技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

リチウムイオン電池および自動車用蓄電池の安全対策とアフターコロナ時代における電池市場の世界動向

Zoomを使ったライブ配信セミナー

リチウムイオン電池および自動車用蓄電池の安全対策とアフターコロナ時代における電池市場の世界動向

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、リチウムイオン電池の安全対策について取り上げ、デンドライト、不純物混入など爆発・異常発熱にいたる要因と対策を詳解いたします。

開催日

  • 2020年10月21日(水) 10時30分 16時30分

プログラム

  • 緒言:世界のHEV/PEV/EDLCの動向
    • 米国で、Tesla motor (テスラモーター) が先導し、EV車種を増加と、家庭での非常電源機能をPR
    • 韓国、中国への展開、Tesla/Panasonicが、EV用電池の大増産のための投資
    • 中国では、低速車のEV化、大型車のEDLC化が急加速で、実用化、2016年、自動車用電池世界一
    • コロナ騒動が、電池市場にどう影響しているのか?
  1. ここ最近発生しているリチウムイオン電池の膨張、発火、爆発の事例と傾向の分析、電池火災の経年変化、事故数の経年変化
    1. 概要:最近の技術動向
      • 電池火災の経年変化、事故数の経年変化
    2. 電池火災事故の過去に学ぶ
      1. Ni-mH電池の火災事故例
      2. 火災の原因と対策
    3. 日本、韓国、中国でのLiB電池製造工場の火災、爆発例
      1. S社、P社の火災例
    4. 各種LiB電池のこの2年間の火災事故例
      1. 中国でのバス、自動車の発火例
      2. 米国、A123社の2007年、2011年の火災例
      3. 韓国LiB電池の火災例
        • 空輸の事故
        • LG化学のGM社での火災事故
    5. 日本Sony社のi-Phoneでの火災事故
    6. ロシアでのLiB電池事故例及びGS湯浅のB-787の火災例
    7. 米国:Tesler社でのLiB電池の無事故例
      • 安全設計された電池と回路では、燃えない
  2. 膨張、発火、爆発が発生する原因の分類
    1. 過去に学ぶ:Ni-mH電池の安全対策
      1. 製造、梱包、荷役、陸送、海送運搬での留意点
      2. 各種安全弁の採用
    2. LiB 電池の不純物対策
      1. 金属不純物対策
      2. 水分対策
      3. Dry room、Dry chamber 内のガス不純物対策
  3. 安全性、安全対策の現状と今後の技術
    1. 発火要因の解析と対策
      1. 構成材料の純度 (電池原材料)
      2. 製造工程での不純物混入説 (メッキ、バリの脱落)
      3. 製造工程の工程改善効果
        1. Dry room、Dry chamberの露点の改善
        2. Dry room内のCO2制御
    2. LiB 電池構成上の対策
      1. セパレータの新構成と新材料
      2. PVDF/PAN系新セパレータの概要
      3. 低抵抗用新電極構成方法
      4. 高速電解液注液方法
  4. 電池メーカー各社の安全対策手法の比較
    1. スマートフォン用電池、自動車用電池、定置用電池 他
    2. 安全弁対策比較
  5. まとめ:LiB電池の火災、爆発の要因
  6. 最新動向と将来展望
    1. LiB電池は、空輸・海運輸送が困難で現地生産
    2. Pb-PbO2:日本で、フォークリフトを生産、輸出先で、中国製Pb電池搭載
    3. EDLC (電気二重層キャパシタ) :重機、建機、大型無人資源採掘機、など
    4. 水素FC車:水素基地インフラに苦戦
      • FC車:トラック、フォークリフトに新展開
    5. EV車の世界的な価格競争の激化
    • 質疑応答

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 ミーティングテスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。電子媒体での配布はございません。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/2/20 リチウムイオン電池に要求される性能・安全性と一般的な評価手法 オンライン
2025/2/26 導電性カーボンブラックの配合・分散技術と電池特性への影響 オンライン
2025/2/26 リチウムイオン電池に要求される性能・安全性と一般的な評価手法 オンライン
2025/2/27 液中の粒子分散制御及び評価の要点 オンライン
2025/2/27 リチウムイオン電池の負極活物質 オンライン
2025/2/28 リチウムイオン電池電極製造プロセスにおける間欠塗工技術と乾燥、スラリー分散技術 オンライン
2025/3/7 リチウムイオンバッテリとバッテリマネジメントシステムの基礎と将来展望 東京都 会場・オンライン
2025/3/7 EV用リチウムイオン電池および全固体電池のリユース・リサイクル技術 オンライン
2025/3/10 xEV用電池リユースの現状と展望 オンライン
2025/3/10 エマルションフローによるリチウムイオン電池 (LIB) の水平リサイクル オンライン
2025/3/11 導電性カーボンブラック導電材の分散性向上技術と電池特性の向上 オンライン
2025/3/12 リチウムイオン電池の基礎と高性能化を実現するシリコン負極の最新技術 オンライン
2025/3/12 全固体リチウム二次電池の開発動向と実用化への課題 オンライン
2025/3/14 EV用リチウムイオン電池および全固体電池のリユース・リサイクル技術 オンライン
2025/3/17 カルマンフィルタの基礎理論 (原理と計算法) と実問題への応用 東京都 会場
2025/3/21 エマルションフローによるリチウムイオン電池 (LIB) の水平リサイクル オンライン
2025/3/25 リチウムイオン電池の劣化評価、寿命推定技術 オンライン
2025/3/25 リチウムイオン電池の基礎と高性能化を実現するシリコン負極の最新技術 オンライン
2025/3/26 リチウムイオン蓄電池最適管理のための残量・劣化推定技術解説 オンライン
2025/4/14 xEV用バッテリパックの設計と安全性試験・品質管理方法 オンライン

関連する出版物

発行年月
2019/4/1 車載用LIBの急速充電性能・耐久性と市場
2019/2/22 2019年版 車載用・産業用蓄電池市場の実態と将来展望
2019/1/31 マテリアルズ・インフォマティクスによる材料開発と活用集
2018/10/31 リチウムイオン電池における高容量化・高電圧化技術と安全対策
2018/8/1 全固体リチウムイオン電池の展望
2018/2/26 再生可能エネルギーと大型蓄電システムの技術と市場
2018/2/23 2018年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望
2017/11/30 次世代電池用電極材料の高エネルギー密度、高出力化
2017/8/25 2017年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望
2017/4/27 実務対応・LiBの規格と安全性試験のEV対応 2017
2017/3/10 ZEV規制とEV電池テクノロジー
2017/2/28 全固体電池のイオン伝導性向上技術と材料、製造プロセスの開発
2017/2/24 2017年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望
2016/8/26 リチウムイオン電池の製造プロセス&コスト総合技術 2016
2016/8/26 2016年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望
2016/2/26 2016年版 車載用・産業用蓄電池市場の実態と将来展望
2015/12/8 2016年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望
2015/8/21 2015年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望
2015/8/17 バッテリー関連技術〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2015/8/17 バッテリー関連技術〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書