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テラヘルツ波のセンシング・イメージング応用とデバイス技術

Zoomを使ったライブ配信セミナー

テラヘルツ波のセンシング・イメージング応用とデバイス技術

~安全安心・通信・医療医薬への展開~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、テラヘルツ波の基礎知識から始まり、電子デバイス/光デバイスの両面から光源・検出器の基本について、また、センシング・イメージングシステムを組む上での必要知識を解説いたします。さらにテラヘルツ波のシステムの早期導入が期待される安全安心分野、医療医薬分野に応用する研究開発事例を中心に紹介し、新規産業に展開するためのキーポイントを解説いたします。

開催日

  • 2021年2月24日(水) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 次世代の技術シーズ調査担当者
  • 新規研究開発テーマ探索・企画担当者
  • 新規光・半導体デバイス研究開発者
  • 新規センシング・イメージング技術研究開発者
  • テラヘルツ・遠赤外光技術の研究者

修得知識

  • テラヘルツ波の基礎と産業応用
  • テラヘルツシステムの構築技術
  • テラヘルツ光源・検出器技術
  • テラヘルツ医用工学
  • テラヘルツイメージング

プログラム

 光と電波の間の電磁波領域であるテラヘルツ波は、紙・プラスティックなどの非極性物質を透過する性質や物質固有の振動スペクトルを非接触で分析できるなど、これまでに見られなかった物質の内部情報を非破壊でイメージ・センシングできるユニークな技術として着目されている。しかし、ここ10 年以上実用的な光源・検出器の開発が十分進んでおらず、その結果産業として大きく伸びていない状況である。しかしながら、ラジオ波からX 線まで人類に有効に活用されている電磁波のギャップとなっているテラヘルツ光は、システムが高効率化すれば上記ユニークな特徴を活かして、近い将来必ず産業化されるものと考えられている。
 本セミナーでは、テラヘルツ波の基礎知識から始まり、デバイス技術の基本について、またセンシング・イメージングシステムを組む上での必要知識を解説する。さらに、今後テラヘルツ波システムの導入が期待される安全安心分野、通信分野、医療医薬分野に応用する研究開発事例を中心に紹介し、新規産業に展開するためのキーポイントを述べる。

  1. テラヘルツ波によるセンシング・イメージング技術
    1. テラヘルツ波の基本
    2. テラヘルツ分光
    3. テラヘルツイメージング・センシング
  2. テラヘルツ光源デバイス
    1. 光励起型デバイス
    2. テラヘルツ発振器
  3. テラヘルツ検出器デバイス
    1. 単一検出素子
    2. イメージング素子
  4. テラヘルツシステムとその産業応用
    1. 安全安心応用
    2. 通信応用
    3. 医療医薬応用
  5. まとめと今後の展望

講師

  • 尾内 敏彦
    筑波大学 国際産学連携本部
    教授 (起業家教育)

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,000円 (税別) / 51,700円 (税込)
1口
: 57,000円 (税別) / 62,700円 (税込) (3名まで受講可)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 ミーティングテスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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