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化学・バイオ分野における特許出願 (外国出願を含む) 戦略と強い明細書の作成

化学・バイオ分野における特許出願 (外国出願を含む) 戦略と強い明細書の作成

~明細書への作用効果、メカニズム、効果確認試験・評価の内容と書き方 / 限られた資源で、最大限の効果を発揮するための特許出願の方法 / 各国毎に異なる用途発明の保護プラクティス、クレーム表現~
オンライン 開催

開催日

  • 2023年6月22日(木) 10時30分 16時30分

修得知識

  • 各国毎に異なる用途発明の保護プラクティス、クレーム表現
  • 明細書への作用効果、メカニズム、効果確認試験・評価の内容と書き方
  • 限られた資源で、最大限の効果を発揮するための特許出願の方法

プログラム

 一製品一特許が成立し得る化学・バイオ分野では、1件の特許出願についてみても、その価値は高く、担う役割が極めて多種多様であり、化学・バイオの特許出願の戦略は、機電系等の他の技術分野とは大きく異なります。また、その審査等のプラクティスも各国毎に異なる点があり、それらを理解した上で日本出願を行うことが必要になります。
 本講座は、化学・バイオ分野における特許出願 (外国出願を含む) 戦略と強い明細書の作成に役立つ事項について、判例等を参考にしながら説明し、限られた資源の中で、最大限の効果を発揮する特許出願を行うことができる知識の習得を企図しています。

  1. 競争優位のためのビジネスツールとしての特許
    1. 特許由来のビジネス競争力
  2. 化学・バイオ特有の出願戦略
    • 物質
    • 結晶多型・塩・光学異性体
    • 組成物
    • 製法・非製法
    • 用途など
  3. 用途発明と外国出願の留意点
    • 各国毎に異なる用途発明の保護プラクティスとそれに合わせたクレーム表現
  4. 物質・組成物発明とパラメータ発明の留意点
    • 権利範囲の広狭
    • 権利行使の容易性
    • 権利の強さと無効可能性
  5. 数値限定発明・選択発明の留意点
    1. 特許性 (新規性・進歩性) の考え方
    2. 米国における内在公知の問題
    3. 後願排除効と欧州における自己衝突の問題
  6. 権利行使に役立つ化学・バイオ出願の強い明細書の作成
    1. 作用効果的記載、メカニズムの記載
    2. 実験データのバリエーション
    3. 効果確認試験・評価の内容・記載
  7. 事例で考える出願戦略と明細書の作成
    • ビジネスに役立つ発明発想とクレームドラフティング
    • 質疑応答

講師

  • 廣田 浩一
    伊東国際特許事務所
    所長代理・弁理士

主催

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受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
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  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
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  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
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本セミナーは終了いたしました。

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