技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

CSV (コンピュータ化システムバリデーション) 実務入門講座

CSV (コンピュータ化システムバリデーション) 実務入門講座

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、CSVに関する根底の考え方と基本知識を学んだ上で、教科書ベースではないプロジェクト現場での実例にもとづく、CSV活動の進め方を解説いたします。

開催日

  • 2023年10月27日(金) 12時30分 16時30分

修得知識

  • CSV対応の根底となる必ず押さえておくべき考え方
  • 基本となるCSV活動の手順と内容および作成文書
  • プロジェクトにおけるCSV活動の実際
  • CSVのスコープとアプローチの策定のポイント
  • GAMP5 2nd Editionのポイント
  • 対応事例

プログラム

 医薬品や医療機器に関わる業務においてシステムを導入する際、CSVに関する悩みや課題を多く聞きます。

  • ユーザー企業の悩みや課題
    • 「CSVをどこまで行えばよいか分からない」
    • 「そもそも今回導入するシステムにCSVは必要なのか」
    • 「CSVをもっと効率よくできないものか」
    • 「CSV対応に要する工数がシステム導入によって削減を期待する工数を上回ってしまう」
    • 「昨今デジタルトランスフォーメーション (DX) の推進が叫ばれるがCSVを考慮すると躊躇してしまう」
    • 「CSVを加味したベンダー企業の見積は妥当なのか」
    • 「ベンダー企業とのCSVタスクの分担の食い違いがプロジェクト開始後に判明した」
  • ベンダー企業の悩みや課題
    • 「取り扱い製品にCSV対応を求められたが具体的に何をすればよいのか」
    • 「CSV対応は、Part11対応やERES対応とは異なるのか」
    • 「要求されるCSVタスクが不明瞭のためプロジェクトリスクとなって見積が膨らんでしまう」
    • 「お客様とのCSVタスクの切り分けがしづらい」
    • 「いざプロジェクトが始まるとお客様よりCSVに関する細かい要求が発生しその対応に工数やスケジュールをとられてしまう」
    • 「CSVを理解している要員が少なくアサインできない」

 これら悩みや課題の解決にあたっては、ユーザー側とベンダー側の双方がCSVに対する正しい理解と実務的な知識の学習を行うことが極めて重要となります。
 本セミナーでは、実務対応に直結する思考と知識の習得を目的として、CSVに関する根柢の考え方と基本知識を学んだ上で、教科書ベースではないプロジェクト現場での実例にもとづく、CSV活動の進め方を学習します。

  1. CSV対応の基本理解
    1. はじめに
      1. CSVとは
      2. CSVに関する法規制とガイドライン
      3. どのような時にCSVの取り組みが求められるか
    2. CSVの進め方
      1. CSV活動の種類と基本的な流れ
      2. CSV活動で使用されるシステム開発ライフサイクル
        1. 一般的なシステムの構築活動とCSV活動の関係
        2. CSV活動におけるユーザーとベンダーの役割分担
        3. CSV活動で増加するコスト
      3. カテゴリ分類と活動内容の定義
      4. CSV活動で作成する文書
      5. CSV活動の体制と役割
  2. CSV対応の実務理解
    1. モデルケースを用いたCSV活動の実例解説
      1. CSV計画
      2. サプライヤ評価 (ベンダー監査)
      3. ユーザー要件定義 (URS)
      4. 機能要件定義 (FS)
      5. 設計仕様定義 (DS)
      6. 機能リスク評価
      7. 設計時適格性評価 (DQ)
      8. 据付時適格性評価 (IQ)
      9. 運転時適格性評価 (OQ)
      10. 性能適格性評価 (PQ)
      11. 教育訓練
      12. 運用準備
      13. CSV報告
      14. CSV全体管理
        • 逸脱管理
        • 変更管理
        • 設定管理
        • 文書管理
      15. リタイアメント
    2. 対応事例の紹介
    • 質疑応答

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/11/27 無菌医薬品包装規制および完全性評価手順・各種漏れ試験方法のポイント オンライン
2024/11/27 医薬品開発に使えるタンパク質の理論的デザイン法とタンパク質のフォールディング予測法 オンライン
2024/11/27 医薬品の製品開発/薬事戦略策定と新規事業計画書作成のポイント オンライン
2024/11/27 医薬品開発における効率的な開発計画策定およびスケジュール管理のポイント オンライン
2024/11/28 医薬品品質試験における生データの取扱いとQC実施のポイント 東京都 会場・オンライン
2024/11/28 安定性試験実施の留意事項と安定性試験結果の統計解析/安定性予測・評価方法および有効期間の設定 オンライン
2024/11/28 ICH Q12,Q14の要件と承認後変更管理 (PACMP) の具体的進め方 オンライン
2024/11/28 開発段階 (求められる要件) に応じたQbDによる製剤開発と品質規格・Validation実施範囲 オンライン
2024/11/28 炎症性腸疾患における治療・薬剤選択の実際と今後の展望 オンライン
2024/11/28 バイオ医薬品の原薬製造における外来性感染性物質のクリアランスと安全性試験 オンライン
2024/11/28 残留溶媒に関する規制と申請上の留意点、規格値設定の考え方 オンライン
2024/11/28 医薬品開発における非臨床安全性評価とCTDの記載・信頼性確保 オンライン
2024/11/29 原薬製造のプロセスバリデーション実施方法とスケールアップ・MF登録申請 オンライン
2024/11/29 非無菌医薬品における微生物学的品質管理の必要レベルと微生物限度試験法実施事例 2024 オンライン
2024/11/29 無菌医薬品 GMP入門 東京都 会場・オンライン
2024/11/29 CSV (コンピュータ化システムバリデーション) ・GAMP5の基礎知識および実施のポイント オンライン
2024/11/29 動物用医薬品・体外診断薬における薬事規制と国内外市場動向 オンライン
2024/11/29 ミトコンドリア医薬における開発・技術動向と実用化に向けた課題 オンライン
2024/12/2 局方/GMPに対応する不純物の評価・管理及び原薬出発物質の選定/妥当性/CQA・CPP設定 オンライン
2024/12/2 製造設備のバリデーション実施項目・各段階の様式例と適合性調査にむけた文書作成管理 オンライン