技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

インピーダンス測定の基礎とリチウムイオン電池解析への活用

インピーダンス測定の基礎とリチウムイオン電池解析への活用

~電気化学インピーダンス法の基礎、スペクトルの取り扱い、電極構造・電極反応の評価~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、交流信号解析・インピーダンス測定について基礎から電池解析の応用まで、わかりやすく解説いたします。

開催日

  • 2018年6月27日(水) 12時30分16時30分

修得知識

  • 交流信号解析の基礎
  • 電気化学インピーダンス法の基礎
  • 電気化学インピーダンススペクトルの取り扱い
  • 電気化学インピーダンス法のリチウムイオン二次電池への応用

プログラム

 電気化学インピーダンス法は、交流電位もしくは交流電流信号を用いることで、電極構造や電極反応を詳細に評価することができる手法です。電気化学インピーダンスでは、インピーダンスの時定数を分離することができるため、電極構造や電極特性を非破壊にて調べることができます。このため、電池・センサ・腐食防食など様々な分野で応用されています。
 本セミナーでは、交流信号解析の基礎から、リチウムイオン二次電池の解析への活用までを扱います。「電気化学インピーダンスを使うと電池材料特性の何がわかるのか?」という視点から基礎および最近の研究の状況や話題を解説いたします。

  1. 電気化学インピーダンス法の基礎
    1. 電気化学インピーダンス法の定義
    2. 電気化学インピーダンス法を理解するための数学 (複素平面)
    3. 電気化学反応と電気化学インピーダンスの関係
    4. 測定に用いられる電極、電気化学セル
    5. 測定装置
      • ポテンシオスタット
      • FRA
  2. 電気化学インピーダンススペクトルの取り扱い
    1. 回路素子 (抵抗・コンデンサ・コイル) を用いた電気化学インピーダンススペクトルの解釈
    2. 抵抗のインピーダンススペクトル
    3. コンデンサのインピーダンススペクトル
    4. コイルのインピーダンススペクトル
    5. インピーダンスの合成
    6. CPEを含む等価回路
    7. 拡散のインピーダンス
    8. 等価回路の組み方
  3. リチウムイオン二次電池への応用
    1. リチウムイオン二次電池へ電気化学インピーダンス法を適用すると何がわかるのか
    2. リチウムイオン二次電池の典型的なスペクトル
    3. 等価回路による解釈の例
    4. 最新の研究動向
    5. 参照極を導入した正・負極分離解析
    • 質疑応答

会場

江東区文化センター

3F 第4研修室

東京都 江東区 東陽四丁目11-3
江東区文化センターの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 23,139円(税別) / 24,990円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 69,417円(税別) / 74,970円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/7/16 廃リチウムイオン二次電池の失活とリサイクル オンライン
2025/7/16 リチウムイオン電池材料・電池の開発ポイント オンライン
2025/7/18 汎用リチウムイオン二次電池の特性評価、劣化・寿命診断 オンライン
2025/7/22 全固体電池の基礎と開発事例 オンライン
2025/7/23 リチウムイオン蓄電池最適管理のための残量・劣化推定技術解説 オンライン
2025/7/23 全固体電池の基礎と開発事例 オンライン
2025/7/24 宇宙太陽光発電の実用化に向けた最新の国内外研究開発動向と残された課題 東京都 会場・オンライン
2025/7/25 定置用蓄電池システムの市場動向、開発例と寿命予測 オンライン
2025/7/25 リチウムイオン電池用セパレータの基礎と技術展望 オンライン
2025/7/25 日揮グループが挑む水素・アンモニア製造技術開発とサプライチェーン構築の最前線 東京都 会場・オンライン
2025/7/28 フッ化物イオン電池の基礎と課題、最新動向 オンライン
2025/7/29 リチウムイオン電池用セパレータの基礎と技術展望 オンライン
2025/7/29 固体酸化物セル (SOFC/SOEC) の基礎・課題・最新動向 オンライン
2025/7/29 レドックスフロー電池の基礎と開発動向および定置型蓄電池応用実証の取り組み オンライン
2025/7/29 水素エネルギー市場の最新動向と主要国の水素戦略・巨大プロジェクト オンライン
2025/7/30 SMR開発・社会実装における課題と解決の方向性 東京都 会場・オンライン
2025/7/30 熱力学・電気化学・金属材料学とめっき膜観察・分析方法 オンライン
2025/7/30 粒子コーティングの最前線 オンライン
2025/7/30 水素エネルギーとモビリティ オンライン
2025/7/31 アンモニア活用に関する技術開発動向 オンライン

関連する出版物

発行年月
2025/4/28 電池の充放電技術〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/4/28 電池の充放電技術〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2024/6/24 EV用リチウムイオン電池のリユース&リサイクル
2024/6/19 半導体・磁性体・電池の固/固界面制御と接合・積層技術
2024/2/25 2024年版 水素エネルギー市場の実態と将来展望
2024/1/26 2024年版 太陽光発電市場・技術の実態と将来展望
2023/11/30 EV用電池の安全性向上、高容量化と劣化抑制技術
2023/11/29 リチウムイオン電池の拡大、材料とプロセスの変遷 2023 [書籍 + PDF版]
2023/11/29 リチウムイオン電池の拡大、材料とプロセスの変遷 2023
2023/11/24 2024年版 脱炭素エネルギー市場・技術と将来展望
2023/9/8 2024年版 スマートエネルギー市場の実態と将来展望
2023/6/14 車載用リチウムイオン電池リサイクル : 技術・ビジネス・法制度
2023/6/9 2023年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望
2023/5/31 アンモニアの低温・低圧合成と新しい利用技術
2023/4/6 電池の回収・リユース・リサイクルの動向およびそのための評価・診断・認証
2023/3/10 2023年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望
2023/2/28 リチウムイオン電池の長期安定利用に向けたマネジメント技術
2023/2/17 2023年版 水素エネルギーの市場予測と将来展望
2023/1/20 2023年版 太陽光発電市場・技術の実態と将来展望
2022/11/21 海洋エネルギーの活用技術 (CD-ROM版)