技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
(2020年10月23日 10:30〜12:10)
新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、非接触でパネル操作を可能とする空中インターフェースが注目されています。実際に中国ではエレベーターに対して後付けの空中操作パネルが設置された事例が報告されています。物理的な接触無しにボタン操作を行う空中インターフェースの実現には、ジェスチャー検出とともに、何もない空中に映像を表示する空中表示技術がポイントになります。
本講座では、IEC (国際電気標準会議) で議論されている空中ディスプレイの定義とともに空中ディスプレイの表示形式の分類を解説します。空中表示用のレフレクターを使って簡単に実現できるAIRR (再帰反射による空中結像) についてシースルー化や薄型化の取り組みについて紹介した後、社会実装に向けた応用展開について述べます。
(2020年10月23日 13:00〜14:40)
空中像表示技術は、何もない空中に像を形成することにより、表示装置を意識させない現実感を得ることや、3次元ポインティングデバイスの利用や手の3次元計測により直接操作するようなインタラクティブ性を与えることができる。空中像は立体表示技術を用いて形成できるが、画質の低下や立体感が不自然となる問題があった。また、レンズや凹面鏡といった結像光学素子を用いて実像を形成することができるが、歪が発生しやすく、光学系のサイズが大きくなる。空中像形成に関する問題を解決する手段として、再帰性反射に基づく結像技術が開発され注目されている。
本セミナーでは、再帰性反射に基づく結像光学素子の例として、2面コーナーリフレクタアレイとルーフミラーアレイについて説明する。立体感を持つ3次元像を空中に形成する手段として、裸眼立体表示手法と再帰性反射結像を組み合わせた3次元ディスプレイ技術について説明する。さらに、再帰性反射による空中結像と光学的走査を利用して、実際に光の3次元分布を形成する体積走査型3次元ディスプレイについて解説する。
(2020年10月23日 14:50〜16:30)
近年、次世代の映像技術として空中映像が注目されている。特に、空中映像と非接触センサーを組み合わせた空中タッチディスプレイは、昨今猛威を振るう新型コロナウイルス感染症に対し、感染経路の一つとされている接触感染を防ぎつつ各種機器類の操作を可能とする手段として期待が高まっている。
本講座では当社が提供する2面コーナーリフレクタアレイ構造を持つ空中映像結像素子である「パリティミラー」の結像原理や特性を解説する。 また、空中タッチディスプレイ等への応用について、これまでの取り組みや事例を紹介する。
学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
開始日時 | 会場 | 開催方法 | |
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2024/5/14 | 人間-機械 (自動車) インターフェイス製品の人間工学の考え方とその評価 | オンライン | |
2024/5/23 | プラスチックレンズの基礎とトラブル対策事例 | オンライン | |
2024/5/24 | 人間工学を応用した製品デザインの進め方 | オンライン | |
2024/5/24 | IT/車載やAR/VR/MR向けなどの新しいディスプレイの材料・技術の動向 | オンライン | |
2024/5/27 | ホログラフィ技術の基礎と車載用ヘッドアップディスプレイへの応用 | オンライン | |
2024/5/30 | SID2024速報およびTouch Taiwan2024でのディスプレートピックス | オンライン | |
2024/5/31 | 人間工学を応用した製品デザインの進め方 | オンライン | |
2024/6/5 | 回折光学素子の設計と解析および作製・応用技術 | 大阪府 | オンライン |
2024/6/11 | 光学設計入門 | オンライン | |
2024/6/13 | 量子ドットの技術動向とディスプレイへの応用 | オンライン | |
2024/6/24 | 光学用透明樹脂の基礎と光学特性制御および高機能化 | オンライン |
発行年月 | |
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1991/3/1 | 光学薄膜技術 |
1989/2/1 | 光記録における信号処理技術 |
1988/9/1 | 固体撮像素子とカメラへの応用技術 |
1988/8/1 | 光学部品の選び方使い方 |
1986/11/1 | プラスチック光学部品コーティング技術 |
1986/11/1 | 最新光学ヘッドの設計と組立て・評価技術 |
1986/3/1 | 光学部品の加工・測定技術 |