技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

PVA (ポリビニルアルコール) の基礎と高機能化

PVA (ポリビニルアルコール) の基礎と高機能化

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2020年2月25日(火) 13時00分16時00分

受講対象者

  • ポリビニルアルコール系の材料を取り扱っている方
  • 研究開発に携わって数年の若手技術者や新人の方

修得知識

  • ポリビニルアルコール系材料の基礎知識
  • ポリビニルアルコール系材料を用いた機能性材料の最前線

プログラム

 ポリビニルアルコール (PVA) は、世界で年間500万トン生産される高分子であり、食品包装フィルムや化粧品、洗濯のりなど身の回りの様々な場面で利用されている。応用分野の拡張の為、PVAの性質を制御する機能化が注目されている。これまでPVAはその安定な構造から、機能化が難しく、多段階の有機反応や紫外線処理などが必要であった。近年、優れた重合方法や有機反応の台頭により、一次構造を制御したPVAの合成や、簡便なPVAの機能化が行えるようになってきている。その結果、センサーや薬物キャリア、アクチュエーター、抗菌フィルムなど新しいPVA材料が報告されている。講演者はこれまでにPVAやエチレン – ビニルアルコール共重合体に温度やpHなどの外部環境を認識する能力を付与することで、高機能化フィルムや粒子、ゲル材料、ナノファイバーなどを開発してきた。
 本セミナーでは、PVAの基礎から最新の重合方法、機能性PVAの最前線などを紹介し、PVAに関する様々な知識を習得していただく。

  1. PVAの基礎
  2. PVAの重合方法
  3. PVAの物理化学的な性質の評価方法
  4. PVAの機能化
    1. 有機反応、重合を用いた機能化
    2. 複合材料による機能化
  5. 高機能化PVAの最前線
    1. デバイスとしての応用
    2. バイオマテリアルとしての応用
    3. その他の応用
    • 質疑応答

会場

江東区産業会館

第1会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/8/29 高分子合成・重合反応のメカニズムと設計指針 オンライン
2025/8/29 何方でも理解できる発泡プラスチックの基礎 オンライン
2025/8/29 高分子材料の誘電・絶縁特性の基礎、絶縁劣化・破壊メカニズムとその対策 オンライン
2025/8/29 シリコーン製品の基礎と用途・取り扱いのポイント オンライン
2025/8/29 ポリマーブレンド・アロイの基礎と評価方法 オンライン
2025/8/29 セルロースナノファイバーの複合化技術と計算科学を用いた構造解析 オンライン
2025/9/2 製品設計に役立つゴム材料の勘所と最適設計手法 東京都 会場・オンライン
2025/9/3 可塑剤・フタル酸エステルを取り巻く国内外の規制・市場動向と今後の課題 オンライン
2025/9/4 プラスチック、フィルム分野における「伸長流動」の考え方、その測定法と応用 オンライン
2025/9/5 高分子材料へのフィラーのコンパウンド技術およびナノコンポジット化技術、その特性・分散性制御と機能性付与 オンライン
2025/9/5 押出機内の樹脂挙動および混練の基礎と最適化 オンライン
2025/9/5 廃プラスチックのリサイクル関連技術における最新動向 オンライン
2025/9/5 摩擦振動・異音の入門講座 オンライン
2025/9/8 プラスチック発泡体の気泡構造制御と成形条件最適化、トラブル対策 オンライン
2025/9/8 高分子製品・フィルムの劣化と寿命解析 オンライン
2025/9/8 高分子複合材料の力学特性評価と耐衝撃性改善 オンライン
2025/9/8 ポリイミドフィルムの特性、技術動向と加工、応用 オンライン
2025/9/9 二酸化炭素を原料とする有用有機化合物製造技術の研究開発動向と展望 オンライン
2025/9/9 高分子合成・重合反応のメカニズムと設計指針 オンライン
2025/9/9 エポキシ樹脂の配合設計と硬化剤の選び方、使い方 オンライン

関連する出版物