技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医薬品の開発、販売活動にむけた医療ビッグデータ/リアルワールドデータ (RWD) 解析

医薬品の開発、販売活動にむけた医療ビッグデータ/リアルワールドデータ (RWD) 解析

~実践編~
東京都 開催 会場 開催 PC実習付き

開催日

  • 2019年11月27日(水) 10時30分 16時30分

修得知識

  • 日本の医療ビッグデータやリアルワールドデータRWDの全体像やトレンド
  • 医療データ先進国の状況と日本における課題
  • 医療に関するオープンデータの概要
  • それぞれの医療情報データベースの特徴や活用事例
  • 複数のデータベースを統合した解析例と注意点
  • 自身のもつリサーチクエスチョンの回答を見つけるための道筋
  • 医療ビッグデータの利活用にあたっての課題や必要なリソース、データサイエンス技術

プログラム

 日本では国民皆保険制度の下レセプト情報を中心にその利活用が進んでいる。
 個々のデータベースは有益な情報を与えてくれるが、それぞれに情報の粒度やカバレッジは限定的である。したがって各種のリサーチクエスチョンに対して回答を導き出すためには、それらの情報を統合するモデリングやデータサイエンスが鍵となる。
 本講座では、既にサイエンス&テクノロジーのセミナー他で医療ビッグデータ/リアルワールドデータのセミナーに参加され、各データの概要、特徴などについての基本的な知識を有されている方、医療データの解析の実務に携わっている方、解析結果に基づいた戦略立案をされている方などを対象に、RWDの解析に関する理解を深めることを目指しています。セミナーの中で実際のデータを用いた解析を体感していただきながら、データの活用法、モデリング、解析における課題などについて実践的に学んでいきます。

  1. 日本の医療ビッグデータとリアルワールドデータRWD
    • 医療ビッグデータ、 RWD (リアルワールドデータ) とは?
    • 医療情報データの集積状況と課題
    • ナショナルデータベースNDBと政府統計 (オープンデータ)
    • DPCオープンデータ、その他政府統計
  2. 実データを使っての演習
  3. RWDを活用した医薬品マネジメント
    • 医薬品市場のモデル化とマーケティング
    • 医薬品開発、PMS、PCV (RMP) での活用
    • 解析事例の紹介
  4. RWDの利活用に向けて
    • 複数のデータベースからの情報の統合と解析プラットフォーム
    • 解析に必要なリソースと体制づくり
    • AIなど新技術がもたらす医療データの進化と課題
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 清水 央子
    東京大学 大学院 薬学系研究科 ファーマコビジネス・イノベーション教室
    特任准教授

会場

ビジョンセンター浜松町

4F Iルーム

東京都 港区 浜松町2-8-14 浜松町TSビル 4階,5階,6階 (受付6階)
ビジョンセンター浜松町の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,500円 (税別) / 52,250円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

受講にあたって

Excelが利用できるPCのご持参とインターネット接続・USBメモリ使用確認のお願い

 本セミナーでは、「実データを使っての演習」を行う箇所がございますので、Excelが使用できるパソコンをご持参ください。
 当日は一般に公開されているRWDなどを使用し、データの抽出・加工・解析までを体感して頂く予定のため、ご持参頂くPC環境について、下記条件をご確認ください。

1. インターネットへの接続

幾つかの有用と思われるオープンデータをご覧頂きつつ、演習に使用するデータを抽出頂く予定です。
会場にはWi-Fi環境がございます。
なお、セキュリティの関係で会場のWi-Fiを使用できない方は、Wi-Fiルーターをご持参ください。
ご用意が難しい場合は、当日USBメモリにてデータを提供致しますので予めお申し出ください
(お申込みの際、通信欄に「データUSBメモリを希望」とご記入ください)

2. USBメモリの使用

一部オープンデータ以外のデータを使用いたします。
それらについては当日USBメモリにてお渡しします。
なお、USBメモリは回収いたします (データの配布はいたしかねます)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 47,500円(税別) / 52,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/12/13 分析法バリデーションのための統計解析入門と分析能パラメータ計算法入門 東京都 オンライン
2024/12/13 現場の視点で考える効果的な洗浄バリデーションのポイントと継続的な検証 オンライン
2024/12/13 承認申請プロセスに関わるPMDA提出資料 (CTD/照会事項回答) 作成のポイント オンライン
2024/12/13 英文メディカルライティング基礎講座 オンライン
2024/12/13 改正GMP省令、PIC/S DIガイドをふまえたGMP文書・記録の再点検 (データ改竄、捏造、隠蔽防止のための工夫) オンライン
2024/12/13 分析法バリデーションの統計解析入門 オンライン
2024/12/13 ミトコンドリア医薬における開発・技術動向と実用化に向けた課題 オンライン
2024/12/13 造粒・打錠工程の基礎知識およびスケールアップ方法・トラブル対応 オンライン
2024/12/16 製薬用水の製造法・品質管理・バリデーション方法の基礎、査察事例を踏まえた考察 オンライン
2024/12/16 試験検査室管理におけるOOS/OOT対応とサンプリング実施のポイント オンライン
2024/12/16 医薬品承認申請書のコンプライアンスとグレー部分への対応 オンライン
2024/12/16 ペプチド医薬品の疾患別事例からみる市場性およびペプチドの合成・分析のポイント オンライン
2024/12/17 デスクトップで行う医薬品市場予測のスキルアップと精度向上 オンライン
2024/12/17 省力化・効率化で実践するCSVへのヒント オンライン
2024/12/17 医薬品製造現場におけるコスト削減と少人数体制のQC/QA業務効率化 オンライン
2024/12/17 LNP (脂質ナノ粒子) 製剤における品質評価/製剤設計・品質管理・製造プロセスとDDS技術・動向 オンライン
2024/12/17 GMPが空調設備に求める交叉汚染防止要件とその管理 オンライン
2024/12/17 無菌製剤・再生医療等製品の工場における査察対応とGMP改善業務 オンライン
2024/12/17 再生医療を含めた国際共同治験の進め方と各ステージ毎における対応手法 オンライン
2024/12/17 PV業務においてグローバルSOPとローカルSOPをどう棲み分け、整合性を図るか オンライン

関連する出版物

発行年月
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書
2013/1/28 造粒・打錠プロセスにおけるトラブル対策とスケールアップの進め方
2012/3/29 治験中 / 市販後における3極安全性情報の収集・報告・評価実務と相違
2012/3/13 超入門 GMP基礎セミナー
2012/3/5 育毛剤・発毛剤 技術開発実態分析調査報告書
2012/2/16 システムの適格性確認および回顧的バリデーションの具体的実施方法
2012/2/14 LIMS導入に関する導入の留意点セミナー
2012/2/9 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応のための「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2012/1/20 24年度診療報酬改定におけるDPC評価の全貌
2011/12/22 光学活性医薬品開発とキラルプロセス化学技術
2011/12/14 QCラボにおける厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応セミナー
2011/12/10 製薬大手5社 技術開発実態分析調査報告書
2011/11/7 eCTD申請 「-ここまで身近になったeCTD申請-」
2011/9/1 厚労省ER/ES指針対応実施の手引き
2011/8/29 グローバルスタンダード対応のためのCSV実施方法
2011/8/24 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応 "SOP作成"実践講座
2011/8/3 「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2011/7/10 抗癌剤 技術開発実態分析調査報告書
2011/7/5 分析機器やLIMSのバリデーションとER/ES指針