技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

全固体二次電池の基礎と最新動向

全固体二次電池の基礎と最新動向

~固体電解質の粒界・界面の構造から分析・デザインまで~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、固体電解質の構造とイオン伝導性の関連性、固体間に発生する界面抵抗の制御方法について、徹底解説いたします。

開催日

  • 2018年8月30日(木) 12時30分 16時30分

受講対象者

  • 二次電池に関する研究・開発を始めた研究・製造部門の方
  • 二次電池への新規参入を検討されている企画部門の方
  • その他,二次電池や全固体電池について情報を集めたい方

プログラム

 自動車の電動化のキーデバイスである蓄電池は、従来リチウムイオン二次電池を使用してきました。ガソリン車を置き換えられるような電気自動車の実現には、高性能の蓄電池が欠かせませんが、現行のリチウムイオン二次電池は性能の限界に達しつつあり、次世代蓄電池の開発が急務となっています。その中の一つとして、昨今、固体電解質を用いた全固体電池の研究が活発化しています。しかし話題先行という感もあり、実情を的確に把握しなければなりません。
 本セミナーでは、全固体二次電池の開発を取り巻く現状と、全固体二次電池開発のキーポイントとなる固体電解質および電池内部の界面で生じる現象について基礎からわかりやすく解説します。

  1. LIB、 EVの展開
    1. 中国、ヨーロッパ、アメリカの動向
    2. 日本の動向
    3. 蓄電池の理想像
  2. ポストリチウムイオン二次電池と全固体二次電池
    1. ポストリチウムイオン二次電池と全固体二次電池への期待
    2. 全固体二次電池の構造と特徴
  3. 固体電解質の基礎
    1. 結晶欠陥
    2. 拡散とイオン伝導、イオン導電率
    3. 主なリチウムイオン伝導性固体電解質とその特徴
    4. 粒界、界面
      1. 空間電荷層
      2. 界面反応層
  4. 固体電解質の界面・表面の分析例
    1. 分析手法
    2. 電気化学的手法
    3. ナノ複合体を利用した分析
    4. 固体電解質の表面構造とイオン分布
  5. バルク型全固体二次電池の課題と取組み例
    1. 合剤電極内部の分極要因
    2. 活物質・電解質の界面形成
    3. 焼結プロセスを経ない電解質の粒界抵抗低減
  6. 国内外の研究動向と特徴
    1. 硫化物系固体電解質を用いた全固体電池
    2. 酸化物系固体電解質を用いた全固体電池
  7. まとめ
    • 質疑応答

会場

江東区文化センター

3F 第3研修室

東京都 江東区 東陽四丁目11-3
江東区文化センターの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 23,139円(税別) / 24,990円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 69,417円(税別) / 74,970円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/11/25 全固体電池における技術・研究開発の現状と今後の動向 オンライン
2024/11/27 PFASフリー燃料電池電解質膜の開発 オンライン
2024/12/5 燃料電池、水素、アンモニアの最新動向と今後のビジネスチャンス オンライン
2024/12/6 全固体電池における技術・研究開発の現状と今後の動向 オンライン
2024/12/10 リチウムイオン電池のウェットプロセスとドライプロセス オンライン
2024/12/11 導電性カーボンブラックの配合・分散技術と電池特性への影響 オンライン
2024/12/18 導電性カーボンブラックの配合・分散技術と電池特性への影響 オンライン
2024/12/19 全固体電池および固体電解質の研究動向と今後の課題・展望 オンライン
2024/12/20 導電性カーボンブラックの特性、選定、分散技術 オンライン
2024/12/23 固体酸化物形燃料電池の材料技術、セル作製と可逆動作セルの開発 オンライン
2025/1/9 燃料電池、水素・アンモニアエネルギーの最新動向と今後日本企業がとるべき事業戦略 オンライン
2025/1/10 導電性カーボンブラックの特性、選定、分散技術 オンライン
2025/1/15 電気化学反応と電極反応のメカニズム、電気化学測定法および電極・溶液界面の解析技術 オンライン
2025/1/21 固体酸化物形セルを用いた水素製造・利用技術の基礎と最新動向 オンライン
2025/1/21 全固体リチウム二次電池の最新動向と今後の展望 オンライン
2025/1/31 EV用リチウムイオン電池のリユース・リサイクル技術の動向と課題、今後の展望 オンライン
2025/2/4 全固体リチウム二次電池の最新動向と今後の展望 オンライン
2025/2/12 EV用リチウムイオン電池のリユース・リサイクル技術の動向と課題、今後の展望 オンライン
2025/3/26 有機系材料を用いたナトリウムイオン電池の特性と最新研究動向 オンライン

関連する出版物

発行年月
2014/4/15 自動車向け燃料電池〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/4/15 燃料電池車 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/4/15 燃料電池車 技術開発実態分析調査報告書
2014/4/15 自動車向け燃料電池〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/12/13 2014年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望
2013/9/27 リチウムイオン2次電池の革新技術と次世代2次電池の最新技術
2013/5/24 分散型電源導入系統の電力品質安定化技術
2013/5/17 2013年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望
2013/4/15 リチウムイオン電池 製品・材料・用途別トレンド 2013
2013/4/5 2013年版 キャパシタ市場・部材の実態と将来展望
2013/3/30 電池の充放電技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/3/30 電池の充放電技術 技術開発実態分析調査報告書
2012/11/9 2013年版 蓄電デバイス市場・部材の実態と将来展望
2012/9/3 2012年版 燃料電池市場・部材の実態と将来展望
2012/7/13 '13 一次電池・二次電池業界の実態と将来展望
2012/6/15 '12 電気自動車市場・技術の実態と将来展望
2012/5/11 '12 リチウムイオン電池業界の実態と将来展望
2012/5/1 リチウムイオン電池 技術開発実態分析調査報告書
2012/5/1 リチウムイオン電池 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2012/3/15 車載用電池 技術開発実態分析調査報告書