技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医薬品ライセンス契約の実務とデューディリジェンスの考え方

医薬品ライセンス契約の実務とデューディリジェンスの考え方

~対価の支払いについての考え方とは / ライセンスイン・アウトの判断のポイントとは~
オンライン 開催

開催日

  • 2021年7月16日(金) 12時30分 16時30分

修得知識

  • 医薬品ライセンスの判断をなすにあたってのビジネス上の要素・考え方
  • 医薬品ライセンスに関連する各種契約についての基本的知識・法律理解
  • 医薬品ライセンス契約の交渉における留意点
  • 医薬品ライセンスにおけるデューディリジェンス

プログラム

 講演者は、製薬会社の国際法務部門とグローバル法律事務所におけるライフサイエンス部門双方の勤務経験を持つ弁護士として、医薬品ライセンスの豊富な経験を有しており、関連する法律、契約条項と交渉実務に焦点を当て説明いたします。法律面が主になりますが、ライセンス許諾に際するデューディリジェンスの内容についても、適宜言及します。
 また、企業がライセンスを許諾し、または許諾を受けるか否かの判断は、その経営戦略に強く関連します。経営上のいかなる要素に基づいて企業がそのような判断をなしているのかについても言及します。

  1. はじめに
  2. 医薬ライセンスの基礎知識
    1. 対象
      • 対象
      • 特許権
      • 営業秘密
      • 商標権
      • 薬機法上のデータ保護
    2. ライセンス契約~ライセンスストラクチャー~
    3. ライセンスフィー
  3. 医薬品ライセンスの意思決定
    1. 医薬品産業の構造
      • 研究開発プロセスの概要
    2. 医薬品の研究開発に関連する重要なマイルストーン
    3. 医薬品の製造販売以降のマイルストーン
    4. 知的財産の保護制度
      • 製品データ
      • 各法律の保護範囲
        • 特許法
        • 不正競争保護法
        • 各法律の保護範囲
    5. 医薬品業界の環境変化
    6. 経営資源の配分
    7. 他のアライアンス手法との優劣
      • 合併・買収
      • JV
      • マイノリティ投資
      • サービス契約・製造委託等
    8. その他の考慮要素
      • 対価の合理性
      • 競争法との関係
    9. ライセンシングに至る意思決定
      • 主要考慮要素
      • その他の考慮要素
  4. ライセンス交渉における各種契約
    1. 秘密保持契約
      • 締結の目的・意味
      • 主要条項
      • 各当事者に重要な条項
    2. Material Transfer Agreement (MTA)
      • 締結の目的
      • 法的処理方法
      • NDA+α型の留意点
    3. Term Sheet/Letter of Intent
    4. ライセンス契約 (本契約)
      • 意義
      • 主要条項
  5. ライセンス契約 (本契約) の概要とポイント
    1. 前文と各条項
    2. ライセンス許諾の範囲
      • 行為
      • 独占性
      • 地域
      • 期間
      • 製品の用途
      • Grant条項 (特許権・ノウハウ)
    3. 対価の支払い
      • フレームワーク
      • ライセンサーの利益獲得方法 (収入別)
      • ライセンサーの利益獲得方法 (時系列)
      • 一時金 (Milestone)
      • ロイヤルティ (Royalty) フレームワーク
      • 会計関連規定 (Accounting)
    4. 特許侵害
      • 典型的なケース
      • 第三者の特許の侵害について
      • 明確に侵害が判明しているもの
      • 侵害の成立が明確化していないもの
      • 第三者による特許権侵害について
    5. 独禁法上の問題
      • 開発/製造/販売等の権利義務に関連して
    6. 免責
      • ライセンシーの責任範囲
    7. その他~各種リーガル条項
      • 解除・終了 (Termination)
      • 期間 (Term)
      • 準拠法 (Governing Law)
      • 紛争解決 (Dispute Resolution)
      • 譲渡 (Assignment)
  6. 医薬品ライセンスにおけるデューディリジェンス
    1. 法務デューディリジェンス
    2. 知財デューディリジェンス
    3. 対象化合物の科学情報のデューディリジェンス
    4. 相手方会社に対するデューディリジェンス
  7. 小括
    • 質疑応答

