技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

診断薬・バイオマーカー開発のためのこれからの新市場開拓とビジネス事業化のポイント

診断薬・バイオマーカー開発のためのこれからの新市場開拓とビジネス事業化のポイント

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、近未来の医療を予測し、近未来の医療には新たな価値を持たせた診断薬・バイオマーカーが欠かせないこと、診断薬・バイオマーカービジネスにおける大きなビジネスチャンス、参入の視点・ポイントを解説いたします。

開催日

  • 2020年7月21日(火) 10時30分 16時30分

プログラム

 現代の医療環境において診断薬・バイオマーカーの使われ方にパラダイム・シフトが起こりつつあり、価値観が大きく変わろうとしています。このパラダイム・シフトに対応できる診断薬・バイオマーカーとはどのようなもので、診断薬・バイオマーカーの新たなビジネスププランを具体化するためにどうすれば良いかを検討しなければならなりません。
 本セミナーでは近未来の医療を予測し、近未来の医療には新たな価値を持たせた診断薬・バイオマーカーが欠かせないこと、診断薬・バイオマーカービジネスに大きなビジネスチャンスが存在することを述べます。近未来医療では今までのような診断薬・バイオマーカーの存在価値は低下し、新たな発想での診断薬・バイオマーカーが必要となり、従来型の診断薬・バイオマーカービジネスが収益事業として成立させることが難しいということになります。つまり、近未来の医療ビジネスの世界では、新しいビジネスチャンスが生まれ、多くの企業に診断薬・バイオマーカー事業への新規参入が可能となるということを意味しています。
 本セミナーでは診断薬・バイオマーカーのビジネスを展開している企業、新規参入企業にもビジネスチャンスがあることを、できるだけ具体的に述べるつもりであります。

  1. 診断薬・バイオマーカーに起こるパラダイム・シフト
    1. 「病気の可能性を診断する」ための診断薬・バイオマーカーの価値はあるのか?
    2. 「個別化医療の価値を上げる診断薬、バイオマーカー」とは?
      - 個別化医療の価値を上げる診断薬、バイオマーカーの役割
      1. 患者を選別する
      2. 選別された患者に最適な治療法を示す
      3. 患者にとって最適な治療であったかを検証する
      4. 治療の費用対効果の検証、医療経済効果の検証を行う
  2. 診断薬・バイオマーカー研究開発は新たなフェーズに入らなければならない
    1. 今までの標準治療のための診断薬・バイオマーカーの使われ方
    2. 診断薬・バイオマーカーの新しいトレンドとは何か?
    3. コンパニオン診断として、薬物療法が有効と思われる患者を選択するための診断薬
    4. ガン治療薬とコンパニオン診断
    5. 診断薬の使い方が変わりつつある
    6. ガン診断薬
    7. バイオマーカーから診断システムへの進化とは
    8. 新たなバイオマーカーとしてmiRNAの活用
      ~なぜ miRNA がバイオマーカーとして適しているのか?~
      1. miRNAがガン治療薬のコンパニオン診断薬となることが期待せれている
      2. 実際、何種類かのガンでバイオマーカーとしての価値は証明されている
  3. 診断薬・バイオマーカーの新たな市場を開拓しなければならない
    • アグレッシブ診断薬・バイオマーカーという概念を作ることで、新たな市場が開拓できる
    • アグレッシブ診断薬・バイオマーカーとは?
      1. 生活習慣病のリスクを判定する診断薬・バイオマーカー
      2. 個別化医療製品の臨床試験のための診断薬・バイオマーカー
      3. 個別化医療のための診断薬・バイオマーカー
      4. 個別化医療の信頼性を確保するための診断薬・バイオマーカー
      5. 高額医療製品の価値を高めるための診断薬・バイオマーカー
      6. 高額医療製品の価格を下げるための診断薬・バイオマーカー
      7. 服薬管理のための診断薬・バイオマーカー
      8. ファッショナブル医療、トレンディ医療、スマート医療における診断薬・バイオマーカーの重要性
      9. 医療経済の観点で医療製品の価値を決めることになる診断薬・バイオマーカー
  4. 診断薬・バイオマーカーの対する考え方を根本的に変える
    1. 診断薬・バイオマーカーの対する考え方を根本的に変えるにはどうすれば良いか?
      • 診断薬・バイオマーカーが医療の主役にはなれないが、少なくとも黒子ではなく、舞台に上る脇役、それも名脇役にならなければならない、ということである。
        1. 個別化医療が有効であるのかを検証する仕組みが必要であるが、検証のための主役が診断薬・バイオマーカーである。
        2. 拡大する医療費を抑制するためには使われた医療費の費用対効果を検証しなければならないが、この時の主役も診断薬・バイオマーカーである。
        3. 近未来の医療が医療経済にどのような影響を与えているかの検証を行うための主役が診断薬・バイオマーカーである。
    2. 個別化医療の定義を広げ、ビジネスの場を広げる
    3. 名脇役になるためには?
  5. まとめ
    1. 近未来の医療においては診断薬・バイオマーカーの存在、その有効活用が医療の質を左右するということができる
    2. 近未来の医療がどのように変わるのかを予測し、近未来医療の価値を高める診断薬・バイオマーカーというものを意識し、近未来医療の研究開発と連携しなければならない。
    3. 例えば診断薬・バイオマーカー研究会を作り、患者の層別化、治療のレスポンダー探しに診断薬・バイオマーカーは重要であることを世間にアピールすることが可能か?

