技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

GMP製造指図記録書の作成と製造記録の記入 (どこまで記載するか、どうレビューするか) 入門講座

GMP初級者や直接GMPに携わっていない人のための

GMP製造指図記録書の作成と製造記録の記入 (どこまで記載するか、どうレビューするか) 入門講座

~作業者が使いやすく時間を要さないシンプルな指図記録書とは? 紙ベースのデータインテグリティ指摘の防ぎ方とは?~
東京都 開催 会場・オンライン 開催

開催日

  • 2020年6月29日(月) 10時30分 16時30分

修得知識

  • GMP文書の基礎
  • GMP製造指図書の作成方法
  • GMP基準書・手順書の作成方法
  • GMP記録書の記載方法
  • 紙ベースのデータインテグリティ指摘の防ぎ方

プログラム

 GMPでは、規定された多数の文書・記録の作成保管が義務付けられている。それらには、完全性が求められ、悪意の有無を問わず改竄を疑われないものでなければならない。最近、製薬業界等で、改竄の発覚により行政処分を受けたり、会社の信頼を損なった案件が散見される。GMPにおいては、記録が製品品質の基本であり、記録方法を知らなかった、勘違いしていたでは済まされないのである。
 近年、規制当局は、不正製造の悪例を踏まえ、「無通告査察」、「Data Integrity (データの完全性) 」により、製造所の日常的な適正管理をチェックしている。そのことは、改正準備中のGMP省令にも盛り込まれる見込みである。
 GMPの求めていること、GMP文書・記録作成の基本をしっかり身に付けたい。

  1. GMP文書管理の基本とは
    1. GMPの三原則
    2. 文書体系
      • 文書識別
      • 最新版管理
      • 配付先管理
    3. 文書管理責任者
    4. 文書の保管
  2. PIC/S GMPガイドにおけるGMP文書
    1. 必要な文書・記録の種類
    2. 文書記録の要件
  3. Data Integrity (データ完全性)
    1. 規制の世界動向
    2. ALCOAの原則
    3. PIC/Sのデータインテグリティガイダンス (ドラフト)
      • 紙ベースシステムにおけるデータインテグリティ
    4. 記録の改竄、隠蔽の悪例
    5. 結局、何をどう守るのか (身近な事例で考える)
    6. GMP省令改正
    7. 改正GMP省令におけるData Integrity (データ完全性)
  4. 作成すべきGMP文書
    1. 製品標準書
      • 記載すべき事項
      • 製造指図記録書様式 (版の管理)
    2. 基準書類
      • 三大基準書
      • その他基準書類
  5. GMP製造指図書の作成
    1. 指図書の記載事項
    2. 指図記録書
    3. 見やすい製造指図書とは
  6. 手順書 (SOP) の作成
    1. 手順書は誰が作成し承認するのか
    2. 手順書改訂時の留意点
    3. ビジュアル化
    4. 手順書の例 (外観目視検査)
    5. 悪い手順書の例
    6. ヒューマンエラー対策 (モラル対策)
  7. GMP記録書の作成
    1. 記入方法
    2. 記載内容不備の際の修正方法
    3. 印鑑,サインの登録
    4. 正しい記録方法の教育
    5. ログブックとは
  8. GMP適合性調査
    1. 行政 (都道府県) による文書・記録確認手順
    2. PMDAによる指摘事項例
    • 質疑応答・名刺交換

講師

会場

大田区産業プラザ PiO

6F D会議室

東京都 大田区 南蒲田1-20-20
大田区産業プラザ PiOの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,500円 (税別) / 52,250円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 47,500円(税別) / 52,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。

テレワーク応援キャンペーン(1名受講) (Live配信 / Webセミナー受講限定)

  • 1名申込みの場合:受講料 30400円(税別) / 33,440円(税込)
  • 1名様でLive配信/WEBセミナーを受講する場合、上記特別価格になります。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/10/9 新規モダリティの事業価値評価とGO/No-go意思決定のポイント オンライン
2024/10/9 ペプチド医薬品における品質評価・不純物分析の留意点・事例 オンライン
2024/10/10 ラボと製造におけるデータインテグリティとCSV基礎から実践まで 東京都 会場・オンライン
2024/10/10 油脂の界面化学をふまえたオイルゲルの物性制御と製品トラブル対策 東京都 会場
2024/10/10 医薬品研究開発におけるポートフォリオマネジメント 東京都 会場・オンライン
2024/10/10 データインテグリティの具体的な手順書作成セミナー オンライン
2024/10/11 Excelを使った医薬品売上予測 オンライン
2024/10/11 教育訓練の実効性評価の具体的な方法/逸脱対策 オンライン
2024/10/11 変革・イノベーションを継続する組織・デジタル人材づくりのポイント オンライン
2024/10/11 費用対効果評価 (日本版HTA) の基礎と実践 オンライン
2024/10/15 GMP文書、記録のデータインテグリティ対応 オンライン
2024/10/15 医薬品企業における英文契約書読み方基礎講座 オンライン
2024/10/15 GMP管理ではない (non-GMP) 原材料供給業者における特有の製造・品質管理の要求事項と監査 (書面・実地) ポイント・事例 オンライン
2024/10/16 審査・調査での照会を少なくするためのCMC申請資料の適切な作成と照会事項/再照会低減 オンライン
2024/10/16 医薬品包装工程におけるバリデーションの基礎とクオリフィケーション & PV実施の考え方 オンライン
2024/10/16 バイオシミラーの診療報酬評価と開発、普及への取り組み オンライン
2024/10/17 GMP/QMS/GCTP適合のためのCSVとデータインテグリティ対応の実務/スプレッドシートとクラウドのバリデーション実務と運用 オンライン
2024/10/17 医薬品製造における異常・逸脱管理とインシデンツ対応 オンライン
2024/10/17 GMP/QMS/GCTP適合のためのCSVとデータインテグリティ対応の実務 オンライン
2024/10/17 再生医療等製品のGCTP対応の基礎をふまえた適格性評価およびバリデーションのポイント オンライン