技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

発泡成形技術の基礎と発泡剤の使い方

発泡成形技術の基礎と発泡剤の使い方

~基礎から応用まで詳解~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、発泡成形技術について原料・反応条件・成形条件などの基礎的な項目から、製品開発・用途開発などの応用展開までの全般について解説いたします。
特に、応用分野では、高機能化対策、トラブル対策、新製品開発などの事例を中心に採り上げます。
また、発泡剤の使いこなし方として、発泡剤の選択、配合調整、使い方、高発泡・低発泡の問題点、実際の応用例などを解説いたします。
併せて、発泡成形技術に関連する技術動向、統計資料、法規制動向、規格動向などは最新版の情報を提示いたします。

開催日

  • 2018年6月27日(水) 10時30分 16時00分

受講対象者

  • 発泡成形研究開発者・製造技術者
  • 用途開発担当者
  • 発泡成形用原材料開発技術者
  • 発泡成形品物性研究者など

修得知識

  • 発泡成形技術
  • 発泡体の特徴
  • 発泡理論
  • 物性論
  • 気泡微細化
  • 難燃化対策
  • 用途展開
  • 成形トラブル対策
  • 化学物質の管理
  • 環境・労働安全衛生問題対策
  • 法規制動向
  • 新規格動向

プログラム

 発泡成形技術は経験的な要素が大きく支配しておりますが、今回のセミナーではそれらの支配要因を出来るだけ体系的に解説致します。特に、従来のセミナーとは切り口を変えて、発泡成形技術について原料・反応条件・成形条件などの基本的な面から、製品開発・用途開発などの応用展開に到るまでの全般について解説致します。特に、応用分野では、高機能化対策、トラブル対策、新製品開発などの事例を中心に採り上げます。また、発泡剤の使い熟し方として、発泡剤の選択、配合調整、使い方、高発泡・低発泡の問題点、実際の応用例などを解説します。併せて、発泡成形技術に関連する技術動向、統計資料、法規制動向、規格動向などは最新版の情報を提示致します。
 発泡成形技術を担当している研究者・技術者・製造担当者の皆様 (メーカーの皆様) 、発泡プラスチックスを利用されている皆様 (ユーザーの皆様) など多くの方々のご参加を期待しております。

  1. 発泡成形技術の概要
    1. 発泡成形技術のキーポイント
    2. 発泡成形技術の分類
    3. 発泡成形技術の理論的考察
    4. 発泡体の物性論
    5. 試験方法
      • 製品規格
      • 性能試験方法
  2. 発泡剤の使い方 (使い熟し方)
    1. 発泡剤の分類
    2. 熱分解型発泡剤及び応用例
    3. 揮発型発泡剤 (物理的発泡剤) 及び応用例
    4. その他の発泡剤及び応用例
    5. 発泡剤使用時の課題と対策 (取扱時の注意事項)
  3. 発泡成形技術 (各論)
    1. 発泡成形の概論 (需要動向など)
    2. ポリウレタン系フォームの発泡成形技術
      • PUR
      • PIR
    3. ポリスチレン系フォームの発泡成形技術
      • BPS
      • XPS
      • PSP
    4. ポリオレフィン系フォームの発泡成形技術
      • PE
      • PP
      • EVAなど
    5. ホルムアルデヒド架橋系フォームの発泡成形技術
      • PF
      • MFなど
    6. その他のフォームの発泡成形技術
      • マイクロセルラー
      • ゴム系など
  4. 高機能化対策 (品質向上・信頼性向上対策など)
    1. 気泡の微細化対策
    2. 難燃化対策 (燃焼現象の解析)
    3. 耐久性向上対策 (劣化機構の解析)
    4. 機械的強度の向上対策
    5. その他の対策
  5. 成形トラブル対策
    1. トラブル対策の共通点
      • 前提条件
      • 因果関係
      • ブラックボックスの対応など
    2. 溶融発泡成形法のトラブル対策例
    3. 固相発泡成形法のトラブル対策例
    4. 注型発泡成形法のトラブル対策例
    5. その他各成形法共通のトラブル対策例
      • 製品不良
      • 寸法不良対策など
  6. 発泡成形技術の最新技術動向
    1. 技術的課題とその対応
      • 耐熱性
      • 断熱性
      • 発泡剤対策など
    2. 法規制動向とその対応
    3. 新製品開発動向
    4. その他の動向
      • コンファレンス
      • 関係文献紹介など
  7. 質疑応答

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 第2研修室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 23,139円(税別) / 24,990円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 69,417円(税別) / 74,970円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/8 高分子の接着性改善と表面処理、界面の構造評価技術 オンライン
2024/5/9 高分子材料 (樹脂・ゴム材料) における変色劣化の機構とその防止技術 オンライン
2024/5/10 熱分析の基礎と測定・解析技術 オンライン
2024/5/10 熱分析による高分子材料 (プラスチック・ゴム・複合材料) の測定・解析の基礎とノウハウ オンライン
2024/5/10 高分子材料の粘弾性の基礎と応力/ひずみの発生メカニズムとその制御・評価技術 オンライン
2024/5/13 高分子材料のトライボロジー: トライボロジーの基礎から摩耗・摩擦低減技術の手法と特徴まで オンライン
2024/5/14 ポリマーアロイの基本、構造・物性および新規ポリマーアロイの材料設計の必須 & 実践知識 オンライン
2024/5/14 ブリードアウトの発生メカニズムと制御、測定法 オンライン
2024/5/14 熱可塑性エラストマー (TPE) の基礎と生分解性TPEの開発 オンライン
2024/5/15 高分子の結晶化、結晶高次構造の制御、分析解析、その応用 オンライン
2024/5/15 ヒートシールのくっつくメカニズムと不具合対策、品質評価 オンライン
2024/5/15 UV硬化樹脂における硬化不良対策と硬化状態の測定・評価 オンライン
2024/5/16 二軸押出機による混練技術とプロセス最適化 オンライン
2024/5/16 高分子材料における添加剤の基礎知識と分析法、変色の特徴と分析技術 オンライン
2024/5/17 高分子材料のトライボロジー: トライボロジーの基礎から摩耗・摩擦低減技術の手法と特徴まで オンライン
2024/5/20 廃プラスチックの最新リサイクル技術の動向 オンライン
2024/5/20 導電性高分子の基礎と最新の研究動向・応用 オンライン
2024/5/21 高分子材料のモノマー化、解重合反応とケミカルリサイクルの動向 オンライン
2024/5/21 摩擦振動と異音の発生メカニズムと抑制・対処方法 オンライン
2024/5/22 ポリフェニレンサルファイド (PPS) 樹脂の基礎と応用技術の総合知識 オンライン

関連する出版物