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課題解決に取り入れたいナノカプセル・マイクロカプセル化技術入門

課題解決に取り入れたいナノカプセル・マイクロカプセル化技術入門

~アイディアと使い方次第で武器になる、応用毎の調製のコツを伝授~
オンライン 開催

このセミナーは2022年2月に開催したセミナーのオンラインセミナー:オンデマンド配信です。
オンラインセミナーは、お申し込み日より10営業日の間、動画をご視聴いただけます。
お申込は、2022年8月30日まで受け付けいたします。
(収録日:2022年2月18日 ※映像時間:約4時間26分)

概要

本セミナーでは、マイクロカプセル・ナノカプセルの基礎から解説し、構造制御例を交えて上手に利用するためのポイントを学びます。

開催日

  • 2022年8月30日(火) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • マイクロカプセルの開発で課題を抱えている方
  • マイクロカプセルに関連する技術者、開発者、製品企画担当者
    • 医薬品
    • 化粧品
    • 食品
    • 蓄熱
    • 塗料
    • 接着剤
    • 農薬
    • 芳香剤
    • 感熱紙・感圧紙
    • 電子ペーパー など
  • これからマイクロカプセルの調製をはじめようとしている方
  • マイクロカプセルの本を読んで一歩先に進みたい方

修得知識

  • マイクロ/ナノカプセルの基礎
  • マイクロカプセル調製に必要な事前情報
  • 各応用分野におけるマイクロカプセルの調製の考え方

プログラム

  ナノ/マイクロカプセルは、複数の機能を集約化することができることから、多くの分野で新規ナノ/マイクロカプセルの研究開発が活発に行われている。しかしながら応用分野により、ナノ/マイクロカプセルのバックグランドの条件 (シェル材種、コア材種、大きさ、構造、応用環境など) が異なっている。したがって、各応用分野で目的とする機能を発現させようとするためには、あるいは、問題解決に利用しようとするためには、それぞれの応用分野に適した調製方法によりナノ/マイクロカプセルを調製することが不可欠である。
  本講では、先ず、代表的なマイクロカプセル (ナノカプセル) 調製に必要な事前情報、調製方法とキーポイントを詳述するとともに、各応用分野に焦点をあてたマイクロカプセルの調製法について解説する。

  1. マイクロカプセルの基礎
    1. マイクロカプセル化の目的と期待される機能
    2. マイクロカプセルの形状・大きさ・構造・種類
    3. マイクロカプセル調製までに必用な事前情報と考え方
    4. 分散系調製法 (撹拌法、特殊生成装置、相分離法、転相乳化法)
  2. マイクロカプセルの調製法
    1. 化学的調製法の種類とその概要
      1. 代表的な化学的調製法の実際
      2. 含有率・マイクロカプセル化効率の低下防止法
    2. 物理化学的調製法の種類とその概要
      1. 代表的な物理化学的調製法の実際
      2. 含有率・マイクロカプセル化効率の低下防止法
  3. カプセルの内部構造とサイズに焦点を絞った調製法
    1. コアシェル型 (単一粒子・単一液滴・単一気泡) マイクロカプセル調製法
    2. マルチコア型 (複数粒子・液滴・気泡) マイクロカプセルの調製法
    3. ナノオーダーカプセルの調製法
  4. 応用分野におけるマイクロカプセル調製の考え方
    1. 食品分野におけるマイクロカプセルの調製の考え方と実施例
      • マイクロカプセルの特性 (シェル材種、構造、サイズ効果)
      • マイクロカプセルの機能評価 (保護隔離・刺激応答性)
    2. 自己修復剤におけるマイクロカプセル調製の考え方と実施例
      • マイクロカプセルの特性 (シェル材種、コア材種、構造)
      • マイクロカプセルの機能評価 (塗膜強度、添加量効果)
    3. 潜熱蓄熱技術におけるマイクロカプセル調製の考え方と実施例
      • マイクロカプセルの特性 (シェル材種、コア材種、構造)
      • マイクロカプセルの機能評価 (蓄熱密度、含有量)
    4. 農医薬分野におけるマイクロカプセル調製の考え方と実施例
      • マイクロカプセルの特性 (シェル材種、構造、刺激応答性)
      • マイクロカプセルの機能評価 (品質の均一性、徐放メカニズム)
  5. 文献にみるマイクロカプセルの調製例
    1. ビッカリングエマルション系利用のハイブリッドシェルマイクロカプセルの調製例
    2. マイクロリアクターを利用したマイクロカプセルの調製例
    3. layer-by-layer法による気泡のマイクロカプセル化例
    4. 中空粒子調製例
    • 質疑応答

講師

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 34,200円 (税別) / 37,620円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 34,200円(税別) / 37,620円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

オンデマンドセミナーの留意点

  • 申込み後、すぐに視聴可能なため、本セミナーのキャンセルは承りかねます。 予めご了承ください。
  • 録画セミナーの動画をお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 3営業日後までに、メールをお送りいたします。
  • 視聴期間は申込日より10営業日の間です。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • 動画視聴・インターネット環境をご確認ください
    • セキュリティの設定や、動作環境によってはご視聴いただけない場合がございます。
    • サンプル動画が閲覧できるかを事前にご確認いただいたうえで、お申し込みください。
  • 本セミナーの録音・撮影、複製は固くお断りいたします。
本セミナーは終了いたしました。

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