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かゆみのメカニズムおよびかゆみの研究・治療薬の現状

かゆみのメカニズムおよびかゆみの研究・治療薬の現状

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、かゆみの評価法、各種動物モデル、痒みの発症や制御メカニズムに加え、最近の治療薬についても解説いたします。

開催日

  • 2021年7月21日(水) 13時00分 16時00分

プログラム

 かゆみは、だれしも経験のある非常に不快な感覚です。特に、疾患の症状の一つしてのかゆみは、不眠など生活の質 (QOL) の低下に加え、例えば皮膚や眼への掻爬により皮膚症状の更なる悪化や眼に至っては白内障へとつながる可能性が高い。従って、痒みの制御は非常に重要です。しかしながら、臨床で問題となる多くのかゆみは、第一選択薬である抗ヒスタミン薬が無効である場合が多く、その治療に苦慮している。かゆみは、主観的な感覚であり、古くはヒトで痒み研究が行われてきたが、倫理上の問題もありその研究はほとんど進んでいなかった。ようやく、二十数年前に動物をもちいた痒みの評価法が確立され、各種の動物モデルが作出され、新たな痒みのメカニズムが明らかにされ、現在に至っている。
 そこで、本講演では、かゆみの評価法やポイント、各種動物モデル、痒みの発症や制御メカニズムに加え、最近の治療薬に関して概説する。

  1. はじめに
  2. かゆみの評価法
    1. ヒトにおける痒みの評価法
    2. 動物における痒みの評価法
    3. マウスの行動観察の実践
  3. 痒みの動物モデル
    1. 起痒物質を用いた動物モデル
    2. 乾燥性皮膚掻痒症動物モデル
    3. アレルギー性掻痒動物モデル
    4. アトピー性皮膚炎動物モデル
    5. 内臓疾患の痒みの動物モデル
    6. その他
  4. 痒みの発生機序と内因性制御機構
    1. 皮膚における痒みの発生機序
    2. 脊髄・脳における痒み伝達機序
    3. 眼における痒みの発生機序
    4. 内因性制御機構
  5. 治療薬の現状
    • 質疑応答

主催

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: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
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本セミナーは終了いたしました。

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