技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

発泡成形の基礎と微細発泡成形への応用動向

発泡成形の基礎と微細発泡成形への応用動向

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、発泡成形について実際の例を用いて、基礎から最新の動向までを解説いたします。

開催日

  • 2019年5月29日(水) 10時00分 16時30分

受講対象者

  • 材料メーカーの発泡用グレード開発担当
  • 成形メーカーの技術開発担当
  • 成形機メーカーの技術担当

修得知識

  • 発泡成形の利点の理解
  • 発泡成形に取り組むべきかどうかの判断基準
  • 成形機・成形材料・成形技術の動向

プログラム

 プラスチックの使用量を減らして軽量化する発泡成形は古くから使われてきた技術であるが、ここ数年は超臨界流体を用いた微細発泡成形が自動車分野で拡大している。近年、新しい物理発泡プロセスが提案されている。
 本講座では、MuCell及びMuCell以外の物理発泡成形技術を中心に、コアバック法を含め、発泡成形の基礎から最新の技術動向まで解説するとともに、実際の例をしめして解説する。

  1. 発泡プラスチックの基礎
    1. 発泡プラスチックの構造
    2. 身近にある多孔質体
    3. 発泡成形とは
  2. 発泡成形に用いる発泡剤
    1. 化学発泡剤
    2. マイクロカプセル型発泡剤
    3. 物理発泡剤
      1. 物理発泡剤のプラスチックに対する溶解度
    4. 超臨界流体
  3. 発泡成形の種類
    1. バッチ発泡
    2. ビーズ発泡
    3. プレス発泡
    4. 射出発泡
    5. 押出発泡
    6. 発泡ブロー
  4. 微細発泡成形とは ~開発の経緯とねらい~
  5. 微細射出発泡成形
    1. 微細射出発泡成形の原理
    2. 微細射出発泡成形の設備
    3. 微細射出発泡成形の制御
    4. 微細射出発泡成形のベネフィット
    5. 微細射出発泡成形で想定されるトラブルと対策
    6. 微細射出発泡成形品のスワールマーク改良技術
    7. 微細射出発泡成形の金型の設計
    8. 微細射出発泡成形の製品設計
  6. 新しい発泡プロセス技術
  7. コアバック発泡
    1. コアバック発泡の原理
    2. コアバック発泡の金型
    3. コアバック発泡のベネフィット
    4. コアバック発泡の制御
  8. 発泡に適した材料
    1. ナイロン系
    2. ポリプロピレン系
    • 質疑応答・名刺交換

講師

会場

東京流通センター

2F 第4会議室

東京都 大田区 平和島6-1-1
東京流通センターの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/3/25 摩擦・摩耗の基礎と試験・評価・解析法 オンライン
2025/3/25 高分子・ポリマー材料の重合、製造における研究実験から生産設備へのスケールアップ技術 オンライン
2025/3/25 プラスチック用添加剤の適切な選定と材料の劣化・変色対策 オンライン
2025/3/25 レオロジーの基礎と測定法 オンライン
2025/3/26 プラスチックの疲労破壊と耐久性評価技術 オンライン
2025/3/26 プラスチックの難燃化技術の基礎と技術動向 オンライン
2025/3/27 ポリウレタンの基礎知識および応用展開と高機能化技術 オンライン
2025/3/27 騒音対策 (吸音、遮音) の考え方と音響メタマテリアルの遮音特性 オンライン
2025/3/27 高分子の相溶性と相分離および結晶化の基礎 オンライン
2025/3/27 粘度の基礎と実用的粘度測定における留意点と結果の解釈 オンライン
2025/3/27 廃プラスチックのリサイクル最新動向 東京都 会場・オンライン
2025/3/28 高分子材料のレオロジー (粘弾性) の基礎と動的粘弾性測定 オンライン
2025/3/28 フェノール樹脂の基礎と応用のための組成物設計の実務知識 オンライン
2025/3/28 押出成形のトラブル対策 Q&A講座 オンライン
2025/3/28 光学樹脂における屈折率・複屈折の考え方とその測定・制御 オンライン
2025/3/28 固体高分子の破壊とタフニング オンライン
2025/3/28 チクソ性の基礎、制御、測定・評価と実用系への活用方法 オンライン
2025/3/28 フィルムの延伸・分子配向の基礎、過程現象の解明と構造形成、物性発現、評価方法 オンライン
2025/3/28 樹脂部品開発のためのCAE (Computer Aided Engineering) オンライン
2025/3/31 ケミカルリサイクル可能なポリマーの作製とその特性 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/7/29 サステナブルなプラスチックの技術と展望
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/17 世界のリサイクルPET 最新業界レポート
2024/6/28 ハイドロゲルの特性と作製および医療材料への応用
2024/5/30 PETボトルの最新リサイクル技術動向
2024/2/29 プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術
2023/10/31 エポキシ樹脂の配合設計と高機能化
2023/7/31 熱可塑性エラストマーの特性と選定技術
2023/7/14 リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組
2023/3/31 バイオマス材料の開発と応用
2023/1/31 液晶ポリマー (LCP) の物性と成形技術および高性能化
2023/1/6 バイオプラスチックの高機能化
2022/10/20 発泡成形・中空成形・圧空成形の量産実施に向けての準備と、環境負荷低減の具体的な手段の解説
2022/10/5 世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート
2022/8/31 ポリイミドの高機能設計と応用技術
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発
2022/5/31 樹脂/フィラー複合材料の界面制御と評価
2022/5/30 世界のバイオプラスチック・微生物ポリマー 最新業界レポート
2021/12/24 動的粘弾性測定とそのデータ解釈事例