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中国自動車産業の将来予測、日本企業としての対応のポイント

2019年版

中国自動車産業の将来予測、日本企業としての対応のポイント

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2019年1月31日(木) 10時00分 17時00分

受講対象者

  • 中国自動車産業に進出予定の企業の経営者、企画担当者
  • 完成車メーカーや内燃機関部品/電動関連部品サプライヤ
  • 新興国での新規事業に関心のある流通事業者・商社・金融機関など

プログラム

第1部 中国の自動車市場、 特に電気自動車などの現状と今後の展望

(2019年1月31日 10:00〜11:15)

  1. 中国自動車市場の現状整理と今後の見通し
  2. EVに傾斜する自動車産業政策
  3. 自動車メーカーの取り込み
  4. ベンチャーキャピタルとEV新規参入
  5. AI研究の現状と新技術に関する消費者ニーズ
  6. 今後の展望
    • 質疑応答

第2部 中国における自動車・部品産業の現状と課題

(2019年1月31日 11:30〜12:45)

世界最大の自動車生産・販売国となった中国の自動車および自動車部品産業の現状と課題について、EV・自動運転等の次世代自動車産業、さらにはモビリティ・サービスを含めた最新の動向をレビューしながら解説する。

  • はじめに:激変する中国自動車産業
  1. 中国自動車産業概観
    1. 歴史
    2. 現状
    3. 政府の産業政策
  2. 自動車メーカーの戦略
    1. 外資系自動車メーカー
    2. 中国自動車メーカー
  3. 自動車部品企業の戦略
    1. 外資系自動車部品企業
    2. 中国自動車部品企業
  4. 次世代自動車産業の行方
    1. EV
    2. 自動運転
    3. モビリティ・サービス
      まとめ:今後の展望
    • 質疑応答

第3部 インフラ協調型の自動運転について

~自律型をとる日米欧と中国における自動運転の考え方や取り組みの違い~

(2019年1月31日 13:30〜14:45)

中国において自動車の先進技術への取り組みが進んでいる。特に自動運転などにおいては日米とは異なるアプローチをしており、その技術の概要を解説し比較する。

  1. 自動運転技術を中心とした自動車先進化技術の動向
    1. 開発の背景や経緯
    2. 自動運転で出来ること、その概要
    3. 各国の取り組み、実証実験
  2. 車載技術の動向
    1. 主な構成要素
      • センサ
      • カメラ
      • レーダー
      • アクチュエータなど
    2. LiDAR、ソフトウェア開発や画像処理について
    3. 車載時の留意点、ノイズなどの技術課題
    4. その他
  3. 中国が模索する「インフラ協調型の自動運転」
    1. 「自律型」と「インフラ協調型」との違い
    2. 車載電子機器や部材の市場性の違い、国外企業との提携
    3. 中国国内での研究開発や実証実験例
    4. 中国が目指す自動車の先進化技術とは
    • 質疑応答

第4部 中国での自動車および蓄電池に関する (環境・安全性) ち規制強化とその対応について

(2019年1月31日 15:00〜17:00)

中国における自動車および蓄電池や電子機器に関する規制の動向を紹介した上で、日本企業に対する影響の分析を行います。さらに現地メーカーとの調査情報に基づいた、日本企業の中国進出にあたってのポイントや課題解決のためのノウハウも解説します。

  1. 中国の自動車に関する法律や規格、試験検査の概要
    1. 強制製品認証 (CCC認証)
    2. CNCAP (NCAP の中国版)
    3. 自動車製品外部標識管理弁法
    4. 貨物自動輸入許可管理弁法つさ
    5. 機電製品輸入自動許可実施弁法
    6. 機電製品輸入管理弁法
    7. 自動車製品自動輸入許可証発行管理実施細則
    8. 中国国内での主な自動車関係の公的機関
      • 中国汽車技術研究中心 (CATARC)
      • 中国汽車工業協会 (CAAM)
    9. 新規化学物質環境管理弁法の自動車分野に関するポイント
    10. 危険化学品安全管理条例改定の自動車に関係する部分のポイント
    11. 中国燃費規制
      • 2020 年までに2010 年水準より約15%改善
      • EV、PHEVの普及促進策と「NEV規制」の動き
  2. 中国における電池の法規制
    1. 電池製品水銀含有量の制限に関する規定
    2. 輸出入電池製品水銀含有量の検査監督管理規定
    3. 蓄電池基準
    4. 電池の汚染防止技術政策
    • 質疑応答

講師

  • 廖 静南
    株式会社 現代文化研究所 市場情報戦略領域
    主任研究員
  • 中嶋 聖雄
    早稲田大学 アジア太平洋研究科
    准教授 / 自動車・部品産業研究所所長
  • クライソン トロンナムチャイ (Kraisorn Throngnumchai)
    日産自動車 株式会社 総合研究所 EVシステム研究所
    シニアリサーチエンジニア
  • 王 長君
    株式会社 NTTデータ経営研究所 社会環境戦略コンサルティングユニット
    シニアスペシャリスト

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

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