技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
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本セミナーでは、薬物動態解析の基礎となるコンパートメントモデルについての講義と演習を行います。
〜ガイドライン/動物からの経験的なヒト予測法の解説、演習により予測特性の理解を深める〜
医薬品の開発では、ヒトにおける薬効と安全性を担保するために、非臨床において多くの動物試験や試験管内での試験 (in vitro試験) を行っています。非臨床試験は、すべてヒトでどうなるのかを予測するために行われており、定性的な予測、定量的な予測をしています。ヒトにおける薬物動態予測は、投与量や投与回数、薬物間相互作用の有無に影響するため、使いやすい薬を安全に効率的に開発するために重要な予測法です。健康成人を対象とした第1相試験で新規化合物を初めてヒトに投与することになり、安全に行うために適切な初回投与量の予測が必要となります。この初回投与量の設定のガイドラインが日本、米国、欧州でそれぞれあり、ICH-M6で統合され、その後、欧州では改訂も行われました。初回投与量予測に薬物予測が必要であり、その考え方が記載されています。
ヒト薬物動態予測は、動物からの予測および (/あるいは) ヒト肝ミクロソームや肝細胞等を用いたin vitro試験から予測の大きく分けて2つの方法で行われていますが、数10種類報告されており、AUC、半減期といったパラメータを予測するもの、血漿濃度推移を予測するものなど目的によりさまざまな方法があります。また、創薬段階でのスクリーニング結果からの予測と第1相試験前の予測と開発ステージによっても使用する予測法は異なってきます。
演者は、創薬担当者の多くは、ガイドラインをあまり意識していないように感じており、本セミナーでは、ガイドラインの解説をし、基本的な動物からの経験的なヒト予測法を解説し、演習により予測特性の理解を深めることを目的として行います。
〜生理学的薬物速度論 (PBPK) モデルを用いたin vitroからの予測〜
ヒトにおける薬物動態予測 (1) では動物からの予測法を主に扱っています。
本セミナーでは、生理学的薬物速度論 (PBPK) モデルを用いたin vitroからの予測を解説します。動物からの予測は、経験則であり、メカニズムに基づいたものではありません。一方、ヒト由来試料を用いたin vitro試験からの予測は、メカニズムから構築したモデルを用いていますが、測定値の信頼性や測定限界等、問題点もあります。また、予測ソフトウェアの特性もあります。両者ともに一長一短がありますので、両者の特性を理解した上での使い分けが重要です。今回のミナーでは、モンテカルロシミュレーションによる個体間変動の予測法についても紹介します。
教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。
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発行年月 | |
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