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自動車に関わる規制動向と電動化の展望、および車両の軽量化への技術動向

自動車軽量化への技術・動向を俯瞰する

自動車に関わる規制動向と電動化の展望、および車両の軽量化への技術動向

~カーボンニュートラル / 電動化のため軽量化 / マルチマテリアル:接着技術 / CFRP、樹脂化 / 塗装技術 / 自動運転、ぶつからないクルマ~
東京都 開催 会場・オンライン 開催

開催日

  • 2022年5月26日(木) 10時30分 16時30分
  • 2022年5月27日(金) 10時30分 16時30分

修得知識

  • 近年の自動車を取り巻くさまざまな課題や規制動向
    • 特にカーボンニュートラル対応するアプローチ
  • 電気自動車が注目されている背景
    • ピュアEVだけではないアプローチ
  • 軽量化を目指したBMWの電気自動車へのCFRP車体開発、量産技術とその技術の拡大
  • 自動車の今後の姿と必要な技術

プログラム

 自動車には有害排出物や温暖化物資排出の規制が世界各国で導入され、しかも年々規制値が厳しいものになっているのに加え、衝突安全性能の向上も求められている。特にカーボンニュートラルが世界全体での重要課題として提起され、これらに対応するための有望な手段として動力系の電動化が注目され、開発及び導入が進んでいる。また、走行エネルギーの低減には軽量化が求められ、材料および技術革新が進められている。更には、自動車本体および燃料に関してもLCA評価が求められている。
 現在これらの動きの中心は欧州にあり、その動向を中心に解説する。

  1. 自動車を取り巻く課題
    1. 有害排出ガス、温暖化物質、資源枯渇および衝突安全。
    2. 各国のCO2規制
    3. パリ協定とカーボンニュートラル
    4. 次世代型パワートレイン (LCAとW2W)
    5. EUの環境対応
    6. 自動車動力の電動化動向
    7. 電動自動車の様々なカタチ
  2. 車体軽量化のための材料転換と接合技術
    1. 鋼鉄車体軽金属車体
    2. 樹脂車体
    3. マルチマテリアル車体
    4. 鉄鋼車体の接着
    5. 異種部材の接着
    6. 樹脂部材の接着自動車に係る接着技術
  3. BMWの電気自動車開発とCFRP車体
    1. 電気自動車開発の歴史と開発試験
    2. 量産電気自動車の設計
    3. Project i Life Driveコンセプト
    4. Life モジュール (CFRPモノコックの設計)
    5. BMWのCFRPボディ開発 量産プロセスの開発
    6. ENLIGHT Projectの取り組み
    7. 最新の電動自動車とその技術、課題
  4. BMWの最新及び次世代車のコンセプトと材料
    1. 鉄、アルミおよびCFRPを採用しての軽量化を実現
    2. 異なるCFRPを適材適所に採用
    3. 持続可能な材料とクルマづくり
  5. 車両への樹脂材料採用動向
    1. 車体外板の樹脂採用
    2. エンジン、駆動系への樹脂採用
    3. インテリア他への樹脂採用
  6. 車両の塗装技術
    1. 塗装に関する課題
    2. 塗装保護と塗装代替
  7. 今後の自動車技術の課題と期待
    1. ぶつからないクルマ
    2. 自動運転
    3. 新しい機能
    4. 環境性能
    5. クルマの使われ方の変化
    6. 今後の展望
    • 質疑応答

講師

会場

ビジョンセンター浜松町

1F 101室

東京都 港区 浜松町2-8-14 浜松町TSビル 4階,5階,6階 (受付6階)
ビジョンセンター浜松町の地図

主催

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: 68,400円 (税別) / 75,240円 (税込)
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  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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2016/6/28 異種材料接着・接合技術
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