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暗黙知としての開発技術・実験の考え方とその可視化、技術継承の方法

暗黙知としての開発技術・実験の考え方とその可視化、技術継承の方法

~組織と技術の自律的成長を生む技術継承の戦略と方法~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、技術継承戦略の考え方とその戦略を実現するための具体的方法を解説いたします。

開催日

  • 2022年10月25日(火) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • マネージャー、経営層
  • これから技術継承や準備を始めようとしている現場担当者、管理層、経営層
  • 技術継承を現在進めている現場担当者、管理層、経営層
  • 技術継承で課題を抱えている現場担当者、管理層、経営層

修得知識

  • 本来のあるべき技術継承
  • 技術継承の考え方と方法
  • 保有技術の可視化と情報資産化
  • 継続性と発展の両立
  • 基盤人材戦略

プログラム

 技術継承というとどうしても生産技術にスポットが当てられがちですが、研究開発、特に開発・実験技術の継承も大きな問題の一つです。開発・実験技術は生産技術のように定まった固定的なものではなく、ケースバイケースでその時その時に考えていくものであるので、マニュアル化も難しいと言えます。そのため、これまで開発・実験技術の継承についてはほとんど触れられてこず、個人の力量に任されていました。しかし、スピードと効率化、人材の流動化が激しい現代においては、開発・実験技術の継承も生産技術と同様に推し進めなければなりません。
 本講演では、特に開発・実験技術にフォーカスして、技術継承の本質の理解と共に、発展的成長へと繋がる技術継承戦略の考え方、そして、その戦略を実現するための具体的方法 (伝える内容、伝え方、技術の情報化) について、暗黙知と形式知という考え方や行動心理学の考え方を取り入れて解説します。

  1. 開発・実験技術とは
    1. 演習
    2. 開発・実験技術とは何か
    3. 生産技術との違い
    4. 演習
    5. 技術継承とは
  2. 開発・実験技術継承の目的
    1. 開発・実験と継承
    2. なぜ継承するのか
    3. サスティナビリティー
    4. ダークスポットを作らない
  3. なぜ継承が難しいか
    1. 本質的課題
    2. 現実的な現場の課題
    3. 情報化の難しさ
    4. 内面の可視化
    5. 大いなる誤解の存在
  4. 開発・実験技術継承における課題
    1. 伝える側の課題
    2. 責任と原因の帰属
    3. 継承における心理的課題
    4. 現場担当者任せの課題
  5. 技術継承と暗黙知
    1. 継承とナレッジの共有化
    2. ナレッジと暗黙知
    3. 暗黙知の構成要素
  6. 継承プロセスとは
    1. 顕在化とサイエンス
    2. テクノロジー化のポイント
    3. 重要な顕在化の方法
    4. ヒアリングとインタビュー
    5. 質問レベル
    6. 4Q (4つの質問)
    7. フロー化
    8. トップダウン&ボトムアップ
    9. フローの深掘り
  7. 開発・実験技術継承のキーポイント
    1. 技術継承とは
    2. 経験知
    3. 形式知化の向こう側
    4. 本当の形式知へ
    5. 技術力の継承とは
    6. ノウハウ・技術以外に伝えるべきこと
    7. 継承すべき見えない技術
    8. 継承することの本質
    9. 継承の内的プロセス
    10. スタートとゴール
    11. 伝えること
    12. 人を動かす伝え方
    13. 熟練者とは何か
    14. 新米、中堅、ベテラン
    15. 継承≠コピー
    16. 言葉の重要性
    17. 業務化と期限、ゴール設定
    18. 業務としての期限・目標 (ゴール) の確認
    19. バランス
    20. 進捗管理
    21. 特異点の重要性
    22. 二つの成長
  8. 開発・実験技術継承の準備
    1. 準備の重要性
    2. 棚卸
    3. 技選
    4. 人材の棚卸
    5. 人選
    6. 分類する
    7. 選別
  9. 開発・実験技術の可視化と継承
    1. より難しい継承
    2. 開発・実験技術とは何か
    3. 思考、作業の区別
    4. 開発・実験技術 (スキル) の分類
    5. ○○スキル
    6. 動作の継承
    7. 思考の継承
    8. プロセスへのアプローチ
    9. フェーズの可視化
    10. 例えば、実験パラメータ –
    11. 実験操作の可視化
    12. マニュアルの統合
    13. OJT ≠ 免罪符
    14. フィードバック
    15. 実験プロセスの比較
    16. 裁量バランス
    17. 基盤力
  10. 伝えるべき実験の考え方の基本
    1. 実験の絶対的タブー
    2. 実験が上手くいかない時への対応
    3. 実験ストーリーの考え方
    4. 実験方法の考え方
    5. 実験パラメータの選び方
  11. 内面と啓蒙
    1. 手順だけで終わらない
    2. ソフト要素
    3. 技術だけではない
    4. 納得
    5. 啓蒙と納得
    6. 関係者の納得
  12. 技術継承の方法 (伝え方と教え方)
    1. 継承のパターン
    2. 要素分解 (手強い対象は分解する)
    3. 継承技術のブレークダウン
    4. 認知バイアスの罠
    5. OJTが機能しない理由
    6. 正しいOJT
    7. 良い訓練とは
    8. 背景と理由
    9. ソクラテス式
    10. 以心伝心
    11. 「動」で伝える
    12. 徒弟制度
  13. 継承のためのコミュニケーション
    1. コミュニケーションとは
    2. 心 (マインド) のリンク
    3. 伝えたいこと、聞きたいこと
  14. 育成と継承
    1. 伝える側の教育が必要
    2. 受け手となれるような事前教育
    3. メンタリティー
    4. アフターフォロー
    5. オーバーラップ
  15. まとめ (継承のゴール)
    1. 継承の基本フロー
    2. 開発、モノづくりへのフィードバック
    3. 継承だけで終わらない
    4. 継承プロセスの改善
    5. 最後に
  16. 質疑

講師

主催

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お問い合わせ

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(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 34,200円 (税別) / 37,620円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 34,200円(税別) / 37,620円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
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本セミナーは終了いたしました。