技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ハイブリッドシステムの基礎、ハイブリッド自動車・電動化に対応したエンジン技術

Zoomを使ったライブ配信セミナー / アーカイブ配信付き

ハイブリッドシステムの基礎、ハイブリッド自動車・電動化に対応したエンジン技術

~なぜ燃費が良くなるか? 燃費を出すためのエンジン技術、対応したエンジンを学ぶ / ハイブリッド自動車の最適なエンジン技術~
オンライン 開催

開催日

  • 2021年3月22日(月) 10時30分 16時30分

修得知識

  • ハイブリッドシステムの基本原理
  • なぜ燃費が良くなるのか
  • エンジンの熱効率が、何によって支配されているか
  • どうすれば熱効率が向上するか、排気がクリーンになるか
  • 最新エンジンの高効率クリーン化技術が、なぜ、どのように有効なのか
  • 主要な最新エンジン技術の利点と課題

プログラム

 CO2排出規制、燃費規制、脱炭素化政策などの強化により、自動車用パワーユニットの電動化が進められています。一言で“電動化”と言っても、様々なパワーユニットがあります。コスト、航続距離、その車の用途、使用環境、ライフサイクルCO2、法規制などが複雑に絡んだ結果、最適なパワーユニットを1つに絞ることはできません。例えば、EV (バッテリーEV) 100%で対応できるとは考えられていません。言い方を変えると、将来の自動車のパワートレインは、多様化してくることを意味します。つまり、EVも、ハイブリッド車 (HEV) も、プラグインハイブリッド車 (PHEV) も、そして高効率なエンジン車も、燃料電池車 (FCV) も、それぞれ重要な開発課題を持っていることを意味します。
 本セミナーでは、今後の電動パワートレインとメインと考えられ、かつエンジン車 (ICV) とEVの両方の要素を兼ね備えるハイブリッドシステムについて、その基本原理と燃費向上メカニズム基礎から分かりやすく解説します。また、ハイブリッド車の燃費を向上するためには、そこに搭載されるエンジンの高性能化が必須です。そのため、内燃機関の高効率化の原理と技術についても詳しく説明します。その上で、電動デバイスと内燃機関のシナジーによる低炭素化の実現について基礎から理解していただきます。

  1. 各種自動車用動力源の比較
  2. ハイブリッドシステム
    1. ハイブリッドシステムの種類
    2. ハイブリッドシステムの動作原理
    3. ハイブリッドシステムによる燃費向上の原理
  3. エンジンの基本
    1. 内燃機関の動作原理
    2. エンジン性能の表し方
  4. エンジン高効率化の原理
    1. エンジンの熱力学
    2. エンジンの熱効率を支配する因子
  5. 高効率エンジンのための次世代燃焼技術
    1. リーン燃焼技術
    2. 高圧縮比エンジン
    3. 可変動弁技術
    4. 高膨張比サイクル
    5. 可変圧縮比
    6. HCCI燃焼技術
  6. 電動パワートレイン
    1. 補器類の電動化
    2. 電動パワートレイン技術
    • 質疑応答

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,700円 (税別) / 46,970円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,400円(税別) / 33,440円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/1/21 触媒の各種評価・解析技術、反応性予測とその応用 オンライン
2025/1/21 自動車用を中心とした半導体技術の現状・最新動向と今後の展望 オンライン
2025/1/22 窒素酸化物 (NOx・N2O) の発生メカニズムと抑制技術 オンライン
2025/1/24 車載電子製品・部品における熱設計・実装、放熱・耐熱技術と将来動向 オンライン
2025/1/27 カーボンニュートラルとサーキュラーエコノミーが求められる次世代自動車とプラスチック オンライン
2025/1/28 窒素酸化物 (NOx・N2O) の発生メカニズムと抑制技術 オンライン
2025/1/29 自動車の騒音・振動の低減技術と予測・対策手法 オンライン
2025/1/29 自動車照明市場の最新動向・新技術トレンド オンライン
2025/1/30 e-Axle向け部品・材料の開発動向と適用事例 オンライン
2025/1/30 自動車の運動制御および自動運転による走行安全性の向上技術 オンライン
2025/2/3 カーボンニュートラルとサーキュラーエコノミーが求められる次世代自動車とプラスチック オンライン
2025/2/5 吸音・遮音材料の基礎と性能の予測方法、自動車への適用 オンライン
2025/2/12 ユーロ7 (Euro-7) の動きと排ガス・タイヤ・ブレーキ粉塵規制の展望、自動車LCA対応 オンライン
2025/2/13 自動車業界 (部品・材料メーカー等) における環境/化学物質規制対応のためのJAPIAシート作成の必須知識 オンライン
2025/2/17 自動車の運動制御および自動運転による走行安全性の向上技術 オンライン
2025/2/19 EV / HEV用 主機モータとPCUの冷却・放熱技術 会場
2025/2/26 自動車業界 (部品・材料メーカー等) における環境/化学物質規制対応のためのJAPIAシート作成の必須知識 オンライン
2025/2/27 自動車産業における高分子材料のこれからを考える オンライン
2025/2/28 情勢変化・駆動源変遷に対応する自動車熱マネジメント技術の現状 オンライン
2025/3/7 自動運転用各センサの特徴・役割とセンサフュージョンの最新動向 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/4/15 無人配送車・システム 技術開発実態分析調査報告書
2024/4/15 無人配送車・システム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/4/8 自動車車内の音静粛化技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/4/8 自動車車内の音静粛化技術 技術開発実態分析調査報告書
2024/1/31 車室内空間の快適性向上と最適設計技術
2023/11/14 x/zEV用電池の拡大 (目標、現状とグローバルな態勢) [書籍 + PDF版]
2023/11/14 x/zEV用電池の拡大 (目標、現状とグローバルな態勢)
2023/7/6 x/zEVへの転換2023 (各国の現状、目標と課題) [書籍 + PDF版]
2023/7/6 x/zEVへの転換2023 (各国の現状、目標と課題)
2022/6/30 自動運転車に向けた電子機器・部品の開発と制御技術
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発
2022/5/6 EV、PHEV、HEVと燃料電池車の環境・走行性能分析 (書籍+PDF版)
2022/5/6 EV、PHEV、HEVと燃料電池車の環境・走行性能分析 (書籍版)
2022/4/15 2022年版 スマートモビリティ市場の実態と将来展望
2022/2/4 世界のxEV、車載用LIB・LIB材料 最新業界レポート
2022/1/20 脱炭素へ、EVの役割と電池・原材料の安定供給 2030/35年モデルと諸問題の検証
2021/9/30 自動車室内の静粛性向上と、防音・防振技術、材料の開発
2021/4/13 GAFA+Mの自動運転車開発最前線
2021/3/19 2021年版 モビリティ市場・技術の実態と将来展望
2021/1/31 次世代EV/HEV用モータの高出力化と関連材料の開発