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他社特許の分析手法と弱点の見つけ方

技術者・研究者のための

他社特許の分析手法と弱点の見つけ方

~有効な特許調査・活用と侵害の場合の対処のポイントについて~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、他社の特許を侵害しないための技術者、研究者が行うべき日々の特許情報調査、活用のポイント、侵害した場合の対処法について説明いたします。

開催日

  • 2022年3月22日(火) 10時30分 16時30分

プログラム

 近年では、技術者・研究者が、研究・開発から生まれた発明の「権利化」だけではなく、自社の開発に支障のある「他社特許への対応」も行うようになってます。しかしながら、自信を持ってそれらの特許実務に対応できている人は一部に過ぎないのではないでしょうか。
 本講座では技術者にとって、重要な「他社特許対応」における分析手法を説明します。

  1. はじめに
    1. 知財立国
    2. 特許査定率と特許無効率の変化
    3. 侵害訴訟の現状
  2. 他社特許の把握
    1. 公報が読みにくいのは?
    2. 「明細書」は部分読みと流し読み
    3. 「特許請求の範囲」は区切りを見つける
  3. 他社特許の分析の基本 (特許請求の範囲)
    1. 請求項はそれぞれが独立した権利
    2. 従属形式の請求項について
    3. すべての構成要件が一致した場合に権利侵害
    4. 権利範囲が拡大して解釈される例外
    5. 権利範囲が狭まって解釈される例外
  4. 他社特許の分析手法と弱点の見つけ方
    1. 特許請求の範囲に記載された発明の把握
    2. 発明の作用と効果の記載の影響
    3. 明細書に開示された実施例の記載の影響
    4. 引用された先行技術文献の利用
    5. 出願当初の明細書の記載の確認
    6. 審査過程における防御の内容
    7. 優先日や出願日が繰り下がる可能性
  5. 他社特許の分析を行う前にすべきこと
    1. 特許料は支払われている?
    2. どんな経過で権利が成立したか?
    3. 審査で引用された文献の内容は?
    4. 出願時の内容と同じ?
    5. 特許庁での審査官の考えは?
    6. 出願人が主張した発明のポイントは?
    7. 関連出願は存在していない?
  6. 他社特許の分析時期と対応ポイント
    1. 特許公報に対して
    2. 公開公報に対して
    3. 知財部門に相談に行く前に抑えておくべきポイント
    4. 公開公報に特有の留意点
    5. 防御の手法

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
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「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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