技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

全固体電池の電解質/電極の界面現象理解と制御による高出力化

全固体電池の電解質/電極の界面現象理解と制御による高出力化

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2019年5月29日(水) 13時00分 16時30分

修得知識

  • 全固体電池に関する基礎知識
  • 全固体電池、特に電解質と電極界面を研究するための薄膜合成技術
  • 表面界面評価技術を活用した界面科学の基礎知識と方法論
  • 薄膜型全固体電池の作製
  • 薄膜型全固体電池の電気化学評価
  • 薄膜型全固体電池の構造解析例

プログラム

 固体電解質を利用した全固体電池の開発が進められている。全固体電池と液系電池の大きな違いは、リチウムイオンが電解質と電極の固体/固体界面を移動することであり、全固体電池の実用化のためには電解質/電極界面の抵抗低減が急務となっている。電解質/電極界面のイオン伝導特性は、電解質と電極の材料の組み合わせだけでなく、その界面の形成プロセスに強く依存する。高いイオン伝導特性を示す界面構造ならびに全固体電池の開発設計指針について解説する。

  1. 全固体電池の基礎
    1. リチウムイオン電池に関する基礎知識
    2. 全固体電池に関する基礎知識と実用化への課題
  2. 固体電解質/電極の界面研究
    1. 界面研究の方法論
    2. 薄膜合成技術と真空技術
    3. 電池材料の薄膜作製とその評価
    4. 全固体薄膜電池の作製
    5. 固体電解質/電極界面のイオン伝導特性
  3. 固体電解質/電極界面の構造評価
    1. 透過電子顕微鏡を用いた界面構造評価
    2. X線回折を用いた界面構造評価
    3. 全固体電池の開発設計指針
  4. 高電位正極を用いた全固体電池
    1. 電解質/電極界面におけるリチウムイオンの拡散現象
    2. 低抵抗界面の形成と高速充放電
    3. 界面アニール処理とその効果
    • 質疑応答・名刺交換

講師

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第3講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 41,040円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 21,600円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 20,000円(税別) / 21,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,040円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/4/24 リチウムイオン電池のウェットプロセスとドライプロセス オンライン
2024/4/25 燃料電池・水電解の基本を電気化学の基礎から学ぶ1日速習セミナー オンライン
2024/4/25 固体酸化物形電解セルの基礎と特徴、及び可逆型の開発 オンライン
2024/5/8 高分子の接着性改善と表面処理、界面の構造評価技術 オンライン
2024/5/10 材料化学から見た「全固体電池」の課題とその解決に向けた最新研究開発動向 東京都 会場・オンライン
2024/5/17 入門 インピーダンス測定法とリチウムイオン電池への応用 オンライン
2024/5/21 表面・界面分析手法の基礎と実務への活用 オンライン
2024/5/27 燃料電池・水電解の基本および最新技術動向 オンライン
2024/5/28 車載電池・リチウムイオン電池の爆発・火災事故の傾向、 その安全性向上技術、過酷試験の進め方、規制対応 オンライン
2024/5/31 リチウムイオン電池電極スラリーの分散、混練技術とその最適化 オンライン
2024/6/19 電気化学測定の基礎と実験データの解釈のポイント オンライン
2024/6/20 燃料電池、アンモニア、水素を取り巻く最新動向と今後のビジネス・チャンス オンライン
2024/6/28 バッテリーマネジメント用リチウムイオン電池のインピーダンス測定の考え方 オンライン

関連する出版物

発行年月
2017/11/30 次世代電池用電極材料の高エネルギー密度、高出力化
2017/8/25 2017年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望
2017/5/25 EVに最適なバッテリーマネジメント技術と市場
2017/4/21 2017年版 蓄電池・キャパシタ市場の実態と将来展望
2017/2/28 全固体電池のイオン伝導性向上技術と材料、製造プロセスの開発
2017/2/24 2017年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望
2016/8/26 2016年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望
2016/2/26 2016年版 車載用・産業用蓄電池市場の実態と将来展望
2015/8/17 バッテリー関連技術〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2015/8/17 バッテリー関連技術〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2015/6/30 導電性フィラー、導電助剤の分散性向上、評価、応用
2015/6/26 2015年版 蓄電池・キャパシタ市場の実態と将来展望
2015/6/26 2015年版 民生機器用蓄電池市場の実態と将来展望
2015/5/29 2015年版 水素燃料市場・関連技術の実態と将来展望
2015/2/27 2015年版 車載用・産業用蓄電池市場の実態と将来展望
2015/1/30 2015年版 太陽光発電市場・技術の実態と将来展望
2014/12/19 2015年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望
2014/11/25 リチウムイオン電池〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/11/25 リチウムイオン電池〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/11/21 2015年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望