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非侵襲・ウエアラブル・無意識な先進的生体情報計測技術

非侵襲・ウエアラブル・無意識な先進的生体情報計測技術

~健康・安心生活支援のためのカーム・ヘルスケアテクノロジー~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、暮らしに溶け込むカーム・ヘルスモニタリング技術・機器、IoTとの融合によるヘルスケア・スマートタウンへの展開まで講師の豊富な研究開発、医療・福祉・リハビリテーション分野への応用実証経験をもとに、ニーズや技術・事業面での課題、今後の展開まで、示唆に富んだ話題を提供いたします。

開催日

  • 2021年6月22日(火) 13時00分 16時30分

修得知識

  • 生体計測の基礎 (その特殊性、センシング方法、技術の変遷など)
  • 循環動態・身体活動、血圧・動脈硬化度、ストレス評価等の計測原理

プログラム

 日本はもとより世界的にも超高齢社会が加速度的に進むなか、十分とは言えないまでも医療体制は「治療型」から「予防型」へとパラダイムシフトが進みつつある。すなわち、セルフ・ヘルスケアの推進と未病の段階での早期発見、さらに慢性疾患を有する長期療養者の健康支援などの推進である。最近のコロナ禍におけるヘルスケアの国民的意識は従来に比べて遥かに高く、普段の生活の中での健康維持・管理の重要性に対する意識向上はコロナショックのお陰と言っても過言ではないであろう。セルフ・ヘルスケアのためには、自身の基本的な生理量 (変化) を知っておくことが必要であり、できる限り簡便で、普段の日常生活に溶け込む生体計測技術の導入が望ましく、逆にそのような技術は医療の場においても有用性は高い。
 本セミナーでは、自己紹介を兼ねてこれまでの研究活動を概観し、併せてヘルスケアに関する現状の社会情勢を皆さんと共に再認識したい。本論に入る前に、初めて生体計測に触れる方もいることを考慮して、先ず生体計測の基本事項を概述する。次いで身体を傷つけない (非侵襲) ことを大前提とした無拘束計測 (ウエアラブル:モバイルヘルス (mHealth) を含む) 、計測されているという意識もなく (無意識) 、計測のための操作もなく (全自動) 、測定者/被測定者の負担もない無負担型生体計測技術、総じて生活に溶け込むカーム・ヘルスモニタリングについて述べる。そして、「健康」を最重要キーワードとして、いくつかの生体情報を取り上げ、その計測原理等を概述しながら、医療・福祉・リハビリテーション分野への応用実証事例について紹介していきたい。
 最後に本セミナー全体をまとめると共に、演者が10年以上前から提唱していることであるが、カーム・ヘルスモニター技術とIoT技術を融合・進展させれば、普段の暮らしをしながら街全体が健康・安心をサポートするIoTヘルスケア・スマートタウンの実現に繋がることを述べたい。

  1. はじめに; 自己紹介と社会情勢の再認識
    • これまでの研究活動の概観
    • 少子・超高齢社会と医療費の現状
    • 治療型から予防型医療へのパラダイムシフト
    • 健康とは、健康を維持するには
  2. 生体計測の基本事項
    • 生体計測の事始め
    • 生体計測の特殊性
    • 生体情報とそのセンシング法
    • 生体計測技術の変遷
  3. 健康支援のための計測技術
    • 健康モニタリングの現状
    • ユビキタス、そしてカーム・ヘルスケアモニタリングの概念
    • 無拘束 (ウエアラブル) ・無意識計測技術の導入
  4. 無拘束 (ウエアラブル) ・モバイルヘルスモニタリング技術
    • 無拘束 (ウエアラブル) モニタリング技術
    • 循環動態モニタリング:原理と応用事例
    • 身体活動モニタリング:原理と応用事例
    • モバイルヘルス (mHealth) モニタリング技術
    • ストレス評価:原理と応用事例
    • 血圧・動脈硬化度計測:原理と応用事例
  5. 無意識 (無負担) 生体モニタリング技術
    • 無意識自動生体計測の概念
    • カーム・ヘルスケアモニタリング
    • 暮らし中で健康支援モニタリング:原理と応用事例
  6. まとめと今後の展望
    • まとめ
    • 健康・安心生活に向けたIoTヘルスケア・スマートタウンへ・・・
    • 質疑応答

講師

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,400円 (税別) / 33,440円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 22,000円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

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