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研究開発・技術部門が行うシナリオプランニングを活用した「勝てる」ロードマップの策定・実行の具体的な手法

研究開発・技術部門が行うシナリオプランニングを活用した「勝てる」ロードマップの策定・実行の具体的な手法

~将来の不確実性をとらえ、自社の強みを活かしたエコシステムを仕掛けて高収益・高利益を実現するために~
オンライン 開催

開催日

  • 2022年9月29日(木) 13時00分 17時00分

受講対象者

  • 研究開発部門や新規事業開発部門において、技術ロードマップ作成に取り組んでいる方
  • 研究開発テーマ設定におけるスコープが狭くなりがちで、もっと大きなトレンドを踏まえてテーマ検討をしたいと考えている技術者の方

修得知識

  • 生産財メーカーの戦略の考え方
  • シナリオプランニングによるシナリオ作成手法
  • 市場・製品・事業・事業ロードマップ策定の手法
  • 事業会社とスタートアップと連携のポイント

プログラム

 今、競合他社に先行してイノベーティブな製品・事業を継続的に創出しつづけることが必須なってきています。そのためには中長期の視点を持ち、市場の未来像を想定し、バックキャストして周到な準備を今からスタートすることが必要です。ロードマップはこの活動をするためのシナリオです。そこでは同時に市場変化をモニタリングし、タイムリーな計画のローリングが必要となります。この活動にエンジニアだけでなく、関係部署メンバーが参画し、一緒に検討することで、今後の取りくみへの参画を促すことも期待できます。
 本セミナーでは、18年以上の新規事業開発・R&D戦略コンサルティングとテック系スタートアップ支援・投資の最前線の経験をもとに、中長期に新事業を創出していくためのロードマップ策定・実行の具体的な手法を紹介します。不確実の高い状況でも柔軟に対応していくためにシナリオプランニングをとりいれたロードマップ作りも特徴です。
 さらに昨今、イノベーション・トレンドとなっている事業会社とスタートアップ連携のポイントについても紹介します。社内での新規事業開発がなかなか上手くいかない中、新しい手法として、社外のスタートアップへの投資・連携に可能性を見いだしている企業が増えています。スタートアップを「社外で行う新規事業開発プロジェクト」とみて、うまく活用することで競争力を上げていくためのポイントを紹介します。

  1. 「異業種連携の時代」に事業成果を生み出すロードマップとは
    1. 生産財にメーカーの戦略策定の基本
    2. エンジニアの行うマーケティングとは、研究開発部門のマーケティングとは
    3. 事業環境は現状の延長線上にはない
    4. 未来起点で当面の取り組み課題を考える
    5. 「技術」だけのロードマップでなく、「市場 – エコシステム – 製品 – 技術」ロードマップを考える
    6. ロードマップの社内運用ルールの検討
    7. ケース演習: 高収益B2B企業の事例から戦略構想のポイントを学ぶ
  2. シナリオプランニングとは
    1. シナリオプランニングの事例
    2. 未来は読めないが、未来への感度を高める
    3. シナリオプランニングによる未来起点での戦略構想とは
    4. 未来シナリオを複数想定し、どのシナリオでも勝つための戦略を考える
    5. シナリオプランニングにより組織・メンバーの柔軟性を高める
    6. シナリオプラニングの3つメリット
  3. シナリオプランニングを活用した「勝てる」ロードマップ策定の具体的なステップ
    1. 「記入例」に学ぶシナリオプランニングの基本的な流れ
      1. ステップ1.環境変動要因の抽出
      2. ステップ2.変動要因別のインパクト分析および不確実性分析
      3. ステップ3.環境変動要因の因果関係マップの作成とシナリオ構想
      4. ステップ4.シナリオ毎に「戦略コンセプト」を複数企画
      5. ステップ5.シナリオ毎にロードマップ策定
    2. ロードマップ策定のワークショップの効果的な進め方
    3. 演習
      1. ステップ2.変動要因別のインパクト分析および不確実性分析
      2. ステップ3.環境変動要因の因果関係マップの作成とシナリオ構想
  4. マーケットリサーチ手法
    1. 2次情報
    2. 1次情報
  5. 戦略発想の新トレンド スタートアップ連携によるイノベーション
    1. スタートアップを「社外で行う新規事業開発プロジェクト」として活用する
    2. リスクマネーを活用した「イノベーション・エコシステム」とは
    3. 大企業、スタートアップ、ベンチャーキャピタルの関係性
    4. 大企業とスタートアップの違いを認識する
    5. 大企業とスタートアップとの連携の10のポイント
    6. カーブアウトのメリット
  6. 参考資料
    • 事業成果を生み出すエンジニアになるためにマインドセットとは
    • 質疑応答

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 35,000円(税別) / 38,500円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 35,000円(税別) / 38,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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