会場

江東区産業会館

第1会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の学生に限ります。
教職員や研究員、企業に在籍されている学生には適用されません。
また、当日学生証をご持参ください。

本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/6/25 治験総括報告書及びCTD 2.5の基本的な作成法と照会事項への対策 オンライン
2024/6/26 生産移行後のトラブルを未然に防ぐための製造設備および支援設備のバリデーション 東京都 会場・オンライン
2024/6/26 開発から製造販売後までの一貫した安全性評価の取りまとめ方と効率的な資料作成方法 (基礎編 + 実践編) オンライン
2024/6/26 開発から製造販売後までの一貫した安全性評価の取りまとめ方と効率的な資料作成方法 (基礎編) オンライン
2024/6/26 コンピュータ化システムバリデーション (CSV) 初級講座 オンライン
2024/6/26 GMP超入門講座 オンライン
2024/6/26 改正GMPに対応する技術移転/移管での同等性評価とバリデーション/作業者教育 オンライン
2024/6/26 治験薬GMP基礎講座 オンライン
2024/6/26 欧州体外診断用医療機器規則 (IVDR) の要求事項と対応ノウハウ オンライン
2024/6/26 仮想医薬品例示で基本レギュレーションを理解し、効率的にCMC申請資料を作成するポイント オンライン
2024/6/26 事例を交えて学ぶ共同研究契約・共同出願契約等に関するポイントと実践的対処方法 オンライン
2024/6/27 新規モダリティ医薬の市場規模/薬価/売上予測と事業性評価 オンライン
2024/6/27 一般医薬品向け: CTD-M2作成 / 規格及び試験方法と分析法バリデーション / 技術移転と同等性評価 (全3コース) オンライン
2024/6/27 CTD-M2 (CMC) 作成セミナー オンライン
2024/6/27 一般医薬品における有効期間を考慮した規格及び試験方法の設定と分析法バリデーションの実施方法 オンライン
2024/6/27 一般医薬品における技術移転 (製法・試験法) の手順と同等性の評価方法 オンライン
2024/6/27 医薬品ライフサイクルマネジメントから考える特許戦略と知的財産権の考え方 会場・オンライン
2024/6/27 不確実性の高い医薬品の研究開発プロジェクトの事業価値評価に基づく意思決定とポートフォリオマネジメント オンライン
2024/6/27 日本特有の要求対応をふまえた海外導入品のCMC開発対応とCMC申請資料 (日本申請用) 作成 オンライン
2024/6/27 mRNA-LNP医薬品における製剤化・製造・品質管理と品質審査の論点 オンライン

関連する出版物

発行年月
2017/4/25 非GLP試験での効率的な信頼性基準適用と品質過剰の見直し
2014/11/27 3極対応リスクマネジメントプラン策定とEU-GVPが求める記載事項/国内との相違点
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/7/30 高薬理活性医薬品・封じ込めQ&A集
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書
2013/9/2 原薬・中間体製造プロセスにおける課題と対策
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/31 在宅でのCDTM(共同薬物治療管理)の実践と薬局・薬剤師の次世代モデル
2013/5/30 新薬開発にむけた臨床試験(第I~III相臨床試験)での適切な投与量設定と有効性/安全性評価
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/3/27 医薬品・食品包装の設計と規制・規格動向 - 品質・安全・使用性向上のために -
2013/2/27 リスクマネジメント・CAPA(是正措置・予防措置)導入手引書
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書
2013/1/28 造粒・打錠プロセスにおけるトラブル対策とスケールアップの進め方
2012/3/29 治験中 / 市販後における3極安全性情報の収集・報告・評価実務と相違