技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

製品品質照査/データ収集と報告書作成のポイント

製品品質照査/データ収集と報告書作成のポイント

~照査すべき事項とは / 各ポイントでの照査報告書の記載方法は / GMP省令改正で注目されるポイントとは~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2018年11月22日(木) 10時30分 16時30分

修得知識

  • 製品品質照査の目的
  • 照査すべき事項
  • 照査報告書の記載方法
  • 照査結果の品質改善への活用

プログラム

 2013年8月30日付、薬食監麻発0830第1号「医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理の基準に関する省令の取扱いについて」 により、「製品品質照査」が義務付けられることとなった。
 本講演では、「製品品質の照査報告書記載例」 (2013年度厚生労働科学研究費補助金事業 (地球規模保健課題推進研究事業) ) の事例を基に、製品品質照査の内容につき解説するが、PIC/S GMPガイドライン、GMP事例集を参照するとともに、関連情報を盛り込んだ内容とする。製品品質照査を実施することだけを目的にするのではなく、結果を製品の品質改善に活用することが重要である。
 なお、本年度中にGMP省令が改正される見込みであり、「製品品質照査」の重要性も増すものと思われる。

  1. GMP施行通知改正における「製品品質照査」導入の意味とその背景
    1. 照査とは
    2. 照査の目的
    3. 製品品質照査の法的根拠
    4. 製品品質照査の基本的な考え方と報告書記載例
  2. 製品品質照査の位置付けと実施手順
    1. マネジメントレビューにおける位置付け
    2. 実施方法
    3. 手順書
    4. GMP適合性調査対象としての製品品質照査報告書
  3. 原料及び資材の受入時における試験検査の結果の照査
    1. 原料及び資材の受入れについて
    2. 照査報告書例
    3. 供給者管理
  4. 重要な工程管理及び最終製品の品質管理の結果の照査
    1. 照査報告書例
    2. 統計手法の活用
  5. バリデーション実績
    1. 新バリデーション基準のポイント
    2. 照査報告書例
  6. 逸脱及び不適合
    1. 照査報告書例
    2. 是正措置及び予防措置 (CAPA)
  7. 工程又は分析方法に対し実施したすべての変更の照査
    1. 変更管理で達成すべき課題
    2. 照査報告書例
  8. 安定性モニタリングの結果及びすべての好ましくない傾向についての照査
    1. 安定性モニタリングの目的と留意点
    2. 照査報告書例
  9. 品質に関連するすべての返品、品質情報及び回収並びにその当時実施された原因究明、調査についての照査
    1. 返品
    2. 品質情報
    3. 回収
  10. 工程又は装置に対して実施された是正措置の適切性についての照査
    1. 是正措置とは?予防措置とは?
    2. 照査報告書例
  11. 関連する装置及びユーティリティーの適格性評価状況
    1. 照査報告書例
  12. 委託先に対する管理についての照査
    1. 委託先とは
    2. GDP
    3. 輸送ベリフィケーション
    4. 照査報告書例
  13. 製造販売承認関係についての照査
    1. 照査報告書例
    2. 承認書との整合
  14. GMP省令改正の動き

会場

江東区産業会館

第2会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 23,139円(税別) / 24,990円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 69,417円(税別) / 74,970円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/10/10 ラボと製造におけるデータインテグリティとCSV基礎から実践まで 東京都 会場・オンライン
2024/10/10 油脂の界面化学をふまえたオイルゲルの物性制御と製品トラブル対策 東京都 会場
2024/10/10 医薬品研究開発におけるポートフォリオマネジメント 東京都 会場・オンライン
2024/10/10 データインテグリティの具体的な手順書作成セミナー オンライン
2024/10/11 Excelを使った医薬品売上予測 オンライン
2024/10/11 教育訓練の実効性評価の具体的な方法/逸脱対策 オンライン
2024/10/11 変革・イノベーションを継続する組織・デジタル人材づくりのポイント オンライン
2024/10/11 費用対効果評価 (日本版HTA) の基礎と実践 オンライン
2024/10/15 GMP文書、記録のデータインテグリティ対応 オンライン
2024/10/15 GMP管理ではない (non-GMP) 原材料供給業者における特有の製造・品質管理の要求事項と監査 (書面・実地) ポイント・事例 オンライン
2024/10/15 医薬品企業における英文契約書読み方基礎講座 オンライン
2024/10/16 審査・調査での照会を少なくするためのCMC申請資料の適切な作成と照会事項/再照会低減 オンライン
2024/10/16 医薬品包装工程におけるバリデーションの基礎とクオリフィケーション & PV実施の考え方 オンライン
2024/10/16 バイオシミラーの診療報酬評価と開発、普及への取り組み オンライン
2024/10/17 GMP/QMS/GCTP適合のためのCSVとデータインテグリティ対応の実務/スプレッドシートとクラウドのバリデーション実務と運用 オンライン
2024/10/17 医薬品製造における異常・逸脱管理とインシデンツ対応 オンライン
2024/10/17 GMP/QMS/GCTP適合のためのCSVとデータインテグリティ対応の実務 オンライン
2024/10/17 再生医療等製品のGCTP対応の基礎をふまえた適格性評価およびバリデーションのポイント オンライン
2024/10/17 医薬品品質リスクマネジメントセミナー オンライン
2024/10/18 環境モニタリングの測定時およびアラート・アクションレベル設定時の留意点 オンライン