (ツァリス) エントロピー、デジタル・シグナル・プロセッサによる計測の落とし穴について解説する。

  1. 概要
    1. 検定の問題
    2. 外れ値の重要性
    3. モンテカルロ計算
    4. スペクトルのスムージング
    5. スペクトルの分解能向上処理
    6. ピーク分離
    7. 装置に組み込まれたブラックボックスの例
  2. 不確かさと標準偏差の誤用
    1. 不確かさとは何か
    2. どういう場合に使うか
    3. 「不確かさ」を使うのが不適切な場合
  3. 定量分析
    1. モンテカルロ法
    2. 中心極限定理
    3. 試料量と定量精度の関係
    4. 測定回数と定量精度の関係
    5. 検出下限
  4. 誤差の伝播
    1. 和の誤差
    2. 差の誤差は大きくなる
    3. 積と商の誤差
  5. スペクトルのフーリエ変換
    1. スムージング
    2. サビツキー・ゴーレイ法
    3. 分解能向上処理
    4. グリーン関数
  6. ラプラス変換の意味
    1. 代数化
    2. 間違った解釈
    3. 応用の広い熱と温度の関係・電流と電圧の関係
  7. エントロピー
    1. 情報量エントロピー
    2. 非加算的エントロピー
  8. デジタル計測
    1. デジタル・シグナル・プロセッサ
    2. デジタル計測の不確かさ
    3. データ処理のブラックボックス化

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2023年11月30日〜12月14日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/5/26 治験/臨床研究における因果推論とEstimandの理解・導入 オンライン
2025/5/27 統計手法の基礎 オンライン
2025/5/29 製品品質照査の活用による製造工程、原料・資材及び製品規格の妥当性検証 オンライン
2025/5/30 アンメットメディカルニーズ・インサイト情報の発掘法と活かし方 オンライン
2025/5/30 ゼロから始める初心者向けバリデーション オンライン
2025/5/30 検定・推定 (主に計数値) オンライン
2025/6/6 時系列データ分析の基礎と実務への応用 オンライン
2025/6/9 時系列データによる将来予測、異常検知への応用 オンライン
2025/6/10 ゼロから始める初心者向けバリデーション オンライン
2025/6/13 時系列データ分析の基礎と実務への応用 オンライン
2025/6/20 分析法バリデーションのための統計解析入門と分析能パラメータ計算および基準値設定法入門 オンライン
2025/6/23 非臨床試験における統計解析入門 オンライン
2025/6/27 非臨床試験における統計解析入門 オンライン
2025/6/27 「統計的品質管理」総合コース2024 オンライン
2025/6/27 データサイエンスの基礎 オンライン
2025/6/27 安定性試験の評価と有効期間の設定 オンライン
2025/6/27 プロセスバリデーションと年次照査 (APR) への応用 オンライン
2025/6/27 サンプリング試験 (ロットの合否判定方法) への応用 オンライン
2025/6/27 分析法バリデーションへの応用 オンライン
2025/6/27 Quality by Designのための実験計画法 オンライン