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金属の表面処理技術と化成皮膜の評価

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金属の表面処理技術と化成皮膜の評価

~処理剤の選定、皮膜形成メカニズム、作用効果~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、リン酸亜鉛、ジルコニウム系、クロメート、クロムフリー等、金属への表面処理について基礎から解説し、性能・コスト・処理工程の複雑さ・環境への負荷を考慮した最適な処理剤の選び方について詳解いたします。

開催日

  • 2020年7月30日(木) 10時30分 16時15分

修得知識

  • 化成処理の概念
  • 各種化成処理の皮膜析出反応機
  • 化成皮膜のモルフォロジー
  • 表面処理皮膜が発揮する機能 (防食機構) 士
  • 皮膜析出促進のためのテクニック

プログラム

第1部 金属への化成処理・各種化成皮膜の析出機構

(2020年7月30日 10:30〜14:00)

  1. 化成処理とは?
    1. 表面処理の目的と種類
    2. 表面処理プロセスと皮膜形成機構
  2. リン酸亜鉛処理
    1. リン酸亜鉛皮膜の役割
    2. 反応機構
    3. 表面調整の役割
    4. 結晶構造
    5. リン酸亜鉛皮膜中Ni, Mnの作用効果
    6. リン酸亜鉛処理におけるアルミ材料対応技術
  3. その他化成処理
    1. 塑性加工用潤滑処理 (リン酸塩+石鹸処理)
    2. リン酸マンガン処理
    3. ジルコニウム系化成処理
      1. 化成処理工程と皮膜構造
      2. 化成処理のスラッジ発生量
      3. 化成皮膜の皮膜特性
    4. クロメート処理
      1. クロメートの適用範囲
      2. クロメート皮膜の皮膜構造
      3. 皮膜の防錆機構
    5. ノンクロメート処理
      1. 亜鉛めっき鋼板用表面処理の変遷
      2. 6価クロム規制動向 (EU 欧州連合)
      3. クロムフリー皮膜の構造
  4. 自己析出型コーティング処理
    • 質疑応答

第2部 金属の表面処理技術と皮膜の特性評価

(2020年7月30日 14:15〜16:15)

  1. 表面処理の種類とめっきの基礎
    1. めっきの析出メカニズム
    2. めっきの種類
    3. 金属材料の基礎
  2. めっきに求められる機能
    1. 表面の特性
    2. 環境対応型めっき技術
    3. その他のめっき
  3. 皮膜の分析技術
    1. 各種表面分析法の種類とその特徴
    2. めっき不良対策に必要な表面・測定技術と実際の適用例
  4. めっき皮膜の密着性
    1. 素材から見ためっき皮膜の密着性
    2. めっき皮膜の密着性確保の指針
    3. 密着性の評価方法
    4. 無電解Niめっき膜の剥離対策と密着性の改善
    5. 計算機科学による密着性評価へのアプローチ
    6. 密着性を向上させる表面処理技術
    • 質疑応答

講師

  • 石井 均
    日本パーカライジング 株式会社 技術本部 技術管理部
    部長
  • 日野 実
    広島工業大学 工学部 機械システム工学科
    教授

主催

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お問い合わせ

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受講料

1名様
: 55,000円 (税別) / 60,500円 (税込)
複数名
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 50,000円(税別) / 55,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 55,000円(税別) / 60,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

本セミナーは終了いたしました。

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