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スモールデータ解析において心がけること

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スモールデータ解析において心がけること

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、スモールデータ解析について基礎から解説し、製薬プロセスおよびてんかん患者の臨床データ解析の実例を通じて、スモールデータ解析の考え方と展望について詳解いたします。

開催日

  • 2020年9月8日(火) 11時00分 17時00分

プログラム

 生産現場の操業データや医療データにおいては、データ収集の面において様々な困難に直面することがある。たとえば、測定されている変数の数と比較して統計モデリングに使用可能なデータ量が限られることが多い。また、通常のモデリングでは正例・負例双方のサンプルが必要となるが、装置故障など稀な事象のデータはなかなか集められない。医療データにおいては、倫理的な問題から多くの患者から臨床データを収集するのは困難である。このように実世界ではしばしば必要なデータが十分に収集できず、スモールなデータからいかに知識を抽出するのかが重要となる。
 本講演では、製薬プロセスおよびてんかん患者の臨床データ解析の実例を通じて、スモールデータ解析の考え方と展望を述べる。

  1. スモールデータとは
  2. 次元削減と回帰分析
    1. 主成分分析
    2. 部分的最小二乗法 (PLS)
  3. 入力変数選択
    1. スパースモデリング
    2. 変数クラスタリングによる入力変数選択
    3. 製薬プロセスへの応用例
  4. 異常検出
    1. 多変量統計的プロセス管理 (MSPC)
    2. 自己符号化器 (オートエンコーダー)
    3. 医療データ解析への応用例
  5. スモールデータ解析への心構え

講師

  • 藤原 幸一
    名古屋大学 工学研究科 物質プロセス工学専攻
    准教授

主催

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お問い合わせ

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受講料

1名様
: 47,000円 (税別) / 51,700円 (税込)
1口
: 59,000円 (税別) / 64,900円 (税込) (3名まで受講可)
本セミナーは終了いたしました。

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