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ドローン技術の最新事情と災害対策への活用

アーカイブ配信付きセミナー (視聴期間: 2023年5月25日〜31日を予定)

ドローン技術の最新事情と災害対策への活用

~ディープラーニングで空飛ぶロボットに進化するドローン~
オンライン 開催

概要

空の産業革命のレベル4も解禁され、ますます進展するドローン技術。
本セミナーでは、障害物も多く、高度な役割も求められる災害現場での活用事例とその技術を中心に、ドローンの基礎から最新情報までを解説いたします。

開催日

  • 2023年5月24日(水) 13時00分 17時00分

受講対象者

  • 災害対応ドローンに関わりのある方や関心のある方
  • ドローンの仕組みや機能・性能、飛行させる方法について知りたい方
  • ドローンの飛行を規制する航空法の動向について知りたい方
  • ドローンの登録制度・機体認証制度・操縦者技能証明制度について知りたい方
  • ドローンのレベル3運行に欠かせない「携帯電話の上空利用」について知りたい方
  • ドローンのレベル4運行に欠かせなくなる「AIの目による障害物回避飛行」について知りたい方
  • 機械学習ではなくディープラーニングで実現した「AIの目」について知りたい方
  • 米国のSkydio社とAmazon社の「AIの目で障害物回避飛行ができるドローン」について知りたい方

プログラム

 2018年9月に、空の産業革命のレベル3 (無人地帯における補助者なしの目視外飛行) が解禁され、2022年12月には、空の産業革命のレベル4 (第三者上空における補助者なしの目視外飛行) が解禁されました。このような空の産業革命に向けたドローン技術の進展は著しく、これに伴い、災害対策に用いるドローンの高度な活用も可能になってきました。
 特記すべきは、ディープラーニングで実現した「AIの目」で飛行環境を直視し、障害物を自動的に回避しつつ飛行できるドローンが、米国のSkydio社とAmazon社により実用化されたことです。つまり、これまでは「無線による操り人形」に過ぎなかったドローンが、「空飛ぶロボット」に進化しているのです。災害現場での被災者等の確認・判別には、ドローンを高度数十mで低空飛行させる必要がありますが、これまでの「無線による操り人形みたいなドローン」では、電線、高木、煙突等に衝突するリスクを払拭できませんでした。しかし、「空飛ぶロボットに進化したドローン」であれば、このようなリスクを完全に払拭できますので、災害現場におけるドローンの活用の自由度を画期的に向上させることができます。

  1. 災害対策における最先端の活用事例
    1. 2022年10月、仙台市の津波避難広報ドローンが本格運用開始
    2. 仙台市の本格運用開始までの長い道程
  2. 消防本部の災害対応ドローン
    1. 災害対応ドローンの意義と目的
    2. 災害対応ドローンの整備と活用の状況
    3. 災害対応ドローンに求められる機能
  3. ドローンの仕組みと飛行させる方法
    1. ドローンが飛行する仕組み
    2. 直視による無線操縦
    3. FPVによる無線操縦
    4. GPSによる自律航行
    5. テレメトリによる飛行状態の把握
  4. 世界市場を席巻した中国DJI社のドローン〜その優れた機能と性能
    1. 卓越したドローン無線技術
    2. 他に類を見ない障害物探知回避機能
  5. ドローンの飛行を規制する航空法
    1. 法規制の発端は、2015年4月に発生した首相官邸ドローン落下事件
    2. 2015年の航空法の改正〜「飛行禁止空域」と「飛行の方法」を規定
    3. 2020年の航空法の改正〜無人航空機の登録制度を創設
    4. 2021年の航空法の改正〜無人航空機の機体認証制度と無人航空機操縦者技能証明制度を創設
  6. “空の産業革命”のレベル3〜無人地帯で補助者なしの目視外飛行
    1. レベル3は2018年9月に解禁
    2. レベル3の意義と目的
    3. レベル3では携帯電話 (4G、5G) の上空利用が必要
  7. “空の産業革命”のレベル4〜第三者上空で補助者なしの目視外飛行
    1. レベル4は2022年12月に解禁
    2. レベル4の意義と目的
    3. レベル4では“空飛ぶロボット”へのドローンの進化が必要
  8. 「AIの目」で障害物を回避して飛行できるドローン
    1. ディープラーニングで実現した「AIの目」
    2. 米国Skydio社のドローン
    3. 米国Amazon社のドローン
    • 質疑応答

講師

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,400円 (税別) / 33,440円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 22,000円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 20,000円(税別) / 22,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,400円(税別) / 33,440円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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