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EV/PHVのPCU (パワーコントロールユニット) と自動車用パワーエレクトロニクス技術動向

EV/PHVのPCU (パワーコントロールユニット) と自動車用パワーエレクトロニクス技術動向

~PCU、インバータ、DC/DCコンバータ~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、電気自動車において電力変換を担い、電費に直接影響を与えるPCU (パワーコントロールユニット) の役割、構成、小型化・高出力化に向けた技術動向やPCUを構成するインバータ、コンバータ等の自動車用パワーエレクトロニクス技術動向等を解説いたします。

開催日

  • 2018年5月25日(金) 13時00分16時30分

修得知識

  • PCUの基礎
  • 自動車用パワーエレクトロニクスの特異性
  • モータ制御の基礎
  • DC/DCコンバータの原理

プログラム

 英仏が2040年からディーゼル車とガソリン車を販売禁止することを決め、中国政府も同様の措置を検討している等、世界的に電気自動車の普及機運が盛り上がっている。それに伴い、電気自動車の研究開発が活性化している。パワーコントロールユニット (PCU) はインバータやDCDCコンバータ等で構成され、電動車両における電力の変換を行い、電費に直接影響する、いわばエンジンに相当する最も重要なコンポーネントである。
 そうした状況を踏まえて、本セミナーでは、PCUの役割、構成、小型化・高出力化等に向けた技術動向やPCUの主要な技術であるインバータをはじめとする自動車用パワーエレクトロニクスの概要、技術動向を紹介する。電気自動車やハイブリッドカーに関連した研究開発に携わる技術者にとって一つの指針となるようなセミナーにすることを目標にしている。

  1. EV・HVの動向
    1. EV・HVをとりまく環境
    2. 生産動向
    3. PHV・FCVの出現
    4. 自動車用パワーエレクトロニクス
  2. EV・HVのパワートレーン
    1. EV・HVの構成
    2. ハイブリッドシステム
    3. PHVの概要
    4. FCVの概要
  3. PCU
    1. PCUの機能
    2. 電力変換回路
    3. インダクタンス
    4. キャパシタンス
    5. 各社のPCUの概要
  4. 自動車用インバータの技術
    1. インバータ回路
    2. 信頼性
    3. 損失と冷却
    4. インバータ制御
    5. EMC
  5. インバータによるモータ制御の技術
    1. PMモータの制御
    2. 弱め磁束制御
    3. 高効率制御
  6. 駆動モータの技術動向
    1. 可変界磁
    2. 巻線切り替え
    3. 小型化
  7. DCDCコンバータの技術
    1. 昇圧コンバータ
    2. 低圧用コンバータ
    3. インターリーブ
  8. PCUの冷却
    1. 発熱メカニズム
    2. 空冷と水冷
    3. 冷却構造
    4. 両面冷却デバイス
  9. パワーデバイス
    1. チップ
    2. FET
  10. 自動運転への対応
    1. 自動運転のレベル
    2. 運転支援システム
    3. PCUとしての対応
  11. 今後の動向と将来展望
    1. 48Vシステムの動向
    2. ワイドバンドギャップ半導体
    3. PHV
    • 質疑応答

講師

会場

Learning Square 新橋

4F セミナールーム4-BC

東京都 港区 新橋4-21-3 新橋東急ビル4F, 5F, 6F
Learning Square 新橋の地図

主催

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お問い合わせ

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受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 41,040円 (税込)
複数名
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  • 2名様以上でお申込みの場合、
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    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
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本セミナーは終了いたしました。

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