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駆動系潤滑油・添加剤の基礎と実用技術

駆動系潤滑油・添加剤の基礎と実用技術

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーは、潤滑油の中味や実用性能とその評価法、各種材料との適合性などについて解説し、潤滑油に関する実用的な知識を吸収していただけるよう構成しています。

開催日

  • 2019年10月18日(金) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 潤滑油に関連する技術者、品質担当者、利用者
    • 潤滑油
    • グリース
    • 潤滑油添加剤
    • 合成潤滑油
    • 摩擦調整剤 など
  • 潤滑油が介在する材料・機器類を取り扱う方
  • 潤滑油で課題を抱えている方

修得知識

  • 潤滑油の構成と機能
  • 潤滑油への要求性能とその評価法
  • 潤滑油の劣化と各種材料への影響
  • 潤滑油および潤滑油添加剤の市場動向

プログラム

 近年の潤滑油は、その高性能化や多機能化の結果、内容がブラックボックス化する傾向にあり、限られた関係者にしか詳細を知る機会がないのが現状である。講師は47年間にわたり、潤滑油の研究開発、性能評価、製造、品質管理、製品企画、販売、市場調査、教育研修、規格制定、添加剤のマーケティングと技術サービス、機械メーカーとの折衝などを担当してきた。
 本セミナーは、これらの実体験を基に、駆動系潤滑油の中味や実用性能とその評価法、各種材料との適合性などについて解説し、潤滑油に関する実用的な知識を吸収していただくとともに、サプライチェーンの実態と将来展望につき理解を深めていただくために企画した。

  1. 駆動系潤滑油・添加剤の基礎
    1. 駆動系の種類・メカニズムと潤滑油
      • 駆動系の種類と用途
      • 駆動系のメカニズムとトライボロジー
    2. 駆動系潤滑油の構成要素とその働き
      • 駆動系潤滑油に用いられる基油の種類と特徴
      • 駆動系潤滑油に用いられる添加剤の種類と特徴
      • 潤滑油添加剤の作用機構と背反作用
  2. 駆動系潤滑油の実用技術
    1. 駆動系潤滑油の規格・分類と要求性能
      • 駆動系潤滑油の分類と規格
      • 分類ごとの駆動系潤滑油への要求性能
    2. 駆動系潤滑油の評価法と実用性能
      • 駆動系潤滑油の物性評価項目の意義と評価法
      • 駆動系潤滑油の性能評価項目の意義と評価法
      • 駆動系潤滑油の実用性能評価法と問題点
      • 駆動系潤滑油の摩擦特性評価法と問題点
      • 駆動系潤滑油の劣化メカニズムと評価法
    3. 駆動系潤滑油の配合設計と材料への影響
      • 駆動系潤滑油の添加剤処方のやりかた
      • 駆動系潤滑油処方と省燃費性の関係
      • 駆動系に用いられる材料の動向
      • 駆動系潤滑油処方の材料への影響
  3. 駆動系潤滑油の市場とサプライチェーン
    1. 駆動系潤滑油の市場
      • 自動車のグローバル市場
      • 駆動系潤滑油の市場
    2. 駆動系潤滑油のサプライチェーン
      • 自動車メーカーの工場充填油・純正油のサプライチェーン
      • 石油メーカー社品のサプライチェーン
      • アフターマーケット品のサプライチェーン
    3. 基油・添加剤のサプライチェーン
      • ベースオイルのサプライチェーン
      • パッケージ添加剤のサプライチェーン
      • コンポーネント添加剤のサプライチェーン
    4. サプライチェーンの将来展望
  4. 駆動系潤滑油の将来動向
    1. 自動車産業の今後の展望
      • 電動化の展望
      • 駆動系メカニズムの展望
    2. 潤滑油基油・添加剤の将来動向
      • 潤滑油基油の展望
      • 潤滑油添加剤の展望
  5. まとめ
    • 質疑応答

講師

会場

中央大学 駿河台記念館
東京都 千代田区 神田駿河台3丁目11−5
中央大学 駿河台記念館の地図

主催

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お問い合わせ

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受講料

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: 46,364円 (税別) / 51,000円 (税込)

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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,363円(税別) / 51,000円(税込)
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    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 139,089円(税別) / 153,000円(税込)
    • 4名様でお申し込みの場合 : 4名で 185,452円(税別) / 204,000円(税込)
    • 5名様でお申し込みの場合 : 5名で 231,815円(税別) / 255,000円(税込)
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