技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

押出成形のトラブル対策 Q&A講座

押出成形のトラブル対策 Q&A講座

~加工条件の最適化・安定化~
オンライン 開催

概要

本セミナーは、押出成形を基礎から解説し、装置・プロセス条件の設定、樹脂特性と成形への影響、不良の原因と対策について詳解いたします。
過去のセミナーで多く寄せられた質問を元にプログラムを構成しております。

開催日

  • 2023年3月31日(金) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 押出成形・押出加工に関連する製品の技術者
    • フィルム (光学フィルム・太陽電池関連フィルム・包装など)
    • シート (発泡シートなど)
    • パイプ・ホース・チューブ
    • 土木・建材用異形押出品
    • 電池セパレータ
    • 高機能複合材料 (ナノコンポジット)
    • 機能性薄膜・フィルム
    • 食品
    • トイレタリー分野
    • 押出機 など

修得知識

  • 押出成形の基礎
  • 装置・プロセス条件の設定
  • 樹脂特性と成形への影響
  • 不良の原因と対策

プログラム

  1. 押出成形に関する基礎知識
    1. 材料特性
      • Q1 押出成形に関係する樹脂特性は何か?
      • Q2 分子量 (平均分子量) 、分子構造は押出成形性にどのように影響するか?
      • Q3 非晶性樹脂と結晶性樹脂の違いは何か?
      • Q4 MFR、溶融粘度、分子量の間の関係は?
      • Q5 溶融張力の測定法は?
      • Q6 溶融張力とMFRの関係は?
      • Q7 押出成形材料の形態は?
      • Q8 溶融樹脂から発生するガスにはどのようなものがあるか?
    2. 押出成形特性
      • Q9 押出成形はどのような工程からなるか?
      • Q10 溶融粘度とは?
      • Q11 剪断粘度の測定法は?
      • Q12 伸張粘度の測定法は?
      • Q13 ドローダウン性の測定法は?
      • Q14 押出機にはどんな種類があるか?
      • Q15 スクリュの形状は?
      • Q16 スクリュにおける剪断熱発生に影響する因子は?
      • Q17 押出成形装置にはどんな種類があるか?
  2. 押出成形現象
    • Q18 押出成形をする上で、必ず押さえなければならない点は?
    • Q19 押出成形で成形しにくい製品形状は?
    • Q20 異形押出で、特に注意することは?
    • Q21 押出成形のし易さ、難しさはどうやって決まるか?
    • Q22 樹脂の比容積、圧力、温度 の関係は?
    • Q23 スウェリング (ダイスウェル) とは?
    • Q24 スウェル比に与える影響因子は何か?
    • Q25 メルトフラクチャー、シャークスキンとは?
    • Q26 配向のメカニズムとは?
    • Q27 ドローレゾナンスとは?
    • Q28 残留ひずみ、そり、変形の発生メカニズム?
    • Q29 残留ひずみは製品品質のどのように影響するか?
    • Q30 残留ひずみの測定法は?
  3. 加工条件の最適化
    • Q31 樹脂はどんなふうに溶けるか?
    • Q32 ホッパーからの落下量に影響する因子は?
    • Q33 スクリュの食い込みに影響する因子は?
    • Q34 予備乾燥はどんな場合に必要か?
    • Q35 予備乾燥の方法は?
    • Q36 シリンダ、スクリュにおける剪断熱の制御法は?
    • Q37 スクリュで均一に混練するポイントは?
    • Q38 スクリュの輸送推進力を決める因子は?
    • Q39 正しい脱気の進め方は?
    • Q40 ダイ押出後の冷却法は?
    • Q41 ダイ圧制御のポイントは?
    • Q42 ダイ温度制御のポイントは?
    • Q43 安定した供給を行うためのポイントは?
    • Q44 賦形工程の注意点は?
    • Q45 冷却時の温度むらを防ぐには?
  4. トラブル対策
    • Q46 溶融樹脂のドローダウンを防ぐには?
    • Q47 ドローレゾナンスを防止するには?
    • Q48 サージング (脈動) を防ぐには?
    • Q49 ダイラインを防ぐには?
    • Q50 残留ひずみ (冷却ひずみ) を低減するには?
    • Q51 フッシュアイを防ぐには?
    • Q52 ギヤマークを防ぐには?
    • Q53 メヤニを防ぐには?
    • Q54 粘着・剥離マークを防ぐには?
    • Q55 光学ひずみを防ぐには?
    • Q56 そりを防ぐには?
    • Q57 ブリードを防ぐには?
    • Q58 異物混入を防ぐには?
    • Q59 ウェルドライン (スパイダーマーク、融着ライン) の発生を防ぐには?
    • Q60 成形品の変色を防ぐには?
    • Q61 表面光沢をよくするには?
    • Q62 メルトフラクチャー (シャークスキン) を防ぐには?
    • Q63 気泡不良を防ぐには?
    • 質疑応答

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/12/3 加速する国内外のプラスチック規制の動向とリサイクルの最新事情 オンライン
2024/12/4 ポリマーアロイにおける相溶性の基礎と物性制御ノウハウ オンライン
2024/12/4 高分子結晶化の基礎と解析技術および結晶成長 オンライン
2024/12/5 高分子の結晶化と結晶高次構造の特徴・各種分析法 オンライン
2024/12/5 乳化重合・ソープフリー乳化重合によるポリマー微粒子の合成と粒子径・形状制御 オンライン
2024/12/6 プラスチック用添加剤の作用機構と使い方 東京都 会場
2024/12/9 二軸スクリュ押出機を用いたリアクティブプロセシング技術の基礎から応用へ オンライン
2024/12/9 架橋技術によるポリマーの性能向上と物性・特性改良方法 オンライン
2024/12/9 高分子材料の末端基・構造解析テクニック オンライン
2024/12/10 樹脂部品の特性と材料費/加工費/型費の概算法から検図法まで学ぶ超実務設計 オンライン
2024/12/10 フィラー最密充填構造設計とポリマー系複合材料の高熱伝導化 オンライン
2024/12/10 高分子材料の劣化・変色技術の基礎と防止処方技術 オンライン
2024/12/11 低誘電特性樹脂の技術開発動向と設計手法 オンライン
2024/12/11 セラミックグリーンシート成形技術の総合知識 オンライン
2024/12/11 チクソ性の基礎、制御、測定・評価と実用系への活用方法 オンライン
2024/12/11 ポリマー・高分子材料のモノマー化・解重合技術の基礎とケミカルリサイクルの技術動向 オンライン
2024/12/13 高分子絶縁材料の劣化・絶縁破壊メカニズムと計測・データ解釈法 オンライン
2024/12/13 プラスチック加飾技術の最新動向と今後の展望 オンライン
2024/12/13 エポキシ樹脂の基礎、硬化剤との反応および副資材による機能化 オンライン
2024/12/16 架橋剤を使うための総合知識 オンライン

関連する出版物