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抗菌・抗ウイルスの付与技術と性能評価、開発事例

抗菌・抗ウイルスの付与技術と性能評価、開発事例

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、抗菌・抗ウイルスについて基礎から解説し、各材料の抗菌・抗ウイルスのメカニズムから実際の試験法、製品化事例を解説いたします。

開催日

  • 2019年8月27日(火) 10時00分 17時15分

修得知識

  • 一価の銅化合物によるウイルス不活性化のメカニズム
  • ウイルスを「固着」させるための考え方
  • 機能を付与した不織布製品の評価手法と留意点

プログラム

第1部 銀ナノ粒子担持繊維の抗菌性能と抗ウイルス性能

(2019年8月27日 10:00〜11:30)

  1. 放射線還元法による繊維表面への銀ナノ粒子固定化法
  2. 放射線還元法による銀ナノ粒子担持繊維の材料学的評価
  3. 銀ナノ粒子担持繊維の抗菌性能評価
  4. 銀ナノ粒子担持繊維の抗ウイルス性能評価
  5. 銀ナノ粒子担持繊維の安全性評価
  6. まとめ
    • 質疑応答

第2部 固定化抗菌・抗ウィルス剤Etakの特性とその抗菌・抗ウイルス効果

(2019年8月27日 12:15〜13:45)

 固定化抗菌剤Etakは、現在様々な用途で使用されています。安全性も高くや抗菌性も高いという観点からも非常に汎用性が高いと考えています。

  1. .固定化抗菌・抗ウィルス剤Etakについて
  2. 抗菌効果について
  3. 抗インフルエンザ効果について
  4. 製品例
  5. インフルエンザウィルスについて
  6. 皮膚への固定化について
  7. 非エンベロープウィルスに対して
    • 質疑応答

第3部 消臭・抗菌・抗ウイルスなどの機能を持ったヘルスケア繊維の開発

(2019年8月27日 14:00〜15:30)

 産学連携により誕生した人工酵素とも呼べるヘルスケア繊維のご紹介。生体内の解毒に関わる酵素と同様のメカニズムで悪臭物質を分解する消臭機能からスタート。商品開発を進める中で、ニーズから研究へのフィードバックを繰り返しながら、新たな機能を見出し、さらに進化している。本講演では、ヘルスケア繊維の誕生とそれぞれの機能が連携し、どのような製品になってきたかを説明する。

  1. 消臭繊維「デオメタフィ」
    1. 酸化酵素の生体模倣 (バイオミメティック)
    2. 解毒メカニズムから生まれた消臭繊維
    3. 消臭繊維の特長と製品化
    4. ニオイのあるところにニーズあり
    5. 抗菌性の必要性とケミカルとの融合
    6. 安全な抗菌とは
    7. メディカル分野へ
  2. 高機能繊維「アレルキャッチャー」
    1. 抗アレルゲン機能
    2. 痒み鎮静繊維「アレルキャッチャーAD」
    3. 抗白癬菌機能
    4. メディカル分野での障壁
    5. 高機ヘルスケア繊維「アレルキャッチャー」
    6. マスクからの進化…更なる深化へ
    • 質疑応答

第4部 抗ウイルス材による固着・不活性化技術と応用製品の開発

(2019年8月27日 15:45〜17:15)

 現在の抗菌・抗ウイルス技術は、抗菌に関しては24時間での評価であり、抗ウイルス性能も 感染リスクを低減するには更なる改善が必要である。FDAの一部のデバイスではウイルスを5分で 99.99%以下にすることが要求されている。また、実際の現場では目に見えないウイルスとの戦い で有り、そのためにはウイルスを短時間で不活性化し、また、不活性以外にウイルスの拡散を 抑制するかが重要であり、このような観点から「CufitecR」の技術をPRポイントしたい。

  1. 株式会社 NBCメッシュテックの会社概要
  2. 抗ウイルス技術「CufitecR」の技術概要
    1. CufitecRに用いられる薬剤の抗ウイルス・抗菌性
      1. 銅化合物の抗菌・抗ウイルス性
      2. 一価銅化合物の特性
    2. 固着性およびウイルス不活性化メカニズム
      1. 不活性化メカニズム
      2. 様々なインフルエンザウイルスの不活性化
      3. インフルエンザウイルスに対する効果
      4. たんぱく質の抗ウイルス性への影響
      5. 抗菌性、安全性
  3. 「CufitecR」を応用した不織布製品展開
    1. マスク
    2. 防護服
    3. 拭き取りシート
    4. カウンタークロス
    5. 空気清浄機用フィルタ
    6. 浮遊ウイルスの評価
  4. 「CufitecR」を応用したシート・フィルムの製品展開
    1. 抗ウイルス材ナノ粒子充填樹脂の製品展開
    2. エアコン用ハニカムフィルタ
    3. 貼り付けテープ・熱収縮チューブ
    4. 抗ウイルス・抗菌性インキによる製品展開
    • 質疑応答

講師

  • 清野 智史
    大阪大学 大学院 工学研究科 ビジネスエンジニアリング専攻
    准教授
  • 二川 浩樹
    広島大学大学院 医歯薬保健学研究院  
    教授
  • 築城 寿長
    ダイワボウノイ 株式会社 機能材料研究開発室
    室長
  • 中山 鶴雄
    株式会社 NBCメッシュテック研究開発部
    取締役部長

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

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受講料

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: 60,000円 (税別) / 64,800円 (税込)
複数名
: 55,000円 (税別) / 59,400円 (税込)

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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
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