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/6/13 CAPAの具体的な実施方法セミナー オンライン
2024/6/13 医薬品輸送・保管時のGDP対応における要点解説と実務上の留意点 オンライン
2024/6/14 分析法バリデーションのための統計解析入門と分析能パラメータ計算法および基準値設定法入門 東京都 会場・オンライン
2024/6/14 GMP超入門講座 オンライン
2024/6/14 GVP対応講座 オンライン
2024/6/17 これからGMP監査及び自己点検などQA業務に携わる初級者のための入門講座 オンライン
2024/6/17 希少疾患におけるアンメットニーズ: ペイシェントジャーニーによる掘り起こしと分析、マーケティングや事業性評価への活用 オンライン
2024/6/17 AI関連発明の出願戦略と生成AIの知財制度上の留意点 オンライン
2024/6/17 新規モダリティ医薬事業価値最大化のための薬価戦略・事業化戦略策定のポイント オンライン
2024/6/18 海外当局によるGMP査察への準備と対応 オンライン
2024/6/18 開発から製造販売後までの一貫した安全性評価の取りまとめ方と効率的な資料作成方法 (基礎編 + 実践編) オンライン
2024/6/18 開発から製造販売後までの一貫した安全性評価の取りまとめ方と効率的な資料作成方法 (基礎編) オンライン
2024/6/18 医薬品製造におけるフロー合成のGMP適用 / マイクロリアクターで良く起こるトラブル解消方法と対策事例 東京都 オンライン
2024/6/18 機械学習/AIによる特許調査の高度化で実践するスマート特許戦略 オンライン
2024/6/18 治験薬GMPの基本要件と実践のポイント オンライン
2024/6/18 医薬品QA業務 実務講座 オンライン
2024/6/18 新・英文ビジネス契約フォーム基礎講座 全2回 東京都 会場
2024/6/18 新・英文ビジネス契約フォーム基礎講座 第1回 東京都 会場
2024/6/18 初心者のための契約書の実務 オンライン
2024/6/19 ASEAN各国の医薬品申請のための薬事制度と申請資料作成方法 オンライン

関連する出版物

発行年月
2011/4/20 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応実践講座
2011/4/15 大手合成繊維7社 技術開発実態分析調査報告書
2011/4/10 日本電気 (NEC) 技術開発実態分析調査報告書
2011/3/20 有機EL (2011年版) 技術開発実態分析調査報告書
2011/3/20 自動車部品17社 技術開発実態分析調査報告書
2011/3/10 花王 (2011年版) 技術開発実態分析調査報告書
2011/3/1 バッテリー関連技術 技術開発実態分析調査報告書
2011/2/10 タイヤ4社 技術開発実態分析調査報告書
2011/2/10 トヨタグループ9社 技術開発実態分析調査報告書
2011/1/28 3極GMP/局方における無菌性保証と査察対応
2011/1/25 供給者監査実施のノウハウと注意点
2011/1/20 コンタクトレンズ 技術開発実態分析調査報告書
2011/1/5 ブリヂストン 技術開発実態分析調査報告書
2010/12/10 総合化学7社 技術開発実態分析調査報告書
2010/12/6 日本での申請をふまえたアジアンスタディと各国の相違
2010/12/1 「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応準備の手引き
2010/11/29 FDA Part11査察再開と欧州ANNEX11要求対応
2010/11/25 EDC適合性調査と医療機関事前対応
2010/11/15 防犯・監視カメラ 技術開発実態分析調査報告書
2010/11/10 燃料電池 (中国特許版) 技術開発実態分析調査報告書